脱獄Q&A : 脱獄(JailBreak)とは?よくある質問や脱獄後の質問など

初めてiOSデバイスを脱獄(Jailbreak)を試みたものの、初めは誰しもが疑問だらけになることだろう。

 

ここでは、海外サイトを含め、多くのユーザーの疑問に対する回答や、解決策などをまとめてみようと思う。ここで紹介するほとんどの回答や解決策はCydiaからもアクセスできるJailbreakQAからものである。

 

※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。また定期的に追記・更新・修正を行います。

 

 よくある質問

 

脱獄前の一般的な質問

 

脱獄後のトラブルシューティング

 

ダウングレードやアップグレード

 

CydiaとTweakやテーマ

 

その他

 

iPhoneなどの「脱獄」とはどういう意味ですか?

通常iOSデバイス(iPhone, iPad, iPod touchなど)ではApp Store以外からアプリケーションをインストールすることはできない仕組みになっている。これはAppleが制限をかけているからである。

しかし、脱獄(Jailbreak)することでAppleの制限を回避し、App Store以外からのアプリケーションをインストールできるようになる。これを脱獄と言う。
Androidで言うところのroot化にあたるものである。

脱獄(Jailbreak)という名前の由来はAppleの制限から抜け出すという意味だと言われている。

 

脱獄は違法ですか?

結論から申し上げると違法ではない。しかし日本では現在(2015年)違法も合法もなく法が定まっていない。そのためiOSデバイスを脱獄をしたからと言ってどうなるということは今のところはない。

米国ではデジタルミレニアム著作権法が3年に一回見なおされているが米国ではiPhoneの脱獄は現在合法となっている。タブレット(iPad)に関しては2015年のデジタルミレニアム著作権法の見直しに向けてEFF(電子フロンティア財団)がタブレットも合法にすべきと署名を募集した。結果、米国ではiPadを含む多くのデバイスでの脱獄が合法となった。

最終更新日 : 2015/11/06

脱獄はどのデバイスでも出来るのですか?

脱獄は基本的にiOSデバイスであることが必須であり、その他脱獄ツールに合ったiOSデバイスとiOSバージョンが必要になる。

AppleはiOSのバージョンはどんどん更新していき、ほとんどの場合が更新するごとに脱獄できないように対策していっているのである。

そうなると脱獄ツールの開発者はまた新たな抜け穴を探しては脱獄ツールを開発し、Appleと開発者のイタチごっこ状態であるわけだ。

殆どの人はiOSバージョンを更新していることが多いため、自分のiOSデバイスとiOSバージョンが一致している新たな脱獄ツールが登場するの待ち、登場した時に一斉に脱獄を開始しはじめる。

 

関連項目

現在は脱獄できますか?どの脱獄ツールでどのようにすればよいのですか?

 

脱獄するとどんな事ができますか?

あまりにもできることが多すぎるが、脱獄してるからこそできる事の例として以下の様なものがある。

  • ホーム画面のアイコンのデザインを変更
  • コントロールセンターや通知センターのデザインを変更
  • ホーム画面に大きな時計ウィジェットや天気ウィジェットなどを自由に配置
  • フォント(文字)の変更
  • マルチタスクをワンタッチで全て終了させる
  • アプリ毎にパスコードや指紋認証ロックをかけられる
  • デバイスの内部を確認することができ、ファイルの削除や編集が可能になる
  • ウェブ広告のブロック
  • ステータスバーに日付や曜日を表示
  • ジェスチャーで様々な動作を割り当てることが出来る(ボリュームアップで次の曲再生など)
  • フォルダの中にフォルダを作成
  • ドックにたくさんのアイコンを表示
  • Apple Watch風のホーム画面に変更
  • コピーペースト機能の強化(履歴や定型文など)
  • カメラのシャッター音の無効
  • スクロールの高速化
  • 電話をかける前やメール送信前に確認画面を表示
  • パスコードロック解除を失敗した時に写真をとってメールで送信などのセキュリティも充実

その他多くの脱獄アプリを紹介しているので以下のカテゴリーページを参考に。

カテゴリー : 脱獄アプリ

カテゴリー : アドオン・テーマ

 

