iPhoneやAndroid、PCに至るまでまとわりついてくるストレージ(容量)問題。ふとMacのストレージを見てみると、半分ぐらい使っていました…
今回はMacのストレージの整理に役立ちそうなTipを少し書いておこうと思います。
Macの純正ストレージグラフ
左上のりんごマーク->ストレージから、大まかなストレージグラフを見ることができます。
どれくらい使ってるかは分かるのですが、どこが使ってるのかは分かりにくすぎるんですよね…
例えば、純正グラフではAppは224.59GBを占めているのに、肝心のApplicationフォルダは32.48GBしか指していません。アプリ関連のフォルダをまとめてくれるのはいいのですが、やっぱりこれは良くない。
だってこんなにあるもの。
DaisyDiskを使う
値段は1200円と高めですが、非常に使いやすいツールです。
このように、一目で全階層がどれくらい使ってるのかがわかります。色合いも良くて完璧です!
意外な落とし穴
さて、ここからが今回の本題です。
僕はMacを動画編集用の機材などにも使ってないので、普通に考えて224.59GBなんて使わないのです。なのに何故こんなことになっているのか。
結局どこが一番容量を喰ってるのかDaisyDiskで探った結果、MobileSync(/Macintosh HD/ユーザ/*ユーザー名*/ライブラリ/Application Support/MobileSync)が38.2GBも使ってるという事態に。
MobileSyncフォルダって?
iTunes経由でバックアップしたiOSデバイスのバックアップファイルが保存されてる場所。昔からのバックアップファイルが溜まりに溜まって、結果容量圧迫の原因の一つとなっていました。
解決策
iTunesを開いて、メニューバーから環境設定->デバイスを開き、重複しているバックアップを削除します。名前ごとに分類されているので、確認しながら作業が行えるかと思います。
もう一つの罠
これだけじゃ終わらない。。Appleはもう一つ罠を仕掛けていました。
次の問題はココ。Mobile Applications(/Macintosh HD/ユーザ/*ユーザー名*/ミュージック/iTunes/iTunes Media/Mobile Applications)です。僕は結構音楽を聴く方なので(最近のお気に入りはバンプです)、Musicフォルダが7GBあるのは分かるのですが、なんとそれ以上にMobile Applicationsフォルダが28.7GBを占めています。
でももうスクリーンショットを見てお分かり頂ける通り、このフォルダが何を保存しているのかは瞭然でしょう。そう、アプリファイル(.ipa)です。
実はiTunesは、iOS端末をバックアップする時、端末内に入っているアプリのファイルを抜き出してここに保存しています。それが溜まりに溜まって(二回目)、こういうことになったというわけです。
解決策
iTunesを開いて、App欄を開きます。もう使わないアプリファイルは右クリックから削除してしまいましょう!
念のためにとっておきたいという場合は、外付けHDDやUSBメモリに隔離して保存しておくといいです。ファイルパスは
/Macintosh HD/ユーザ/*ユーザー名*/ミュージック/iTunes/iTunes Media/Mobile Applications
です。
終わりに
DaisyDiskは、Mac内のファイル整理には欠かせないツールだと感じました。ぜひ使って、どんどん断捨離していきましょう!以上です!
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