iCloudのメール「@icloud.com」は、Appleが提供する無料のメールサービスで、メールアドレスを取得するためにはApple IDが必要となります。
Apple IDをまだ作成していない場合や、すでにApple IDは作成しているけどiCloudメールアドレスを取得していないという場合は、以下で紹介する手順でiCloudメールアドレスを作成することが出来ます。
iPhoneやiPadからも作成できますが、Macからも作成することが出来ます。ここでは、iCloudメールアドレスを取得する方法をデバイスごとにかんたんに説明します。
事前注意:
作成したiCloudメールアドレスは後から変更することが出来ませんので注意してください。
Yes Noチャート目次
Q. どのデバイスで
iCloudメールを作成する?
iPhone/iPad/iPodMac
iOSデバイスでApple IDとメールアドレスを同時に作成
iPhoneやiPad、iPod touchでApple IDを作成するには、いくつかの方法で作成することが出来ますが、以下で説明するように、iCloudメールアドレスを取得するときに同時にApple IDも作成することが出来ます。
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ホーム画面上にある設定アプリを開き、下へスクロールして「アカウントとパスワード」を開きます。
iOS10以前のデバイスを使用している場合は、設定>メール>アカウントの順で開きます。
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「アカウントを追加」をタップし、「iCloud」を選択します。
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画面の下にある「Apple IDを新規作成」をタップします。
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下の日付をスクロールして自分の生年月日に合わせます。次に右上の「次へ」をタップします。
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下の「無料のiCloudメールを取得」を選択します。
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「@icloud.com」より手前にくる任意の文字を入力します。使用不可のメールアドレスである場合は「メールアドレスが使用中です」や「メールアドレスが無効です」などのアラートが表示されます。
必要に応じて「Appleからのニュースとお知らせ」のスイッチをオフまたはオンに設定し、右上の「次へ」をタップします。
※ここで設定したメールアドレスは、新しいApple IDとなります。
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「@icloud.comを作成しますか?」というアラートが表示されるので「続ける」をタップします。
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次に、パスワードを設定します。「確認」の方にも同じパスワードをもう一度入力し、右上の「次へ」をタップします。
※このパスワードはApple IDを使用する際に頻繁に利用することになるので忘れないようにしましょう。
※パスワードは、「8文字以上、英大文字と英小文字の両方を含む、数字を含む」必要があります。
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パスワードを忘れてしまった場合のために、あらかじめ自分で任意の質問を選択し、任意の答えを設定します。
セキュリティ質問は3つありますので、それぞれ任意の質問と答えを設定していきます。
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利用規約画面が表示されるので「同意する」を選択します。アラートが表示されるので、再度「同意する」をタップします。
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Apple IDとiCloudメールアドレスの取得完了
「アカウント追加中…」と表示されるのでしばらく待つとiCloudメールアドレスの取得が完了となります。
※初めてApple IDを作成する場合、App Storeなどからアプリをインストールするために支払情報などの設定を行う必要があります。設定方法については別の記事で説明していますので参考にしてください。
iOSデバイスで作成済みのApple IDでメールアドレスを作成
ここでは、以前にApple IDをすでに作成している場合でiCloudメールアドレスは取得していない場合で、iPhoneやiPad、iPod touchを使ったiCloudメールアドレスの取得方法の手順を解説します。
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ホーム画面上にある設定アプリを開き、下へスクロールして「アカウントとパスワード」をタップします。
iOS10以前のデバイスを使用している場合は、設定>メール>アカウントの順で開きます。
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「アカウントを追加」をタップし、「iCloud」を選択します。
すでにApple IDでiCloudがアカウントとパスワードに登録されている場合は、「iCloud」をタップした後Step4へ進みます。
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Apple IDとパスワードを入力し「次へ」をタップしてiCloudにサインインします。(利用規約が表示されたら「同意する」を選択します。)
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iCloud画面とiCloudで利用できるアプリの一覧が表示されるので「メール」のスイッチをオンにします。
