2015年の末に一般公開されたMicrosoft Windows 10で、Cortana(コルタナ)が日本語で使用できるようになった。そして米国と中国では、一足先にCortanaのiOS版が公開されていたが、本日ついに日本国内でも利用が可能になっている。
App Storeから無料でインストールできるiOS版のCortanaを利用することで、Windows 10がインストールされているPCとの連携ができ、さらに便利になる。
Cortana iOS
Cortana iOSがバージョン1.4.5になり、日本語に対応するようになった。Windows 10を利用しているユーザーは知っているであろうCortanaはSiriのように音声認識であらゆる操作を行ってくれる。
また、同じMicrosoftのアカウントで紐付けられているデバイス同士でリマインダーの共有などもでき、非常に便利なアプリである。
現在公開されているバージョン1.4.5では以下の様な説明がされている。
- パソコン・携帯を連動した位置・時間リマインダーの設定
- 天気、株価、ニュース、その他重要な情報をパソコン・携帯を連動して追跡
- 関心のあることや、Cortana が保存する個人情報の管理
- 色々な質問への答えや、様々な情報の提供。Cortana は探し物を何でも見つけるお手伝いをします
- 冗談を聞いたり、お喋りしたり、他にも色々やって息抜きしましょう
App Storeからアプリをインストールし、アプリを起動させると、マイクロソフトのアカウントを認証させることから始まる。アプリ自体はとてもシンプルで使いやすい。
使用例:リマインダー
Cortana iOSではリマインダー機能が搭載されており、iOSのリマインダーとほぼ同じ感覚で利用できる。リマインダーに登録するのは、内容と時刻や場所といったシンプルなスタイルになっている。
通知センター上や3D Touchメニューから簡単に起動させることも可能。
リマインダーに項目を追加後、Windows10のPCを利用している場合、同じマイクロソフトのアカウントで関連付けられていれば、全てのデバイスで通知を行うことも出来る。例えばiPhoneでリマインダーを作成し、時刻を設定している場合、PC上にも通知が来るようになる。もちろんその逆も可能だ。
iPhone自体は同じApple製品であるMacのOS Xと連携を取りやすいが、実際にiPhoneを利用しているユーザーの多くはWindowsが多いのではないだろうか。Windows 10を利用しているユーザーにとってはとても便利なアプリだ。
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