脱獄のメリットとデメリットについて教えてください

脱獄のメリットに関してはApp Store以外からのアプリケーションをインストールすることができるため、上記の「脱獄するとどんな事ができますか?」で述べたことができるようになることが何よりもメリットであるといえる。

逆にデメリットとしては以下の3つが最大のデメリットといえる。

  • セキュリティが低下する恐れがある
  • Appleの保証を受けることができなくなる可能性がある
  • 数ある対処は自力で解決する(脱獄アプリは基本的に全て英語表記)
  • 脱獄デバイスは使用禁止のiOSアプリが存在する

脱獄するとセキュリティが低下すると書いているが逆にセキュリティを向上する脱獄アプリが存在したり、脱獄環境であるからこそ早期発見できたりることなどがあるため「安全度も増し、危険度も増す」ということになる。

 

そしてAppleは脱獄を認めていないため、保証を受けることができないことがあると言われている。脱獄アプリが原因であればなおさら自力で解決しなければいけない。ウェブ検索やサイトや掲示板などを利用して解決しよう。
そして脱獄アプリは基本的に全てが英語表記となっているため、英語が全くわからない人はそれなりの覚悟が必要になる。

 

脱獄しているデバイスではApp StoreからインストールできるいくつかのiOSアプリで、使用を禁止されていることがある。

禁止されているアプリに共通するのはインストールは可能であるが、起動直後に脱獄状態を検知し、「脱獄しているデバイスでは使用できません」というようなメッセージが表示される。

この脱獄検知をさらに回避してしまう脱獄アプリもいくつか公開されている。これらの脱獄検知回避をする脱獄アプリのお陰でほとんどのアプリが脱獄状態でも使用することができるが、すぐに対策をとられ、その後また脱獄アプリ開発者がさらなる対策を取るという繰り返しが行われている状態である。

最終更新日 : 2015/08/09

脱獄とSIMロック解除の違いはなんですか?

脱獄とは上記の通り、App Store以外からアプリをインストールすることを可能にするというものである。

これに対しSIMロック解除とは、日本のdocomoやau、SoftBankなどの携帯電話会社のSIMでは他社のデバイスでは使用できないような制限(ロック)をかけている。このロックを解除することである。

SIMロックを解除することによって海外を含む他社のSIMを使用できるようになる。

 

脱獄したり入獄(脱獄を解除)するためにお金がかかったりしますか?

脱獄や入獄する行為は完全に無料である。まれに代行脱獄を行なっている業者があるかもしれないが、自分で脱獄しても作業は早ければ3分~5分程度で終わるものである。

脱獄後に有料の脱獄アプリが存在するため、有料のものを購入するのであれば必要になる。App Storeと同じように100円から300円のものがほとんどで、まれに1000円前後するものがある。

入獄するのもiTunesで復元する作業を行なうだけなので料金が発生することはない。

 

脱獄するとApp Storeにある有料アプリを無料でインストールできると聞きましたが違法ではないのですか?

海賊版と知っていて使用する行為はもちろん違法である。App Storeでも脱獄アプリを購入することが出来るCydiaでも、有料であるものを海賊版など著作権を侵害する方法で無料ダウンロードし使用するという行為は間違ってもやってはいけないことである。

 

脱獄するとiOSバージョンがアップグレードしますか?また既存のデータが削除されますか?

Pangu, TaiG, PPなどの脱獄ツールは、サポートされているファームウェアのバージョンとデバイスが必要であり、言い換えるとこれらのツールで行なった脱獄する作業がバージョンを上げてしまうことはない

これらのツールを使用して脱獄するとデバイス上にCydiaというアプリケーションが追加される。もちろん既存のデータを削除するようなものでもない

 

現在は脱獄できますか?どの脱獄ツールでどのようにすればよいのですか?

脱獄できるかどうかは脱獄ツールが対応しているiOSバージョンであれば脱獄が可能である。これまでの脱獄ツールは、iOSのアップデートがあると比較的高い確率で対応できなくなってしまっており、その都度新たな脱獄ツールが登場するか、脱獄ツールのアップデートがあり、その後に脱獄が可能となっていた。

そういったこともあり、iOSのバージョンアップをすぐに行なってしまうと脱獄ができない状態が長く続く可能性もある。

脱獄ツール一覧

 

脱獄後に注意すべきことはありますか?

