昨日ついにiOS9.3.3でも脱獄が可能となった。脱獄方法についてはWindowsまたはデバイス単体でも出来るを紹介した。
以前にも同じ問題が起こっていたことがあったが、脱獄環境ではiOSのシステムコンテンツの一部(アプリ、壁紙、着信音など)をフォルダと一緒に「/var/stash」に移動させてシステムパーティションの空き容量を確保していた。
しかしiOS9.3以降はこれがうまく動作しないため「Patcyh」が必要となっていた。しかしPatchを動作させるためには、「完全脱獄」が必要となる。
追記:記事公開後、Patcyhのアップデートが来たので、Patcyhをアップデートしておくと、以下のものは不要。
しかし、今回リリースされた脱獄ツールでは、完全脱獄ではないため上記の方法が使いない状態になっている。
そこでCoolStar氏が代替として「Stashing for iOS 9.2 – 9.3.3」をリリースしている。
このパッケージは少し違っていて、iOSのシステムコンポーネントではなく、CydiaのTweakとテーマを移動させるようだ。これは特に半紐付脱獄の環境では、これまでの方法よりもはるかに安全である。
リポジトリを登録
「https://coolstar.org/publicrepo/」
上記のリンクをタップしてソースを追加する。
うまくリポジトリを追加できない場合はCydia>ソース>編集>追加の順で手動で追加しよう。
Stashing for iOS 9.2 – 9.3.3をインストール
Cydiaで「Stashing for iOS 9.2 – 9.3.3」を検索してインストールする。
また、インストールしているTweakやテーマが少ない場合は空き容量にあまり変化が見られないかもしれないが、少しでも空き容量を確保したい場合はインストールすると良いだろう。
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