iBitzEdge

Windows 10でレジストリを使用してシステムを高速化する方法

Windows 10がリリースされた今、不満を持つユーザーもいれば満足しているユーザーもいる。不満を持つユーザーの中で、システムの速度について不満を持つユーザーも多いようだ。

 

Windows 10では、レジストリを書き換える事によって、いくつかのアニメーションや時間を短縮させることができる。ここでは、海外サイトであるAskVGでも紹介されていた、Windowsをスピードアップさせることができるおすすめのレジストリを紹介する。以下で紹介する方法では管理者としてログインする必要がある。

レジストリを変更してWindowsを高速化

ここで紹介するレジストリは以下のOSと互換性を持ち、システムに害を与えることなく高速化が出来るものである。

レジストリに変更を加えるものであるため、実行は自己責任でお願いする。

Step1.

以下のコードをコピーして、メモ帳にペーストした後、任意の名前(例:Tweaks.reg)で保存。
もしくは以下のダウンロードボタンからREGファイルをダウンロード。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CLASSES_ROOT\AllFilesystemObjects\shellex\ContextMenuHandlers\Copy To]
@="{C2FBB630-2971-11D1-A18C-00C04FD75D13}"

[HKEY_CLASSES_ROOT\AllFilesystemObjects\shellex\ContextMenuHandlers\Move To]
@="{C2FBB631-2971-11D1-A18C-00C04FD75D13}"

[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop]
"AutoEndTasks"="1"
"HungAppTimeout"="1000"
"MenuShowDelay"="8"
"WaitToKillAppTimeout"="2000"
"LowLevelHooksTimeout"="1000"

[HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Mouse]
"MouseHoverTime"="8"

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
"NoLowDiskSpaceChecks"=dword:00000001
"LinkResolveIgnoreLinkInfo"=dword:00000001
"NoResolveSearch"=dword:00000001
"NoResolveTrack"=dword:00000001
"NoInternetOpenWith"=dword:00000001

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control]
"WaitToKillServiceTimeout"="2000"

 

Step2.

regファイルを実行した後にWindowsを再起動。

 

標準の設定の戻す場合

デフォルト設定に戻す場合は以下のダウンロードボタンからデフォルト設定に戻すREGファイルをダウンロードして実行する。

 

Tweaks.regの内容

上記のレジストリがどのような事を調整しているのか。内容は以下のとおりである。もちろん必要のないものがあれば省くことが出来る。

[HKEY_CLASSES_ROOT\AllFilesystemObjects\shellex\ContextMenuHandlers\Copy To] @=”{C2FBB630-2971-11D1-A18C-00C04FD75D13}”

[HKEY_CLASSES_ROOT\AllFilesystemObjects\shellex\ContextMenuHandlers\Move To] @=”{C2FBB631-2971-11D1-A18C-00C04FD75D13}”

これらの2つはファイルなどを右クリックすると表示されるコンテキストメニューに「フォルダへ移動」「フォルダへコピー」の2つを追加するレジストリキーである。
必要がなければ入力を省くことが出来る。

AutoEndTasks

ユーザーがログオフまたはコンピューターをシャットダウンした時に、自動的にユーザーサービスを強制終了させる。

HungAppTimeout

ユーザーがタスクマネージャの「タスクの終了」をクリックした後のシステムの待機時間を短縮。

MenuShowDelay

メニュー表示遅延時間を短縮。メニューをクリックすると、より高速に表示する。

WaitToKillAppTimeout

ユーザーがコンピューターをログオフまたはシャットダウンした時に、ユーザープロセスを終了させる待機時間を短縮。

LowLevelHooksTimeout

システムが応答していないサービスを終了させる前の待機時間を短縮。

MouseHoverTime

特定の要素の上にマウスカーソルを移動した時、ポップアップ表示の遅延時間を短縮し、より高速なポップアップの説明を表示し、

NoLowDiskSpaceChecks

空き容量チェックを無効にする。システムトレイの邪魔になる空き容量不足の通知を表示させない。

LinkResolveIgnoreLinkInfo

ショートカットを開こうとするときに、システム内に存在するプログラムの検索に時間が掛かるのを防止する。

NoResolveSearch

ショートカットリンクのディスクドライブ内を検索を無効にする。

NoResolveTrack

ショートカットリンクのNTFSファイルシステムの追跡機能を無効にする。

NoInternetOpenWith

登録されていない拡張子を開く際の「Webサービスを使用して正しいプログラムを探す」を無効にする。

WaitToKillServiceTimeout

シャットダウン時の待ち時間を短縮して、より高速にシャットダウンする。

 

via:askvg