PUBGをプレイ中、画面が突然暗くなり「ネットワーク遅延検知」というメッセージとともに止まってしまい、プレイできなくなってしまったことがあるユーザーは数多くいるだろう。この問題はかなり多くのユーザーが報告しているが、PCの環境に関係なく発生しているという情報もある。
ここでは、その「ネットワーク遅延検知」について調べてわかったことを簡単にまとめておく。
ネットワーク遅延検知について
SteamのゲームであるPUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)をプレイ中、突然画面が暗くなり中央に「ネットワーク遅延検知」という文字が表示さることがある。
このネットワーク遅延検知のメッセージが表示されると、一切操作ができなくなってしまうが、そのメッセージが消えると再びプレイを続行することができる場合が多い。
このメッセージが表示される場合の多くは数秒程度でプレイを再開できるが、いくつかの報告では10秒以上や30秒以上、中には1分ぐらい続いてるという報告もある。
PCスペックだけが原因ではない?
そこで、いくつかの情報を収集し調べてみると、明確な原因というのはわかっておらず、PCのスペックに問題があるユーザーが、スペックを向上させた後にプレイすると改善したという報告もあった。ところが意外なことに、PCのスペックに関係なく発生していることが多いということもわかった。
- OS: 64-bit Windows 7, Windows 8.1, Windows 10
- プロセッサー: Intel Core i3-4340 / AMD FX-6300
- メモリー: 6 GB RAM
- グラフィック: nVidia GeForce GTX 660 2GB / AMD Radeon HD 7850 2GB
- DirectX: Version 11
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
- ストレージ: 30 GB 利用可能
上記は、Steam上に記載されているPUBGをプレイするために最低限必要なPCスペックである。情報によると、複数あるシステム要件の項目の中でも、メモリを向上させると改善したという報告がある。具体的には6GBから8GBへ、8GBから16GBなどのように変更しただけで改善されたという。
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高スペックでも改善されない…?
ところが、メモリは16GBでそれ以外の部分もかなりの高スペックPCでも改善されず、同じように「ネットワーク遅延検知」が表示されプレイできなくなったという報告もかなり多くあった。例えば、海外の掲示板にて複数のプレイヤーが報告した、「ネットワーク遅延検知が表示された時に使用していたPCのスペック」は以下のようなものがある。
報告されたPC | CPU | メモリ | GPU |
A | AMD FX-8350 | 8GB | Radeon RX 480 |
B | Core i7 4790K | 16GB | GeForce GTX 980 Ti |
C | Core i7 6700HQ | 16GB | GeForce GTX 960M |
D | AMD FX-6300 | 16GB | GeForce GTX 970 |
E | Core i7 7700K | 32GB | GeForce GTX 1080 Ti |
必要なスペックは十分満たしており、さらにPINGやネット速度なども問題ない場合でもやはりネットワーク遅延検知が表示されると報告されている。このことから、PCのスペックを向上させると改善する場合と、PCのスペックを向上させても改善されない場合があることがわかった。
対策・対処法
PCスペックや設定が十分な場合は、自分以外のプレイヤーも遅延していることが多い。つまり同じタイミングでマッチ全体で全員にラグが発生している可能性がある。例えばフレンドと一緒にプレイしている場合に、フレンドも自分と同じタイミングで遅延が発生した場合はマッチ全体で発生している可能性がある。
PUBGのアップデートによりネットワーク遅延検知の問題は改善されつつあるが、やはりいまだに報告が多いため、ユーザー自身が解決する手段は今のところ見つかっていない。
自分だけが遅延している場合
PCスペックはそこそこ、またはぎりぎりの場合や、自分だけが遅延している場合は解決する可能性がある手段はいくつかある。
先ほども書いたように、特にメモリが足りていない時に発生するという報告が多かったため、メモリは最低でも8GB、できれば16GBは欲しいところだ。16GBあっても改善されない場合は以下のようなことを試してみよう。
Pingチェックやスピードテスト
- Pingチェック (https://pubg.disquse.ru/)
- スピードテスト (http://beta.speedtest.net/)
PINGチェックのサイトはアクセスし「PING」ボタンをクリックして測ることが出来る。ASIAのサーバーで200msや300msを超えているのであれば悪い結果と言えるだろう。もしこれらのページで遅い結果になった場合は、以下のことを試すと良いかもしれない。
- 無線接続はやめて有線接続する
- DNSサーバをGoogle Public DNSに
- Windowsのアップデートを行う
- ファイアウォールを一時的に無効
- インターネット回線を高速のものに乗り換える
さらに解決するかもしれない細かな方法が海外の掲示板に投稿されているので是非参考にしていただきたい。
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