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Windows10でファイルを開く既定のアプリケーションを選択する方法

Windowsは特定のファイルなどを開く時に、自動的に使用するプログラムを指定することが出来る。一度指定すると、特定のファイルを開くと、常に指定したプログラムでそのファイルを開くことが出来る。また、指定したプログラムは後で変更することもできる。

ここでは、Windows10で、ファイルを開くために使用するデフォルトのアプリケーションを選択するいくつかの方法と、変更後に設定をリセットする方法を簡単に紹介する。

注意:

  • 選択したデフォルトのアプリは、そのアカウントのみに適用され、同じPC上の他のアカウントには影響しない。
  • デフォルトのメールアプリは、PC上にインストールされているものに限られる。(ウェブ上で使用するGmailやYahooメールなどは不可)
  • ファイルタイプの既定のアプリケーションを変更すると、空白のままにすることはできず、新しいアプリを選択する必要がある。

方法1. コンテキストメニューからデフォルトのアプリを選択する

  1. 別のプログラムを選択

    以下のAまたはBのどちらかの方法でプログラムを選択する。

    A. 右クリックメニューから行う場合
    変更したいファイルを右クリックし、メニューの「プログラムから開く」にカーソルを合わせると、新しく候補のメニューが表示される。その中の「別のプログラムを選択」をクリックする。
    もし、カーソルを合わせても新しく候補のメニューが表示されない場合は、「プログラムから開く」をそのままクリックする。
    また、「ストアの検索」からファイルを開くためのアプリをストアから検索することが出来る。

    B. エクスプローラー上から行う場合
    もしくは、エクスプローラー上で表示している場合は、エクスプローラー内で変更したいファイルを選択した状態にし、ホームタブの右の方にある、「開く」の右の▼ボタンをクリックし、「別のプログラムを選択」または「アプリの選択」をクリックする。
    また、「ストアの検索」からファイルを開くためのアプリをストアから検索することが出来る。

  2. デフォルトで使用したいアプリを選択

    次に、デフォルトで開きたいアプリを選択する。「その他のアプリ」があれば、さらにPC内の候補のアプリを表示させることが出来る。また、候補一覧に表示されていないアプリを指定したい場合は、一番下までスクロールし「このPCで別のアプリを探す」をクリックして選択することが出来る。

    「常にこのアプリを使って、xxを開く」にチェックを入れておくと、今後は自動的に選択したアプリケーションでファイルを開くことが出来る。このチェックボックスは、拡張子があるものに限定される。

    最後に「OK」ボタンをクリックして変更する。

方法2. 設定からデフォルトのアプリを選択する

  1. 設定>システム>既定のアプリ

    Windowsスタートメニューから「設定」アプリを開き、「システム」アイコンをクリックして開き、「既定のアプリ」を選択する。

  2. 既定のアプリから選択

    メールを開くのデフォルトのアプリ、マップを開くデフォルトのアプリなど、多くのファイルを開くデフォルトのアプリを選択することができる。指定されていないものは「+」をクリックして既定のアプリを指定することが出来る。

    さらに以下のような細かな設定も可能。

    • 拡張子ごとにアプリを指定したい場合は「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」
    • プロトコルごとにアプリを指定したい場合は「プロトコル毎に既定のアプリを選ぶ」
    • アプリごとに設定するには「アプリによって既定値を設定する」をクリックする。
    • Windowsのデフォルトの設定に戻したい場合は、「リセット」ボタンをクリックする。

    ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ→Step3へ
    プロトコル毎に既定のアプリを選ぶ→Step4へ
    アプリによって既定値を設定する→Step5へ

  3. ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ

    左側のパネル(名前)に表示されているファイルの種類(拡張子)を選択し、その拡張子を開きたい既定のアプリを右パネル(既定のアプリ)から選択する。

  4. プロトコル毎に既定のアプリを選ぶ

    左側のパネル(名前)に表示されているプロトコルを選択し、そのプロトコルを開きたい既定のアプリを右パネル(既定のアプリ)から選択する。

  5. アプリによって既定値を設定する

    左側パネルにある変更したいプログラム(アプリ)を選択し、右側パネルの「既定でこのプログラムで開く項目を選択する」をクリックし、そのプログラムで開きたい拡張子またはプロトコルにチェックを入れ「保存」をクリックする。

    また、そのプログラムで開くことが出来る拡張子やプロトコルの全てをそのプログラムで開きたい場合は、上の「すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する」をクリックする。

方法3. コントロールパネルから設定する

  1. コントロールパネルから、既定のプログラムを選択

    コントロールパネルを開いて表示方法を小さいアイコンまたは大きいアイコン表示にし、「既定のプログラム」をクリックする。

  2. 既定のプログラムまたは関連付けを選択

    選択したアプリごとに設定するには「既定のプログラムの設定」を、ファイルの種類(拡張子)ごとに設定するには、「ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連付け」を選択する。

    既定のプログラムの設定→Step3へ
    ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連付け→Step4へ

  3. 既定のプログラムの設定

    左側パネルにある変更したいプログラム(アプリ)を選択し、右側パネルの「既定でこのプログラムで開く項目を選択する」をクリックし、そのプログラムで開きたい拡張子またはプロトコルにチェックを入れ「保存」をクリックする。

    また、そのプログラムで開くことが出来る拡張子やプロトコルの全てをそのプログラムで開きたい場合は、上の「すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する」をクリックする。

  4. 拡張子またはプロトコルで関連付け

    ファイルの種類(拡張子)またはプロトコルを開く規定のプログラムを変更したいものがあれば、その列をダブルクリックする。開く方法または、どのアプリで開くのかを選択して「OK」ボタンをクリックする。