1年以上も前から開発中と言われていた「iOS Blocks」がようやくベータ版として公開されているようだ。
iOS Blocksは、ホーム画面上のアイコンを現時点で、4倍の大きさのウィジェットとして配置することができ、そのウィジェットから通知を確認したり、ミュージックプレイヤーとして使用することが出来る。
現時点ではかなりバグが多いため、ベータ版を試すには注意が必要だ。
※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。脱獄していないデバイスでは動作しません。脱獄や脱獄後に関しては以下のリンクを参考にして下さい。
iOS Blocks
iOS Blocksをインストールすると、ホーム画面上のアプリのアイコンをピンチアウト/ピンチインで拡大/縮小させることができ、ウィジェット風に配置できるようになる。
が、現時点でのバージョンではピンチイン・ピンチアウトでのウィジェット化またはアイコン化はかなり操作が難しい。アイコンの端を2本の指を使って拡大/縮小するが、慣れるまでには時間がかかりそうだ。
配置したウィジェットには、通知のあるものは通知を表示し、ミュージックアプリに関してはミュージックプレイヤーとして利用することができ、アイコン下部にある再生/停止ボタンや早送り/巻き戻しボタンで操作が可能だ。
現在ベータ版ということで、ほとんどの機能が十分に動作しないが、試してみたかったという方は試してみると良いかもしれない。
設定
設定アプリ内からiOS Blocksの設定をすることができ、上部の3つのパネルを切り替えて、アプリウィジェット個別の設定と詳細設定を変更できる。
Manage widgetsの設定では、アプリウィジェット内に表示するものを選択する。
上の画像の中央のミュージックアプリの場合、「com.apple.Music」では、ミュージックアプリの機能として表示し、「NOTIFICATION」では通知を表示する、それ以外のものを選択すると、選択したアプリケーションのウィジェットを表示する。
例えば、「com.apple.weather」を選択すると、ミュージックアプリのウィジェットアイコンの表示を天気にし、タップするとミュージックアプリを起動する。という仕組みのようだが、この辺りは後々変更されるかもしれない。
また、Advancedでは、iOS Block全体の細かな設定も行えるようだ。
リポジトリの追加
Cydiaを開き、ソースに「https://repo.ioscreatix.com」を追加する必要がある。
また、iOS Blocksという名前で公開されているのではなく、「Curago」という名前でベータ版が公開されている。
また、Curago(iOS Blocks)のインストール前の注意書きとして「このソフトウェアが原因となるバグや故障などのいかなるクレームおよび責任を負いません。」とも記載されている。当たり前のことではあるが、もし利用するのであれば、十分覚悟または注意したほうがよいだろう。
パッケージ情報
Package | Curago |
Version | 0.1.6-6 |
Price | 無料 |
Author | Creatix & iOS Blocks Team |
Section | システム |
Repository | https://repo.ioscreatix.com |
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