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Firefox57.0で2箇所のハイライトを消す(非表示にする)方法

新しくリリースされたFirefox57では、新しいタブページやブラウジングライブラリーアイコンなどが追加された。

ツールバー上に表示されているブラウジングライブラリーアイコン(以降ライブラリアイコン)には、ハイライトセクションという項目が追加されており、過去に訪れたことがあるウェブページをリスト表示してくれる。

また、新しいタブを開いた時のも大きく表示される仕組みになっているが、この機能は場合によっては邪魔であることがあるかもしれない。

ここでは、Firefox57から利用できるライブラリアイコンをクリックした時や、新しいタブページに表示されるハイライトセクションを消す方法、非表示にする方法をかんたんに説明する。

Firefoxのハイライト機能

Firefox57のハイライトは、新しいタブページとライブラリアイコン内の2箇所に表示されており、Mozilla公式には、ハイライト機能は以下のような説明をしている。

ハイライトされたサイトは最近訪問したりブックマークしたサイトです。Firefox は、そのサイトをブックマークしたのか、または最近訪問したのかを表示します。

この機能は非常に便利な機能ではあるが、表示をすっきりさせたい場合や、プライバシーの意味では邪魔になると思うことがある。

新しいタブページからハイライトの1つを削除

新しいタブページを表示し、大きく表示されるサムネイル右上から「履歴から削除」することで1つだけ非表示にすることが出来る。しかし、毎回やっているのは流石に手間がかかってしまう。

以下の方法でハイライトを常に非表示にすることが出来る。新しいタブページとライブラリアイコン内の両方のハイライトを非表示にしたい場合は以下で説明する両方の手順を行う必要がある。

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新しいタブページのハイライトだけを非表示

上記の通り、過去の閲覧を表示してくれるハイライトは、ツールバー上のライブラリアイコンをクリックしたときと、新しいタブページの2箇所に表示される。
ここでは、ライブラリアイコン内のハイライトは表示したままで、新しいタブページのハイライトだけを非表示にしたい場合の設定方法を説明する。

  1. 新しいタブページの設定をクリック

    Firefoxを起動し、新しいタブページを開く。新しいタブページの右上に[]設定アイコンが表示されているのでクリックする。

  2. ハイライトのチェックを外す

    新しいタブの設定が表示される。新しいタブページでハイライトを無効にしたいので、「ハイライト」のチェックを外し、最後に下の「完了」ボタンをクリックする。

    以上の手順で新しいタブページのハイライトだけを非表示にすることができる。

ライブラリアイコン内のハイライトだけを非表示

先程の方法では、新しいタブページ上に表示されているハイライトだけを無効にすることができたが、ライブラリアイコン内のハイライトは表示されたままである。

もしライブラリアイコン内のハイライトも無効にしたい場合は以下の手順を行う必要がある。

  1. about:configを開く

    Firefoxを起動し、アドレスバー「about:config」または以下の文字をコピーしてエンターキーを押す。

    about:config?filter=browser.library.activity-stream.enabled

    ※「動作保証対象外になります!」と表示された場合は、青い「危険性を承知のうえで使用する」をクリックして進む。

  2. ダブルクリックで切り替え

    「browser.library.activity-stream.enabled」の項目が表示されているはずだが、もし表示されていない場合は、検索窓に「browser.library.activity-stream.enabled」と入力して検索する。

    表示された項目をダブルクリックして値を[true]から[false]に変更する。

    以上の手順でライブラリアイコン内のハイライトだけを非表示にすることができる。

参考・情報