インターネットブラウザにはキャッシュというものがあ。キャッシュは一度ウェブページにアクセスすると、ウェブページ上の画像などのデータを一時的に保存することで、次回同じウェブページにアクセスした時に以前よりも素早くページを表示させることが出来る仕組みになっている。
メリットとしては素早くページを表示させることができるが、デメリットもある。例えばウェブサイト上で特定のページ上で更新があった場合に、実際には更新しているはずがキャッシュを読み込んでしまうことで以前のデータをそのまま表示してしまい、更新されていないように見えることがある。
ここでは、主要ブラウザであるInternet ExplorerやGoogle Chrome、Firefoxなど、いくつかのブラウザのキャッシュをクリアする方法を簡単に説明する。
以下で説明している手順はバージョンによって少し異なることがあるので注意。
現在使用しているブラウザやバージョンがわからない場合は、使用しているブラウザからこちらのサイトにアクセスすると簡単に確認することが出来る。
以下の説明で使用したブラウザのバージョンは次の通り。(最終確認:2016/06/18)
ブラウザ |
バージョン |
Chrome |
51 |
Firefox |
47 |
Internet Explorer |
11 |
Microsoft Edge |
13 |
Opera |
38.0 |
Safari |
9 |
Mobile Safari |
iOS9 |
Google Chrome
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1
Chromeメニューから閲覧履歴の消去をクリック
Chromeブラウザの右上にある「」アイコンをクリックしてメニューを開き、「その他のツール」、「閲覧履歴の消去」の順でクリックする。(Chromeのバージョンによっては「その他のツール」ではなく「ツール」と表示されている。)
または、「Ctrl+Shift+Delete」(Macの場合は「Shift+⌘Command+Delete」)キーで素早く表示させることが出来る。
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消去したいアイテムをどれぐらいの期間さかのぼって消去するかを選択する。
上部にある「次の期間のアイテムを消去」から期間を選択する。ここでは「すべて」を選択。
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次に消去したい項目のチェックボックスにチェックを付けて選択する。ここではキャッシュを削除するので「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる。
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期間と消去したいアイテムを選択できたら、下部にある「閲覧履歴データを消去する」をクリックして削除することができる。
Mozilla Firefox
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1
Firefoxメニューから「最近の履歴を消去」をクリック
Firefoxブラウザの右上にある「」アイコンをクリックしてメニューを開き、「履歴」、「最近の履歴を消去…」の順でクリックする。
または、「Ctrl+Shift+Delete」(Macの場合は「Shift+⌘Command+Delete」)キーで素早く表示させることが出来る。
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消去したいアイテムをどれぐらいの期間さかのぼって消去するかを選択する。
上部にある「消去する履歴の期間」から期間を選択する。ここでは「すべて履歴」を選択。
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次に消去したい項目のチェックボックスにチェックを付けて選択する。ここではキャッシュを削除するので「キャッシュ」にチェックを入れる。
項目が表示されていない場合は消去する項目の左にある「」ボタンをクリックして表示させる。
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期間と消去したい項目を選択できたら、下部にある「今すぐ消去」をクリックして削除することが出来る。
Internet Explorer (IE)
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Internet Explorerブラウザの右上にある「」歯車アイコンをクリックして、「セーフティ」、「閲覧履歴の削除」の順でクリックする。
または、「Ctrl+Shift+Delete」)キーで素早く表示させることが出来る。
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次に消去したい項目のチェックボックスにチェックを付けて選択する。ここではキャッシュを削除するので同じ意味である「インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル」にチェックを入れる。
また「お気に入りWebサイトデータを保持する」にチェックを入れておくと、お気に入りに登録したWebサイト以外のキャッシュやCookieを削除することが出来る。
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消去したい項目を選択したら、下部にある「削除」をクリックして削除することが出来る。
Microsoft Edge
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1
ハブメニューから「すべての履歴をクリア」をクリック
Microsoft Edgeの右上にある「」ハブアイコンをクリックし、「すべての履歴をクリア」をクリックする。
または「Ctrl+Shift+Delete」)キーで素早く表示させることが出来る。
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次に消去したい項目のチェックボックスにチェックを付けて選択する。ここではキャッシュを削除するので「キャッシュされたデータとファイル」にチェックを入れる。
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消去したい項目を選択したら、下部にある「クリア」をクリックして削除することが出来る。
Opera
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1
Operaメニューから閲覧データの消去をクリック
Operaブラウザの左上にあるメニューをクリックして開き、「その他のツール」、「閲覧データの消去」の順でクリックする。
または、「Ctrl+Shift+Delete」(Macの場合は「Shift+⌘Command+Delete」)キーで素早く表示させることが出来る。
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消去したいアイテムをどれぐらいの期間さかのぼって消去するかを選択する。
上部にある「以下のアイテムを次の期間から消去」をクリックして期間を選択する。ここでは「すべての期間」を選択。
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次に消去したいアイテムのチェックボックスにチェックを付けて選択する。ここではキャッシュを削除するので「キャッシュされた画像およびファイル」にチェックを入れる。
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期間と消去したいアイテムを選択できたら、下部にある「閲覧データ消去」ボタンをクリックして削除することができる。
(Mac)Safari サイト別に削除
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MacのSafariを開き、メニューバー内のSafariメニューから「環境設定」をクリックする。
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環境設定内の「プライバシー」タブを選択し中央あたりに小さく表示されている「詳細…」をクリックする。
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詳細をクリックすると、これまでに保存されたウェブサイトのキャッシュやCookieなどのデータが、サイトごとに表示されている。
キャッシュを削除したいウェブサイトを選択する。複数選択したい時はcommandキーを押しながら追加でクリックする。
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削除したい項目を選択できたら、下部にある「削除」をクリックすると削除することが出来る。
また、複数のサイトを選択せずにまとめて全てのウェブサイトのキャッシュやCookieなどのデータを削除したい場合は「すべてを削除」をクリックする。
(Mac)Safari キャッシュだけまとめて削除
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MacのSafariを開き、メニューバー内のSafariメニューから「環境設定」をクリックする。
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環境設定内の「詳細」タブを選択し一番下にある「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェックを入れる。
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Step2の手順を行うと、メニューバーに開発メニューが表示される。この開発メニュー内にある「キャッシュを空にする」をクリックすると、Cookieやその他のデータはそのままで、キャッシュだけがクリアされる。
(iOS)Safari
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下へスクロールして、「Safari」をタップし、
履歴やCookie、キャッシュをまとめて削除したい場合はStep3へ。
履歴やCookie、キャッシュをサイト毎に削除したい場合はStep4へ。
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下へスクロールして「履歴とWebサイトデータを消去」をタップして履歴やCookieを含むブラウズデータをまとめて削除することが出来る。
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下へスクロールして「詳細」をタップし、「Webサイトデータ」をタップしてWebサイトデータを表示させる。
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保存されたデータがあるウェブサイトのリストが表示されるので、消去したいウェブサイトを左にスワイプして削除するとCookieやキャッシュなどのウェブサイトデータを削除することが出来る。
出典または引用
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