使用しているiCloudでメールアドレスが作成されていない場合、「無料の@icloud.comメールアドレスを作成すると、iCloudメールをオンにできます。」とアラートが表示されるので「作成」をタップします。
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「@icloud.com」より手前にくる任意のアドレスを入力し「次へ」をタップします。使用不可のメールアドレスである場合は「使用中のメールアドレス」や「メールアドレスが無効です」などのアラートが表示されます。
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問題なくメールアドレスが作成できた場合、新規メールアドレスとしてさきほど設定したメールアドレスが表示されています。
以上でiCloudメールアドレスの取得が完了となります。最後に右上の「完了」ボタンをタップして作成を完了します。
MacでApple IDとメールアドレスを同時に作成
MacでApple IDを作成するには、いくつかの方法で作成することが出来ますが、以下で説明するように、iCloudメールアドレスを取得するときに同時にApple IDも作成することが出来ます。
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Macの左上にあるAppleメニューから「システム環境設定」を選択します。
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システム環境設定画面にある「インターネットアカウント」をクリックします。
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右側に表示されているアカウント候補のうち、一番上に表示されている「iCloud」をクリックします。
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左下に表示されている「Apple IDを作成」ボタンをクリックします。
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自分の生年月日を入力し、右下の「次へ」をクリックします。
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以下の順で情報を入力または設定します。
- 姓と名を入力します。
- メールアドレス入力欄の下に表示されている青いテキスト「無料のiCloudメールアドレスを入手…」をクリックします。(メールアドレス入力欄の@以下がicloud.comに変わります)
- 任意のiCloud用のメールアドレスを入力します。
- Apple IDに使用するパスワードを2回入力します。
- 必要に応じて「Appleからのニュースとお知らせ」のチェックを設定します。
- 右下の「次へ」をクリックします。
※ここで設定したメールアドレスは、新しいApple IDとなります。
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電話番号を入力し、SMSまたは音声通話を選択して本人確認を行います。日本の場合は先頭の「0」より後ろから入力(例:8012345678)
SMSを選択した場合は、そのまましばらく待つと電話番号宛にSMSで6桁のコードを受信しますので、Mac側に6桁を入力します。
音声通話を選択した場合は、着信があるので応答し、自動音声で流れる6桁のコードを確認し、Mac側に入力します。
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利用規約画面が表示されるのでチェックボックスにチェックを入れ、右下の「同意する」をクリックします。
以上でApple IDとiCloudメールアドレスの取得が完了となります。
※初めてApple IDを作成する場合、App Storeなどからアプリをインストールするために支払情報などの設定を行う必要があります。設定方法については別の記事で説明していますので参考にしてください。
Macで作成済みのApple IDでメールアドレスを作成
ここでは、以前にApple IDをすでに作成している場合でiCloudメールアドレスは取得していない場合で、Macを使ったiCloudメールアドレスの取得方法の手順を解説します。
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Appleメニューを開き、システム環境設定から「インターネットアカウント」を選択します。
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右側に表示されているアカウント候補のうち、一番上に表示されている「iCloud」をクリックします。
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作成済みのApple IDとパスワードを入力し「サインイン」をクリックしてiCloudにサインインします。(iCloud利用規約が表示されたら同意のチェックボックスにチェックを入れ「続ける」をクリックします。)
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しばらくするとインターネットアカウント画面にiCloudが追加されるので、追加されたiCloudを選択します。右側パネルに利用できるアプリの一覧が表示されるので「メール」のチェックボックスをオンにします。
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使用しているiCloudでメールアドレスが作成されていない場合、「iCloudメールサービス用のメールアドレスを作成」というウィンドウが表示されます。
「@icloud.com」より手前にくる任意の文字を入力し右下の「OK」ボタンをクリックします。(使用不可のメールアドレスである場合は「このメールアドレスはすでに使用されています。」などのアラートが表示されます。)
以上でiCloudメールアドレスの取得が完了となります。
参考・情報
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