Grabby : ロック画面にカメラ以外のランチャーを複数配置させる [脱獄アプリ] 2015/05/13Pey 脱獄アプリ (3 コメント)iPhoneやiPad, iPod touchのロック画面には小さくカメラアイコンが表示されているのは誰もが知っていることだ。これはロック画面からすぐにカメラを起動させることが出来るために配置されているのだろう。 しかしすぐに起動させたいのはカメラアプリ以外にもたくさんあるはずだ。Grabbyを使用するとカメラアイコン以外にもいくつかのアイコンを表示させることができ、その場ですぐにアプリを起動させることが出来る。 ※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。脱獄していないデバイスでは動作しません。 GrabbyGrabbyをインストールすると通常ロック画面上には右下にカメラアイコンが表示されているがそのアイコンの数を増やし、そのアイコンを上にスワイプすることでそのままアプリを起動させることが出来るものである。例えばミュージックアプリを配置しているのであれば、ミュージックアプリアイコンを上にスワイプするとそのままミュージックアプリが起動するといったものである。 Grabbyでは以下のような特徴がある。アイコン表示スタイルの変更ロック画面にクイックランチャーとなるアイコンを設置カメラアイコン同様に上にスワイプするとすぐに起動Activatorと連携することができ様々なものを起動設置するアイコンの数を変更設置するアイコンのデザインを変更設置したアイコンを個別にパスコード要求などの設定が可能 表示スタイルの変更設定からGrabby > Icon Visibilityへと進むと表示スタイルを変更することができるようだ。Alwaysでは設置したアイコンが常に表示されている。Require Tapではタップが必要という意味であるため恐らく一度タップすることで設置したアイコンが表示される…はずだが表示されない。デバイスによって不具合があるのかはわからないが、そのまま上にスワイプするとその場所に配置してあるアプリを起動させることはできるようだ。 アイコンの数を設定Grabbyで配置するアイコンの数をIcon Countの設定から選択できる。OneからSevenとなっており7つまで設定を行なうことが出来る。OneからSevenのいずれかをチェックした後、前のページに戻って各アイコンの設定を行なうことになるが、例えばSixを選択したのに設定できる項目が4つしかない、というような場合はマルチタスクから設定アプリを終了させるかリスプリングを行おう。 Actionの設定ロック画面上に設置したアイコンを上にスワイプすることでどのような動作を行わせるかをAcitonから設定する。画像ではカメラを起動させるように設定しているためにロック画面上のカメラアイコンを上にスワイプするとカメラが即起動する。ここではActivatorと連携が可能であるためActivatorで行える全てのものを起動でき、Flipswitchにも対応している。 アイコンのデザイン設定Imageではロック画面に表示させるアイコンのデザインを変更できる。かなり多くの種類用意されているので好きなものを選択するとそのアイコンが表示されるようになる。また/Library/Application Support/Grabby/Iconsディレクトリの中に好みのデザインのPNG画像を挿入することでその画像をロック画面に表示させることも出来る。またPhotoshopなどで編集しやすいように作者がPSDファイルを配布している。が、少しデザインが古いと感じるかもしれないのでオリジナルで作ったほうが手っ取り早いかもしれない。 Retinaアイコンであれば56×58のサイズに設定し、語尾が@2x.pngで終わるファイルにする必要がある。Legacyアイコンであれば28×29のサイズに設定し、語尾が.pngで終わるファイルにする必要がある。出来上がったものを/Library/Application Support/Grabby/Iconsに配置した後に設定から選択しよう。 LINEアイコンをダウンロードデフォルトのアイコンを並べるとやはり色が目立ってしまい統一感のない微妙な感じになってしまう。人気のLINEアプリもここにあるよと言わんばかりに緑が主張している…。画像編集ソフトならなんでもできることかもしれないが、表示させたい部分に黒にしてPNG形式で保存してあげるとうまく表示されるはずだ。LINEアプリのアイコンの場合は緑の部分を非表示にし、吹出し部分を表示させたいのでその部分を黒にして保存するとうまく表示された。もし試してみたい方がいれば以下のダウンロードリンクからダウンロードして解凍し、/Library/Application Support/Grabby/Iconsに配置した後設定アプリを再起動して適用していただきたい。Grabby-LINE-icon個別にパスコードを設定Fequire Passcodeの設定ではこの項目をオンにしたアイコンだけパスコードの入力を必要とさせることが出来る。もちろんTouch ID搭載のデバイスであればTouch IDでも解除できるようになっている。 情報・バグや互換性Grabby (v1.3.10) ($1.99)Icon Visibilityでタップで表示されないバグ有り再起動もしくはリスプリング後のロック画面では動作しないバグあり。(一度ロック解除した後は問題なし) このTweakについてどう思いますか?その他バグや互換性などの情報があれば以下のコメント欄よりお聞かせ下さい。 The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事PeyiPhoneやiOSとMacやWindowsなどPC全般の事を記事にしています。 最新記事 by Pey (全て見る) 週間Tweaks:ステータスバーの時刻をダブルタップで日付に切り替え「DateTap」など - 2018/02/12 週間Tweaks:iPhoneXでスワイプアップでロック「SwipeUpLockX」やドックをカスタマイズ「Marina」など - 2018/02/05 週間Tweaks:iPhoneXのアプリスイッチャーでスワイプでアプリ終了「EasySwitcherX」など - 2018/01/29