デバイスのリセットは禁止

iPhoneやiPad, iPod touchの操作で行える「すべての設定をリセット」または「すべてのコンテンツと設定を消去」は絶対にやってはいけないこと。一旦リセットしたいと思ったり、入獄したいと思うことがあるかもしれないが、デバイスからこれらの操作を行うと高い確率でブートループになる。

脱獄アプリの互換性は必ず確認

知識や情報がない段階でわからないTweakや脱獄アプリをインストールしてしまうとセーフモードになってしまったり、再起動のループから抜け出せなくなったというのはよくある話である。

そうならないためにもインストールする前に自分のデバイスや環境と互換性があるか(対応しているか)を確認することは必須となる。

問題に陥った時は手助けになるものはほとんどがウェブ上に存在するのでそんな時のためにも情報量の多いサイトや参考にするサイトを自分でブックマークしておこう。

その他、以下で説明する最低限のセキュリティ対策はとっておいたほうがよいだろう。

関連項目

脱獄後に必ず行なっておいたほうが良いことはありますか?

 

脱獄後に必ず行なっておいたほうが良いことはありますか?

脱獄後に、OpenSSHを使用する場合は特に「rootパスワード」と「モバイルパスワード」を変更する必要がある。OpenSSHをインストールすることによってシステムの内部まで簡単にアクセスできるようになる。そうなれば外部からのアクセスも容易になるわけだ。

そういうこともあり、デバイスのrootパスワードとモバイルパスワードをTerminalを使用して変更する。

CydiaからインストールしたTerminalを使用し、rootのパスワードを変更する。簡単な手順として「OpenSSHをインストールした後にデバイスのrootパスワードはどのようにして変更するのですか?」の項目を参考に。

 

関連項目

脱獄後に注意すべきことはありますか?

 

Tweak(脱獄アプリ)などはどのようにして探すのですか?

Tweakの探し方は様々あるが、例えばCydiaのジャンル別にわけられたセクションから探すという方法がある。これはCydiaを開き、下部のソースタブ > すべてのソース という順に進むとカテゴリーに分かれたように表示され、ジャンル別に検索することができる。
しかしこの方法では現在の最新iOSに対応していない古いものも表示されるので注意が必要だ。

その他新しいTweakを探すにはCydiaを開き更新情報のタブを選択してリフレッシュする。表示されているリストが更新されると上にあるものが新しくリリースされた脱獄アプリとなる。全てが新規のリリースというわけではなく、アップデートと新規が混合している。

また、当サイトを含めウェブ上では多くのサイトが新しいTweakや脱獄アプリをレビューしている記事があるのでそういった記事を参考に探すのが最も簡単かもしれない。

カテゴリー : 脱獄アプリ

 

Tweak(脱獄アプリ)の削除の仕方を教えて下さい

CydiaからTweakをインストールした時と同じような要領で、削除するときもCydiaからアンインストールを行う。Cydiaを開き、インストール済みのメニューを開くと上部に使用順のタブが表示されている。

使用順のタブでインストールを行った新しい順に並び替えられているので最も新しくインストールされたものは上に表示されている。

削除の方法はアンインストールしたいTweakや脱獄アプリをタップし、右上の変更ボタンをタップすると下から再インストール、もしくは削除のどちらかを選ぶことが出来るので削除を選択してアンインストールができる。

 

デバイスがクラッシュしてセーフモードになってしまった場合はどうすればいいですか?

