Appleは先日iPhone, iPad, iPod touch向けにiOS 8.3を正式にリリースした。今回のiOS 8.3には絵文字キーボードの変更やワイヤレスCarPlayの他、様々なバグや問題を改善している。
しかしiOS 8.3にアップデートすると、これまで問題なく使用できていたTouch IDがApp Storeで使えなくなってしまったという報告や、iTunesでも使えなくなってしまっているという報告がいくつかあるようだ。
ここではiOS 8.3にアップデートした際にTouch IDを使えなくなってしまう問題の解決方法を簡単に説明する。
iOS 8.3にアップデートするとTouch IDが使えない…
Touch IDのおかげでApp Storeでアプリをインストールする時にわざわざパスワードを入力していたのがホームボタンにそっと指をタッチするだけで簡単にアプリをインストールすることができていた。
しかしiOS 8.3にアップデートするとなぜかTouch IDの指紋認証ウィンドウが表示されずにパスワードをわざわざ入力しないといけない状態に…。
原因はアップデートでTouch IDの設定に変更が
全てのデバイスに言えることかどうかはわからないが、この問題の多くはiOS 8.3にアップデートする時にTouch IDの設定の仕様に変更があったためという報告がある。
設定アプリから再度Touch IDの設定を有効にするだけで解決するということだ。
Touch IDの設定を無効にした後で有効に
解決方法はとても簡単で設定アプリを開いてTouch IDの設定を一度オフにして再起動し、再度Touch IDを有効にするだけで解決できる。
- ホーム画面上の設定アプリを開く
- Touch IDとパスコードをタップ
- iTunes & App Storeのスイッチをオフに
- デバイスを再起動(スリープ長押し)
- ホーム画面の「設定アプリ」を開く
- 「Touch IDとパスコード」をタップ
- iPhone/iPad/iPod touchで設定したパスコードを入力
- iTunes & App Storeのスイッチをオンに
- iTunes Store/App Storeのパスワードを入力
手順は以上だ。すぐに有効になっていない場合は一度iPhoneもしくはiPad, iPod touchを再起動させてみよう。
再度App Storeからアプリをインストールして、再度Touch IDが使えるようになっているかを確認しておこう。
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