GoogleドライブはGoogleによるオンラインストレージで、約4年前の2012年4月25日から開始されていた。Googleドライブを使用すると様々なファイルやドキュメントを保存することができる。
今ではかなり多くのユーザーが利用しており、最も人気のオンラインストレージの1つとなっている。
しかし、デスクトップ用にインストールできるGoogleドライブはフォルダーごとコピーすることができるが、ウェブ上で利用できるGoogleドライブの場合はそれができない。
1つのファイルを右クリックすると「コピーを作成」というオプションが存在するが、「フォルダーをコピー」するオプションが存在しないようだ。
そこで、フォルダーをコピーすることができる「Copy Folder」というウェブアプリケーションが公開されているので、こちらを利用することでフォルダーごとコピーすることが可能である。
以下で利用方法について簡単に説明する。
Googleドライブでフォルダーをコピーする方法
Step1. ブラウザでGoogleにログイン後、こちらにアクセスする。
または利用しているブラウザがGoogle Chromeの場合ChromeウェブストアからCopy Folderをインストールして起動する。
その後ブラウザ上の表示されている「Review Permissions」をクリックする。
Step2. 「Copy Folder」にGoogleドライブ上のファイルへのアクセスを許可する。
(このアプリケーションはサードパーティ製のサーバーなどを使用することなくGoogleアカウント内に直接コピー操作を実行することが出来る。)
アクセス許可が完了すると確認のメールが送られてくる。Copy Folderをアンインストールしたい時は受信メール内からアンインストールできる。
Step3. 許可すると、Googleのファイルピッカーを使用してソースフォルダーを選択し、保存先のフォルダー名を指定する。
- Folder to copy・・・コピーしたいフォルダーを選択またはURLをペーストする
- New folder name・・・複製後のフォルダー名を入力する
- Copy sharing permissions・・・共有権限を維持したままコピーするかどうか
- Copy folder to・・・複製する場所(同じディレクトリまたは最上部)を選択する
Step4. Copy folderボタンをクリックしてコピーを開始する
手順は以上。このスクリプトはターゲットフォルダーの中に1つずつバックグラウンドで実行しファイルをコピーする。問題なくコピーが作成されているか確認しておこう。
また、同時に生成されたGoogleスプレッドシート内に「Copy log」として全てのログが出力されている。
その他、このアプリでコピーする場合「Copy sharing permissions」を有効にした場合は、権限もそのままコピーでき、同じユーザーのまま表示可能や編集可能を保持することができる。
もし別のGoogleのアカウントのGoogleドライブにコピーしたい場合は、共有フォルダーを作成してコピーし、権限を削除することで可能のようだ。
このアプリケーションを削除したい場合はStep2完了時に送られてきたメールから簡単にアンインストールが可能だ。
一言…
デスクトップPCを利用しているユーザーの多くは、PC上にインストールできるタイプのGoogle Driveを利用しているだろう。その場合は冒頭で述べたとおり、PC上の場合はそのままコピーペーストが可能なのでシンプルに操作することが出来る。
もしウェブ上で行いたい場合は上記の手順で試してみると良いかもしれない。
また、このウェブアプリケーションはChromeウェブストア上でインストールできるので、頻繁に利用したい場合はインストールしておくと良いだろう。
- 週間Tweaks:ステータスバーの時刻をダブルタップで日付に切り替え「DateTap」など - 2018/02/12
- 週間Tweaks:iPhoneXでスワイプアップでロック「SwipeUpLockX」やドックをカスタマイズ「Marina」など - 2018/02/05
- 週間Tweaks:iPhoneXのアプリスイッチャーでスワイプでアプリ終了「EasySwitcherX」など - 2018/01/29