Safe Mode、互換性のないTweakなどの問題でクラッシュした場合にデバイスを復元しなくても問題のTweakをアンインストールすることができるようにするCydia Substrateの機能の一つである。

Mobile SafeMode

通常スプリングボードがクラッシュしセーフモードになるが、その場合ステータスバーの部分に「Exit Safe Mode」と表示されているのでタップする。もしくは起動時にウィンドウが表示されるのでRestartを選択するとリスプリングし、セーフモードが解除される。

 

もしセーフモードが解除されずに再度セーフモードで起動した場合、何かしらの問題でクラッシュしているということなので問題になっているTweakを探しだし、Cydiaからアンインストールしよう。

 

関連項目

問題を引き起こしているTweakがどれなのかがわからない場合はどうすればいいですか?

iOSデバイスが起動しなくなりました。(ブートループやAppleロゴでフリーズ)

この問題に遭遇すると非常に焦ってしまうだろう。電源ボタンを押してもつかなかったり、再起動を繰り返している状態が続いているなど、今すぐにでも直したいという気持ちでいっぱいになるだろう。まずは、順番に確認していく。

充電の残量があるかどうかを確認する

デバイスの電源がつかない場合に意外と多いのが充電切れである。Tweakなどの問題もあり、想像以上に充電の消耗が激しくなり充電が切れてしまっている場合がある。念のための確認ということでケーブルに繋いでみよう。

強制再起動

充電があるのに画面がつかないという場合は強制的に再起動を行う。方法はホームボタンとスリープボタンを同時にAppleロゴが表示されるまで長押しする。通常10秒ほどで強制的に再起動を行うことが出来る。

No-MobileSubstrate Mode

お使いのデバイスと互換性のないTweakをインストールしてしまった場合にブートループに陥ることがまれにある。ブートループではなくセーフモードで起動したのであれば、問題を引き起こしている互換性のないTweakをCydiaから削除すれば解決することが多い。

問題のTweakが見つからない場合は”問題を引き起こしているTweakがどれなのかがわからない場合はどうすればいいですか?”の項目へ。

 

セーフモードではなく、ブートループ・再起動の繰り返しのような症状の場合、Non-MobileSubstrate(No-Substrate)モードを使用する方法がある。セーフモードと似ている為に同じものだと勘違いされやすいが性質的に異なるのでごっちゃにならないようにしよう。

Non-MobileSubstrateモードにするためにはボリュームアップボタンを押したまま電源をオンにする。この時ボリュームアップボタンはディスプレイが表示されるまで押し続けること。

うまく起動すればCydiaを開き、問題の互換性のないTweakを削除し、デバイスを再起動させよう。

 

問題を引き起こしているTweakがどれなのかがわからない場合はどうすればいいですか?

パッケージの互換性を確認

現在お使いのiOSデバイスと互換性のないTweakがあれば削除する必要がある。互換性についてはCydiaを開いて各Tweakの説明に記載されている。

また、インストールしたTweakのソースがBigBoss, Cydia/Telesphoreo, ModMyi, ZodTTD/MacCitiのような合法のリポジトリからインストールされてあることを確認する。
海賊版のリポジトリからインストールしたものは頻繁に問題を引き起こすと言われている。

リブート(再起動)を行なう

問題が一時的なことがある可能性があるので一度リブートを行なう。スリープボタンを押して電源をオフにすることができない場合は、スリープボタン+ホームボタンを長押しすることで強制的に電源をオフにすることが出来る。

No-Substrateモードで起動する

次にNo-Substrate(Non-Mobile Substrate)モードと呼ばれるCydia Substrate(Mobile Substrate)を読み込まずに起動する。

No-Substrateモードで起動するには、スリープ+ホームボタンなどでリブートを行い、Appleロゴが表示されたらボリュームアップボタンをロック画面が表示されるまで押し続ける

起動するとCydia Substrateとそれに依存する全てのTweakを無効にして起動することが出来る。CydiaのTweakのほとんどがSubstrateを使用しているため、問題のあるTweakも無効にして起動してくれるということになる。

No-Substrateモードはセーフモードと違いステータスバーにExit Safe Modeと表示されないので少しわかりにくいが、うまく起動すればCydiaから問題の可能性があったTweakをアンインストールすることが出来る。

iCleaner Proを使う

上記のようにSubstrateを読み込まない方法として、iCleaner Proを使用する方法がある。CydiaからiCleaner Proをインストールできる状況であればインストールを行う。

インストールするとホーム画面上にiCleaner Proのアイコンが表示されているので起動させる。左下にある「+」ボタンをタップし、Cydia Substrateアドオンの項目で全てオフにして再起動を行なう。

