多くのユーザーが欲しがっていた機能の1つに「ページ内検索」がある。
具体的に言うと、例えば設定アプリ内やサードパーティ製アプリ内で現在表示されているページ内でテキスト検索する機能のことだ。
今後iOS 9からは設定アプリ内に検索機能が登場すると言われているが、その他のアプリでテキスト検索できなかったがControlFを使用するとホーム画面上以外であればいつでもActivatorから検索ウィンドウを表示させて現在開いているページ内でテキスト検索を行うことができる。
ControlF
これまではChromeなどのブラウザや検索機能があるアプリを除いてはページ内のテキストを検索することができなかった。
しかしControlFを使用すると、その名の通りPCで検索を行うときのショートカットキーである(Ctrol + F)を行うことができる。
設定アプリ内についてはiOS 9から検索機能が登場すると言われているので設定アプリでは必要が無くなる可能性があるが、その他サードパーティ製アプリなどで検索することができるので便利なものである。
その他、その場でGoogle検索を行うオプションも付いている。
ここで紹介するv0.1-2ではまだ少し不安定であり改善するポイントがあるが、改善することができたら非常に使い勝手のよいTweakである。
主な特徴
ControlFでは主に以下のような特徴がある。
- ページ内検索 ・・・ 現在表示されているページ内のテキストを検索
- Google検索 ・・・ いつでもGoogle検索が可能に
具体的には以下で説明するがActivatorを使用して検索ウィンドウを表示させて検索を行う。
ページ内検索
ControlFはActivatorで起動させることができる。ActivatorをインストールしActivatorの設定からControlFを起動させるジェスチャーを設定する。
具体的な使い方として、例えば設定アプリ内などで検索したいワードがあるページ上でActivator経由でControlFを起動させる。
起動させると検索ウィンドウが表示されるので、検索したいワードを入力する。(画像では”クリック”)
すると入力したワードと一致する部分が赤いラインで囲まれて強調表示してくれる。現在のバージョン(v0.1-2)では強調表示している場所まで自動で移動してくれるという機能はついていない。
また、多くのアプリでは検索不能であったり、検索はできたものの細かな位置まで特定できないという状態であるため、今後のアップデートに期待。
Google検索
「ページ内検索」以外に、その場で検索が行えるGoogle検索がある。
これはページ内検索と同様Activatorで検索ウィンドウを表示させ、その中のメニューからGoogleを選択することで入力したテキストをその場でGoogle検索できるという機能である。
Google検索を行うと下から新たなGoogle検索用のウィンドウが表示され、中央にGoogleアイコンが表示されている。
アイコンはつまみの役割になっており、そのまま上にスライドさせることで画面いっぱいに表示され、再度下にスライドさせることで非表示にすることができる。
情報・バグや互換性
ControlF (v0.1-2) ($0.99)
- 多くのサードパーティ製アプリで互換性がない
- Google検索において日本語で検索を行うと表示されない
現在のバージョンではまだまだ改善の余地があるが、多くのユーザーが改善を期待している。検索の精度、翻訳機能、検出場所への自動スクロールあたりを求めているユーザーが多く、成功すれば非常に良いTweakになりそうだ。
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