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OneDriveの「ファイルオンデマンド」の使い方と設定方法

OneDriveに新しい機能「ファイルオンデマンド」が追加された。この機能を有効にしていると、デバイスの容量を確保するために、ファイルを管理することができる。

ここでは、OneDriveの新機能「ファイルオンデマンド」ができることと、その設定方法をかんたんに説明する。

OneDriveファイルオンデマンド

Microsoftの公式ページには、OneDriveファイルオンデマンドを有効にした場合は、以下のような事ができると説明している。

  • デバイスで常にローカルで利用できるようにファイルとフォルダーを設定する。
  • ファイルをオンラインでのみアクセスできるようにすることで、デバイス上の容量を節約する。
  • 共有されているかどうかや外観など、ファイルに関する重要な情報を表示する。

エクスプローラー上での表示

ファイルオンデマンドを有効にすると、項目に新しく「状態」が追加され、それぞれのファイルにアイコンで状態が表示されるようになる。状態に表示されるアイコンは以下のような意味となる。


オンラインのみのファイル
インターネットに接続されていないオフライン環境では開くことができないファイル。
ファイルを使用したい場合、インターネットに接続している状態でクリックすると、クラウドからダウンロードされて利用可能になる。利用可能な状態になった場合は以下の「ローカルで利用可能なファイル」アイコンに変化する。滅多に使用しないが残しておきたいという場合に有効。

ローカルで利用可能なファイル
上記のオンラインのみのファイルをクリックするとクラウドからダウンロードされて利用可能になるとこのアイコンに変化する。ローカルにダウンロードしているため、このアイコン表示の時であればいつでもファイルを開くことができる。

常に利用可能なファイル
ファイルがローカルにダウンロードされており、オフラインの状態でも常に開くことができる状態を示すアイコン。

 

ファイルオンデマンドを有効にする方法

  1. OneDriveの設定を開く

    タスクバー上にあるOneDriveアイコンを右クリックし「設定」を開く。もしタスクバーにOneDriveアイコンが表示されていない場合は、「矢印」アイコンをクリックする。

  2. ファイルオンデマンドの有効

    「設定」タブにある「容量を節約し、ファイルを使用する時にダウンロード」にチェックを入れてOKボタンをクリックする。

ファイルの状態を操作

  1. オンラインのみのファイルにする場合

    「ローカルで利用可能なファイル」または「常に利用可能なファイル」を右クリックしコンテキストメニューから「空き領域を増やす」を選択する。

  2. ローカルで利用可能なファイルにする場合

    このファイルは右クリックからではないが、インターネットに接続している状態で、「オンラインのみのファイル」をクリックしてダウンロードする。

  3. 常に利用可能なファイルにする場合

    「オンラインのみのファイル」または「ローカルで利用可能なファイル」のファイルを右クリックし、「このデバイス上で常に保持する」を選択する。

出典または引用