その後、1つずつもしくは少しずつオンに切り替えて問題のTweakを探しだすという方法がある。具体的な方法は以下のリンクを参考に。

iCleaner Proを使って問題を起こしているTweakを特定する方法

Substrateのアンインストール

それでも原因となっているTweakがわからない場合は、Cydia Substrate(Mobile Substrate)をアンインストールするという方法がある。

これはCydia Substrateに依存する全てのTweakやアプリを削除するということになる。一旦全て削除した後、1つずつもしくは少しずつ再度インストールしていくという手順である。

もちろんCydia Substrateをアンインストールする前に自分がインストールしていたものをメモにとっておく、もしくはAppInfoという脱獄アプリを使用すると簡単にメールで送信して記録することができる。

手順としてまとめると、CydiaからインストールしているTweakのメモを取り、Cydia Substrateを削除して一旦Cydia Substrateに依存するものを全て削除た後、1つずつインストールを行なう。

 

CrashReporterを使う

問題を引き起こしているTweakなどを特定するために、iCleaner Proとは別に、CrashReporterというものを使用することでも解決する可能性がある。具体的にCrashReporterを使用して特定するには以下のリンクを参考に。

CrashReporterでクラッシュの原因を特定する方法

 

関連項目

iOSデバイスが起動しなくなりました。(ブートループやAppleロゴでフリーズ)

デバイスがクラッシュしてセーフモードになってしまった場合はどうすればいいですか?

最終更新日:2015/11/06

脱獄後のバッテリー消耗について何か改善できますか?

まずはAppleが公式に推奨している「バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に伸ばす」ページを確認する。

脱獄後にバッテリーの消耗を抑えるために確認すべきことがいくつか存在する。

  1. パーソナルホットスポット(MyWiやTetherMeなど) : iPhoneをアクセスポイントとして他のデバイスに3G接続を共有するのはバッテリーの消耗につながる。必要がない場合は必ずオフにしておくこと。
  2. リスプリングやリブートなどの再起動 : CydiaでTweakやテーマなどをインストールした後はリスプリングやリブートなどの再起動を行なう必要があるものが多い。しかし、こういった再起動を行なうとバッテリーの消耗につながることを覚えておいたほうが良いだろう。
    脱獄しただけでバッテリーの持ちが悪くなったというのは再起動が原因である可能性も十分にある。
  3. 欠陥のあるパッケージは避ける : デフォルトのリポジトリであるBigBoss, ModMyi, Telesphoreo, ZodTTD/Cydiaで公開されているパッケージのほとんどは安全で信頼性があり、欠陥による大幅なバッテリーの消費をおこなうことは少ない。
    しかし時折バグの問題で余分なバックグラウンド処理やデータ使用量を引き起こし、バッテリーの消耗を早めてしまうということもある。
    これは長い間更新されていないパッケージ、経験の浅い開発者によるもの。そして海賊版のパッケージではバッテリーの消費に影響を与えてしまう。どのパッケージが原因でバッテリーに影響を与えているのかが分かる場合は、数時間または数日間そのパッケージをアンインストールし、再度パッケージをインストールして比較し、開発者へ連絡すると改善してくれる可能性がある。
  4. 重いパッケージは避ける : ホーム画面やロック画面、コントロールセンターや通知センター内でのアニメーションや天気のウィジェット、そして動く壁紙などパッケージはバッテリー消費に影響を与えるというのは有名な話である。
    もし、バッテリーの消耗に悩んでいるのであればこのような処理能力やネットワークを常に必要とするようなパッケージを削除もしくは減らすことで改善する可能性がある。

どのアプリやTweakがバッテリーの消耗を促しているのかがわからない場合にはiOS 8以降では、設定 > 一般 > 使用状況 > バッテリーの使用状況から確認できる。

またCydiaからCocoaTopをインストールすることで現在稼働中のプロセスのCPU使用率やメモリ使用率などを確認することができる。

 

OpenSSHをインストールした後にデバイスのrootパスワードはどのようにして変更するのですか?

