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ターミナル系をSSHクライアントに乗り換えてみたら思った以上に良かった

脱獄犯のiOSデバイスなら必ず入ってるであろう、てか入っていて欲しいターミナル。おそらく、MobileTerminalという名前は聞いたことはあるはず。これをApp StoreにリリースされているSSHクライアントに任せてみるとさらにイイ感じになったので紹介したいと思います。

App StoreのSSHクライアント

Prompt 2 – SSH クライアント・コンソール・ターミナル
カテゴリ: ユーティリティ
現在の価格: ¥960
Serverauditor – SSH Shell / Console / Terminal
カテゴリ: ユーティリティ
現在の価格: 無料

有名どころはこんなとこ。上が有料で、下が無料です。というわけで敷居が低いServerauditorの方で説明したいと思います。

SSHクライアントに乗り換える利点

その前に今回の大きな利点を説明しておきます。

一つ目の利点は、mobileとrootをいちいち変える必要がないことです!

こんな感じで、mobileとrootの窓口を一つずつ用意できます。いちいちsuコマンドで変えたり戻したり…がなくて楽!

 

二つ目に、Activatorとの連携が取れます。

というのも、今回挙げたSSHクライアントはどちらも3D Touch対応!Activatorは3D Touchのショートカットをサポートしているので、そのままActivatorアクションとして使えちゃう!ということです。

LocalSSHの導入

から(上記リンクを開けば自動的にリポジトリが追加されます)、LocalSSHをインストールしましょう。これを入れることで、自分自身へSSH接続できるようになります。インストールされるファイルもCydia Substrateに依存しないものなので、セーフモードでも使える!

 

*インストール時、OpenSSHが一緒に要求されます。絶対にデバイスのパスワードを変えてからインストールするようにしましょう。

パスワードを変えているとしても、ずっとOpenSSHが待機している状態ではセキュリティ上問題しかありません…。使わないのであれば、OpenSSHのFlipswitchを使うなどしてオフにしておきましょう!ちなみに、LocalSSHはOpenSSHがオフでも使えちゃいます。

僕の場合、Polusでコントロールセンターに置いてます。無料で使いたいという方はFlipControlCenterなどを使うといいと思います!*

Serverauditorに窓口(host)を追加する

Serverauditorを開き、左上の横ライン三本→Hostsを開きます。

 

start by adding a new hostとあるように、右上マークをタップします。

 

New Hostを選択。

 

画像のような感じで入力します。Hostnameは127.0.0.1、22(Port欄です)のところは50022と入れてください。

 

こんな感じに揃ったら、実際に接続してみましょう!エラーが出た場合、前の入力手順が間違っている可能性が高いです。もう一度よく見直してみましょう。

 

接続できるとこんな感じ。

 

左スワイプ→CloseでSSHを停止できます。作業が終わったら必ず閉じておきましょう。

 

Serverauditorの3D Touch

最近追加したホストが3つ表示されます。現状二つしか使わないので問題ないと思います。

Application Shortcuts欄から、3D TouchのショートカットをActivatorアクションとして使うことができます。

 

このショートカットアクションを画像のように電源メニューに組み込んじゃうのがすごい良い感じ!

動画を撮ってみたので是非ご覧ください!

接続も自動でされるので早い(Promptも)!あぁもうどんどん電源メニューが豪華になっていく…。うーん、これは良いですね!

終わりに

Cydiaのターミナルを使うよりよっぽど便利ですよね!でも危険なOpenSSHも一緒についてきちゃって…そういう面ではCydia上のターミナルに軍杯が上がりそうです。

まぁオフにしてれば問題はないし、ブートループに陥った時に助けてくれたりもするものなので入れておくのも手かと。僕は俄然入れる派なので全く気にしないんですけどね。

それにしても、いつでも利便性と危険性は両刃の剣なんですね…。深い。