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ディスククリーンアップに「以前のWindowsのインストール」が表示されない問題[windows.old]

Windows10は、アップデートした後に以前のバージョンに戻ることができるように「windows.old」というフォルダー内に必要なデータがバックアップされている。

もし、不要であると思う場合はスタートメニューから「ディスククリーンアップ」を検索し、「以前のWindowsのインストール」にチェックをいれて実行することで削除でき、大幅にストレージを開放することができる。

しかし、いくつかの報告では、ディスククリーンアップで以前のWindowsのインストールの項目が表示されず、windows.oldを削除することができないという問題があるようだ。

ここでは、ディスククリーンアップの「以前のWindowsのインストール」が表示されない場合の対処法を簡単に説明する。同じ状況でも必ず解決するわけではないことに注意していただきたい。

ディスククリーンアップでWindowds.oldが削除できない

Windows.oldフォルダーは基本的にCドライブ上にバックアップされており、かなり大きな容量となっている。

Windows.oldフォルダー通常であれば、Windowsスタートメニューからディスククリーンアップを起動し、「以前のWindowsのインストール」という項目にチェックを入れて実行すると、大幅にストレージを開放できるはずだ。しかしなぜか、「以前のWindowsのインストール」という項目が表示されていないことがある。

チェックをいれることができないということは、以前のWindowsのインストールの「windows.old」を削除することができないということになる。

これを解決する方法で簡単な方法があったので以下で説明する。

以前のWindowsのインストールを表示させる手順

  1. ディスククリーンアップを起動

    Windowsスタートメニューで「ディスククリーンアップ」と入力して起動する。

  2. システムファイルのクリーンアップをクリック

    ディスククリーンアップを起動すると、初めからチェックボックスにいくつかチェックが入っているが、「以前のWindowsのインストール」という項目は表示されていない。

    ここで、そのまま「システムファイルのクリーンアップ」をクリックする。

  3. ディスククリーンアップのスキャンの実行

    ディスククリーンアップのスキャンが実行されるのでしばらく待つ

  4. 以前のWindowsのインストールが表示される

    ディスククリーンアップを終えると、Step2と同じ画面が表示されるが、先程までは表示されていなかったはずの「以前のWindowsのインストール」の項目を含むいくつかの項目が追加されて表示されていることがわかる。

    クリーンアップするために、「以前のWindowsのインストール」の項目にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックする。

  5. ファイルの削除

    「これらのファイルを完全に削除しますか?」というアラートが表示されるので「ファイルの削除」をクリックしてディスククリーンアップを開始することができる。

    以上の手順で、ストレージを大幅に確保することができる。

出典または引用