Cydiaで「OpenSSH」をインストールしておく。その後SSHクライアントアプリなどを使用してパスワードを変更することができる。

CydiaでインストールできるMobileTerminalやMTerminalを使用して変更する事ができる。

①管理者のアクセスを取得

  1. su root
  2. Password:alpine
  3. /var/mobile root# cd
  4. root

②rootパスワードの変更

  1. root# passwd
  2. Changing password for root.
    New password: xxxxxx(自分で決めたもの)
  3. Retype new password: xxxxxx(自分で決めたもの)
  4. iPhone:~ root#

 ③mobileパスワードの変更

  1. root# passwd mobile
  2. Changing password for mobile.
    New password: xxxxxx(自分で決めたもの)
  3. Retype new password: xxxxxx(自分で決めたもの)
  4. iPhone:~ root#

詳しくは以下のページを参考に

rootパスワードとmobileパスワードの変更方法

 

開発者に不具合を報告した時にsyslogを求められた時どのように送信すれば良いですか?

syslogはデバイス上で起こっている技術的なものの記録をしているもので、提供できれば開発者にとって非常に役立つものである。

これは通常デバイスの名前とアプリの名前そして稼働しているパッケージ以外の個人情報が含まれていることはない。

  1. Cydiaを開き「syslogd to /var/log/syslog」をインストールする
  2. デバイスを再起動する
  3. iFileで/var/log/に移動し、右上の編集ボタンからsyslogファイルを選択し、開発者にメールで送信する。

問題が解決し必要がない場合はアンインストールを行なう、もしくはFlipSwitchトグルでオフにしておくと良いだろう。

 

LINEのゲームができなくなったのですがどうすればいいですか?

基本的にLINEのゲームは脱獄しているデバイスではプレイすることはできない。LINEのゲームが起動する時に脱獄しているデバイスかどうかを検知しようする。

これを回避する脱獄アプリは存在するがLINEは脱獄したデバイスでLINEのゲームなどの動作が不安定になることがあり、おすすめすることはできない。

実際にLINEカスタマーサポートに問合せてみたところ、担当者の方からの以下の様な返信があった。

メーカーのサポート対象外となる改造(脱獄やROOT化、カスタムROMの利用)を行っている端末では、LINEおよびLINE関連アプリの動作を保証しておりません。

脱獄やROOT化などの、改造を行なっていない端末にてご利用くださいますよう、お願いいたします。

 

セーフモード(Safe Mode)とNo-MobileSubstrate(No-Substrate)モードの違いはなんですか?

Safe ModeとNo-MobileSubstrateモードは同じだと勘違いされがちであるが、実は全く違うものであるとデベロッパーたちは言う。

Safe ModeとはCydia Substrateの機能の1つであり、誤動作を起こしているTweakをアンインストールするチャンスを与えることによってデバイスを復元すること無く、永久的なクラッシュサイクルに入るのを防ぐことができる。

Mobile Safe Mode

通常、スプリングボードがクラッシュし表示できない状態になってしまうと復元などを行なって解決するという状態になっていたが、Safe ModeのTweakがCydia Substrateに依存するTweakを強制的に読みこませずに起動し、問題のTweakを削除できるようにしてくれているものである。

つまりクラッシュした後に自動的にSafe Mode機能がその他の拡張を制限して起動してくれるというものである。ステータスバー「Exit Safe Mode」と表記されているのが特徴である。

 

それに比べno-SubstrateモードとはSafe Mode機能を含む全てのSubstrateを停止した状態で起動させるもので、これが最も入獄に近い状態であると言える。

no-Substrateモードは一度電源を落とした状態で、ボリュームアップキーを押したまま電源をオンにする。その後ホーム画面が起動するまでボリュームアップキーは押したまま維持し続けることでno-Substrateモードで起動できる。

 

脱獄したデバイスを入獄・脱獄解除(していない状態)に戻すにはどうすればいいですか?

入獄する手順はiTunesでバックアップをとり、デバイスをDFUモードにして復元するだけで入獄状態になる。設定アプリから初期化を行うと、りんごマークでフリーズしたり、機能しなくなる可能性が非常に高いため、絶対にやってはいけないこととされている。また、Cydiaを無理やり削除しても入獄できるわけではないので注意しよう。また、復元を行なうと自動的に最新のiOSとなる。

iTunesで3194エラーやその他のエラーがでましたがどうすればいいですか?

