iPhone 6やiPhone 6 Plusではディスプレイのサイズが大きいために、片手で使用する場合に上のほうが届かないということが多い。こういった問題のためにiPhone 6や6 Plusでは片手モードと呼ばれる新しい機能が登場している。
OneHandWizardではこれまでの片手モードとは違い、新たな方法で片手で使用できるようにしたTweakである。
OneHandWizard
OneHandWizardはこれまでの片手モードのように、単純にディスプレイを下に下げて操作する方法ではなく、Activatorで連携させてディスプレイのサイズ全体を小さくして手前に表示させて全体を操作できるようにしてくれるものである。
OneHandWizardでは以下のような特徴がある。
- 1つの手ですべての画面を操作できる
- 親指の長さに合うように片手モードのサイズを変更
- 左手でも右手でも操作できるようにウィンドウを左右に移動
- 片手モードでボリュームやミュート、その他のコントロール
- 片手モードでスクリーンショット
- Activatorでいつでも起動
ダウンロード
OneHandWizardはCydia, BigBossから$3.99で購入しインストールすることができる。
互換性
iOS 8以上(要脱獄)
VirtualHome 8とは互換性なし
Touch IDをダブルタップで起動
通常iPhone 6, iPhone 6 PlusではTouch IDをダブルタップすると片手モードになるが、このTweakを入れるとダブルタップでOneHandWizard用の片手モードになる。
再度ダブルタップすると解除される仕組みになっている。起動アクションはActivatorを使用することもでき、設定アプリ内から変更できる。
自分の指が届くサイズに変更
OneHandWizardでは片手モード用のウィンドウのサイズを変更することができる。変更する方法はOneHandWizardのウィンドウを表示させている状態でウィンドウの角あたりをタップしたまま斜めに縮小/拡大する。
片手モードというぐらいなので自分の親指が届く位置に設定しておくと良いだろう。
左右を入れ替える
左手と右手を持ち変える時にはウィンドウの左右のスペースを左右にスワイプすることで切り替えることができる。少し操作しづらいが、下のメニューボタンから上の範囲をタップして左右にスワイプすることで移動するようになっている。
もしくは以下で説明するメニューを開いて移動させることもできる。
メニューを開いていろいろ操作
ウィンドウの左右の下の部分にメニューボタンが表示されており、タップするといくつかの操作が可能となっている。
- Turn on left(right) handed mode・・・ウィンドウを左右入れ替え
- Vol Up/Down・・・ボリューム操作
- Mute・・・ミュート(無音)
- Notifications・・・通知センターを表示
- Lock Screen・・・ロック(スリープ)
- Screenshot・・・スクリーンショット
- Share OneHandWizard・・・シェア
ここにあるボリュームボタンやスリープボタンなどもデバイスの上部に設置されているものなので指が届きにくいことを考慮してここから操作できるようになっている。
非常に痒いところに手が届いているTweakである。
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