特定のセルに番号やIDや日付など、わかりやすい文字を入力すると、ある表の中からデータを探し出して表示させることができるのがVLOOKUP関数。
このVLOOKUP関数はエクセル関数の中でもよく使われる関数であるようだ。
今回はこのVLOOKUP関数について簡単にメモしておく。
VLOOKUPの使用例
VLOOKUP関数を使用すると、大量にあるデータの中から、検索したい一部分だけを検索することが出来る。上の画像にあるサンプルのグラフは、Jリーグ(ヴィッセル神戸)の試合の戦績のデータだ。
VLOOKUP関数を使えば、例えばこんなことができる。
- 特定のセルに試合日を入力するだけで、その日の結果を検索して自動で表示
- 特性のセルに試合日を入力するだけで、その日の対戦相手を自動で表示
画像の場合、十数試合分しか表示されていないが、もっと沢山の試合結果を検索したい時に便利だ。イメージとしては
「電話帳の検索ウィンドウに名前を検索すると自動的に電話番号が表示される仕組みと似ている」
ような気がする。
今回の場合は日付を入力すると、自動的に対戦相手やスコアを表示させることができる方法を説明するが、以下の手順を理解すると、別の組み合わせや、別の用途で使用することも出来る。
場合によってはかなり応用できる関数のようなので、覚えておきたい。
VLOOKUP関数の書式
VLOOKUP関数を使用する場合、表示させたい結果を以下の書式でセルに入力する必要がある。
=VLOOKUP(①検索値, ②範囲, ③列番号, ④検索の型)
①検索値 (必須) |
実際にセルに入力し検索を行う部分。ここでは①の「G2」 |
②範囲 (必須) |
データの一覧または表を指定する。ここでは②の「A2:C14」 |
③列番号 (必須) |
①を入力した時に②の表の左から列目を表示させるかを指定。ここでは左から3列目なので「3」 |
④検索の型 (省略可) |
検索を行う際に近似値で検索するか、完全一致で検索するかを指定。ここでは、完全一致の「FALSE」 |
検索したい文字があるセル①を、②の範囲から検索して、左から③列目を関数を入力したセルに表示する。ということになる。
今回の検索の型はFALSEにしたが、近似値のTRUEにした場合、数字または英字の並び替えとして考えられ、最も近い値が検索される。
例えば今回の場合、「2016/2/27」のスコアを調べたいので「2016/2/27」と入力すると、「●0-2」と表示されるが、2016/2/28と入力した場合でも検索値に最も近い数値である「2016/2/27」が検索される為「●0-2」と表示される。
また、TRUEもFALSEも入力せずに省略した場合は、自動的にTRUEが適用される。
VLOOKUP関数を実際に入力
その他・予備知識
出典または引用
- https://support.office.com/ja-jp/article/VLOOKUP-概要と使用目的-5984e27b-4f0d-431e-83b1-7ab062c75493
- 週間Tweaks:ステータスバーの時刻をダブルタップで日付に切り替え「DateTap」など - 2018/02/12
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