iBitzEdge

TinyUmbrellaを使用してのiOS 8.3のSHSHを保存する方法

iOS 8.4のリリースは数時間後と言われている。

 

多くのユーザーは知っているかもしれないがiOS 8.4にアップグレードした後、数日または数週間はiOS 8.3へのダウングレードが可能である。

 

これはAppleの署名(OKサイン)を出している間だけであるが、AppleがiOS 8.3の署名を停止するとiOS 8.3へとダウングレードできなくなってしまう。停止してダウングレードができないとなるとそれ以外の最新バージョンのiOSしか使用できないということになる。

いざという時のためにSHSHをバックアップ

脱獄ユーザーにとって、もし最新バージョンのiOSが脱獄できないとなると、復元せざるを得なくなった場合には自動で最新バージョンのiOSとなるため、入獄状態となってしまう。

こういうことを考えるとダウングレードがAppleの署名停止後も可能であればとても便利であるが、現在iOS 8.4からiOS 8.3へと確実にダウングレードできるという方法は確認できないが、もしダウングレードできるツールが完成した場合、iOS 8.3の「SHSH(blobs)」と呼ばれる物が必要になる可能性が高い。

iOS 8.3のSHSHを持っている状態であれば、もしSHSHが必要となるダウングレードツールが完成すればいつでも対応しているバージョンからのダウングレード可能ということになるわけだ。

 

バックアップ手順

上記のようなことからiOS 8.3であるうちに念のためSHSHを保存しておくとよいかもしれない。
ここではTinyUmbrellaというツールを使ってiOS 8.3のSHSHを保存する方法を簡単に説明する。

Step1

TinyUmbrellaはJavaがインストールされている必要がありインストールされていない場合はこちらのリンクからダウンロードしインストールしておく

Step2

TinyUmbrellaをダウンロード。ページ内の右にMac用とWindows用の両方のリンクが用意されている。

Step3

TinyUmbrellaを起動

Step4

iOSデバイスを接続する

Step5

TinyUmbrellaが自動的に認識し利用可能なSHSHを全てダウンロードするのでしばらく待つ

 

以上でSHSHの取得は完了だ。手順としては非常に簡単である。

 

取得したSHSHはさらにバックアップ

TinyUmbrellaは1つのファイルとしてSHSHを保存する。保存される場所は

そのままそこに残すことはできるがDropboxなどで.shshファイルをバックアップしておくことをおすすめする。

 

もう一度言うと、これらのファイルは現時点では実際に使用することはできない。しかしもしダウングレードツールが完成したときは非常に重要なものになる可能性があることを覚えておこう。

 

iOS 8.3の署名はこちらのリンクでいつでも確認できる。署名が停止してしまう前にバックアップをとっておくとよいかもしれない。

via:iDownloadBlog