CyNotifier : インストール済みの脱獄アプリを自動でアップデート確認する [脱獄アプリ]

これまでは一度インストールした脱獄アプリは一度Cydiaを開きリフレッシュしてアップデートがないかどうかを確認していた。

しかしここで紹介するCyNotifierはそういったアップデートを自動で確認してくれる便利なTweakである。

 

※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。脱獄していないデバイスでは動作しません。脱獄や脱獄後に関しては以下のリンクを参考にして下さい。

脱獄Q&A : 脱獄(JailBreak)とは?よくある質問や脱獄後の質問など

 

CyNotifier

CyNotifier

CydiaからインストールしたTweakやテーマなどは開発者が定期的に更新していくが、これらはいつどのタイミングでアップデートするかは開発者などにしかわからないため、インストールした場合はCydiaを開き自分で新たな更新がないかリフレッシュ、更新していた。

 

しかしCyNotifierはそういったCydiaでインストールした脱獄アプリに新たな更新、アップデートがないかをバックグラウンドで自動更新確認または1タップで更新確認を行なうことが出来る。

 

CyNotifierでは以下のような特徴がある。

  • バックグラウンドでCydiaのアップデートをチェックし、ユーザーに通知します
  • 更新時間の設定が可能です(1時間から1日)
  • 除外リスト(パッケージやリポジトリ単位で設定可能)
  • 設定項目内から手動でチェックが可能です
  • Flipswitchに対応しており1タップで確認が可能です
  • 大量のデータを必要とせず、1つの更新に5~10KBの大きさを有し3GやLTEで安全に使用できます
  • バッテリ寿命を減少させることはありません。バッテリー使用量のテストを行いましたが変化はありません

 

任意の時間間隔でアップデートを自動でチェック

CyNotifier03

Enabled

設定アプリ内からCyNotifierの設定を変更することができ、Enabledでオンとオフの切り替えを行なうことが出来る。オンにしている場合は以下で説明する設定時間の間隔で自動でアップデートをチェックしてくれるようになる。オフにしている場合は自動でアップデートをチェックしない。

オンオフにかぎらず設定内にある「Update now」をタップするもしくはCyNotifierのFlipswitchをタップするとチェックしてくれる。

 

WiFi only

WiFi onlyではWiFi環境である場合のみ更新をチェックしてくれるというオプションである。このオプションを有効にしている場合、WiFi環境に入ったと同時に1回めの更新が行われるようになっている。その後は設定時間間隔ごとに更新を行なう。

 

Update/Reminder

Updateではアップデートをチェックしてくれる時間の間隔を設定することが出来る。設定できる間隔は1時間毎から1日毎で設定することができる。

Reminderは更新チェックがあった場合に通知してくれるがそれを更新せず放置していた場合など再度通知を行なってくれるというものであるようだ。これも何時間後に通知するかという設定を行えるようになっている。この設定は30分後、1時間後、2時間後、4時間後、8時間後、12時間後、1日後、2日後、無効、の中から設定を行える。

 

特定のTweakやリポジトリは除外する

CyNotifier04

アップデートのチェックを行いたくないパッケージ(Tweakなど)やリポジトリがある場合はExcludeの除外設定から指定することが出来る。Exclude Packagesからはパッケージを除外し、Exclude Reposではリポジトリを除外に設定することが出来る。

これを設定しておくことで設定したもの以外だけをチェックしてくれるようになる。もし全てのリポジトリを除外に設定した場合はCydiaにプリインストールされているデフォルトのリポジトリのみを更新するようになるようだ。

 

手動で簡単更新チェックも可能

CyNotifier05

Update now

CyNotifierは自動でアップデートを確認することができるTweakであるが、手動で1タップで確認する機能も備わっている。設定アプリ内の「Update now」をタップするかCyNotifierのFlipswitchをタップすることでその場ですぐに確認してくれる。

この機能はCyNotifierのEnabledをオフにしている場合でも動作してくれるので手動でチェックしたいがCydiaを開くのは面倒だと感じた場合などに便利な機能である。

また手動での更新は1度更新すると60秒間待つ必要がある。

 

Last/Next Update

Last Updateは前回のアップデートを確認した日時、Next Updateでは次回アップデート予定である日時が表示されている。

 

モバイルデータ通信やバッテリー問題にも安心

作者によるところ、CyNotifierでは大量のデータを必要とせず、1つの更新につき5~10KBの大きさだけである、3GやLTEでも安全に使用できるとのことである。

その他バッテリーの減りが早くなったりすることがないかと心配されるが、これに関しても問題はなくCyNotifierをインストールしていないデバイスとしているデバイスを比較した結果2つに差はないということなので問題はなさそうだ。

 

日本語ファイル(MediaFire)

このTweakは英語表記となっているが、日本語にしたい場合は上記のファイルをダウンロードして解凍し、SSH接続やiFunboxやiFileなどのファイルマネージャで、ja.lprojフォルダを以下に配置する。

/Library/PreferenceBundles/cydiaNotifier.bundle/

配置後は設定アプリをマルチタスクから終了させて、再度設定アプリを起動すると適用されているはずだ。
日本語ファイルはTweakのバージョンが更新されると一部英語に戻ったりずれたりすることがあるので注意。日本語ファイルをiFileで配置する方法は以下のリンクを参考にしていただきたい。

iFileを使ってTweakの日本語ファイルを入れる方法 

 

バグや互換性

CyNotifier (v1.0.0) (Free)

  • iOS 8以上(要脱獄)
  • 通知センター上でバナーが表示されない場合がある

 

このTweakについてどう思いますか?その他バグや互換性などの情報があれば以下のコメント欄よりお聞かせ下さい。