最も人気のファイルマネージャアプリ・ファイラーの内の1つである「Filza File Manager」がアップデートし、バージョン3.0となってBigBossから公開されている。
今回のアップデートではrootからuserで動作するようになった他、多くの問題改善や機能向上を含むアップデートとなっている。
※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。脱獄していないデバイスでは動作しません。脱獄や脱獄後に関しては以下のリンクを参考にして下さい。
Filza File Manager 3.0
今回のFilza File Managerのアップデートでは、以下の様な変更が行われている。
変更履歴:
- Filzaはrootの変わりにmobileとして動作します。サードパーティ製のキーボードや言語、AirDrop、黒いステータスバー問題を修正。
- 保護されたzipやrarファイルをサポート。
- ビデオプレイヤーをアップグレード。PIPをサポート(iOS 9のピクチャーインピクチャー機能。)
- 2つのクイックアクションショートカットを追加。App managerとMusic library。(3D Touchデバイス向け)
- リストビューモードを最適化。高速化。
- テキストエディターのバグを修正。
- FTP/SFTP/Dropbox/Box/OneDrive/WebDAVのダウンロードファイルのパーミッション問題を修正。
- FTP接続を最適化。
- iPadのSlide OverとSpit Viewをサポート(iPad mini/2/3/4, iPad Air 1/2, iPad Pro)
- 新機能として、ウィンドウを復元、パスの編集を追加。
- 外部ビューアーをサポート(その他のアプリで起動)
- テキストエディター、お気に入り、デフォルトテーマをアップデート。
- 検索機能をアップデート。ファイルサイズやファイルタイプでの検索が可能。
iFileを昔から使用しているユーザーはまだiFileを使用しているかもしれないが、初めて脱獄したユーザーほど、iFileよりFilzaの方が使いやすいと感じているのではないだろうか。
今回のバージョンでは、スワイプで戻る機能が動作しなくなったという報告がある。しかしこの問題は次のベータ版のアップデートですでに修正されているようだ。
更新内容はFilza File Managerをデバイス上から開き、設定>変更履歴から確認可能だ。
ベータ版リポジトリ
http://tigisoftware.com/cydia/
Filzaはベータ版の開発も進められており、以下のリポジトリを登録後に新たな更新があればインストールが可能だ。
先ほど説明したとおり、現在のBigBossにあるFilza File Manager v3.0.0はスワイプで戻る機能が動作しないため、もしスワイプで戻る機能を動作させたい場合はベータ版のv3.0.1を使用すると良いだろう。
ベータ版でもその他不具合が発生する可能性もあるので使用には注意していただきたい。
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