DFUモードとは何ですか?どうすればDFUモードにできますか?

 

その他の方法でCydiaからインストールできるCydia Impactorという脱獄アプリを使用すると、現在のバージョンのiOSを維持したまま入獄することが出来る。通常iTunesから復元を行なった場合、自動的に最新バージョンのiOSになってしまうので、バージョンを維持したい場合はCydia Impactorを使用する。

Cydia Impactor : iOSのバージョンを維持したまま入獄する方法 [脱獄アプリ]

最終更新日 : 2015/07/26

 

脱獄後、寝ている時や充電中に勝手に再起動されています

いくつかの報告で脱獄後にデバイスが勝手に再起動されているという報告がいくつかある。これはメモリ制限が原因で発生すると言われており、メモリ制限を変更して対処が可能。

最終更新日:2016/06/07

 

脱獄デバイスをアップグレードし、Cydiaパッケージを再インストールする手順を教えて下さい。

脱獄デバイスのiOSをアップグレードすると基本的には一度入獄状態になる。(iTunesのアップグレードと復元で脱獄環境を一掃する)

ここではできるだけ簡単にアップグレードする一連の流れを説明する。

事前注意

  • 脱獄デバイスはOTA(Wi-Fiなど)でのアップグレードはできない。
  • Appleが署名中のSHSH(ファームウェア)であるかどうかを再チェック
  • 使用しているデバイスがアップグレードを行なうiOSに対応しているかを再チェック
  • 使用しているデバイスとiOSのバージョンで脱獄出来るかどうかを再チェック
  1. まずはiTunesを使用してiOSデバイスを完全に同期、バックアップをとっておく。iTunesの設定で特定の部分しかバックアップしない設定になっている可能性があるので連絡先や写真などすべてバックアップしておこう。バックアップはiTunsを起動して自分のiOSデバイスを選択し、概要のページにある「今すぐバックアップ」をクリックするだけでバックアップが開始される。 iCloudでバックアップをとる場合、バックアップしておきたい項目がきちんとチェックされているかを確認しておこう。
  2. Cydiaのパッケージのリストのメモを作成する。Cydiaのインストール済みパッケージを確認しながら手でメモ書きするのも良いが、CydiaからAppInfoをインストールし、これを使うと簡単に現在インストールしたパッケージやソース(リポジトリ)をリストにして自分宛てにメール送信することができる。その他にAptBackupPkgBackupなどのようなさらに便利な脱獄アプリが存在するが、違うバージョンのiOS間で使用する場合にはあまりおすすめすることはできない。これらの脱獄アプリでは現在インストール済みのものをそのままバックアップし、再脱獄後に再度インストールして復元ボタンの1回で全てインストールすることはできるが、iOSバージョンが違っている場合は互換性の問題でバグや不具合を生じることがあるからだ。
  3. 利用可能な最新バージョンのiOSにiTunesを使用して復元する。または最新バージョン以外を使用して復元する場合はステップ4へ進み、SHSHを使用してアップグレードを行なう。復元が完了すると再起動する。
  4. 復元完了後、iOSデバイスは新しいデバイスとして設定するか過去のバックアップを使って設定することが出来る。Tweakのいくつかは設定ファイルも復元できるが、もし復元した設定ファイルにより問題が生じた場合は新しいiPhoneとして設定する。
  5. 復元後は脱獄ツールを使用し脱獄する。ステップ2で選択した方法でCydiaでインストールしていたパッケージを再インストールする。また、Cydiaストアで購入したパッケージにアクセスするにはCydiaを開きトップページにあるアカウントの管理を選択し、任意の方法(FacebookもしくはGoogleアカウント)でサインインすると確認することが出来る。

    LockInfoやbiteSMSなどのいくつかのパッケージは購入システムが独立している場合はそれぞれのパッケージのシステムに合わせる必要がある。

 

その他の方法でTerminalを使用する方法もある。以下リンクを参考。

CydiaからインストールしたTweakやテーマはどうやってバックアップまたは復元するのですか?

 

最新バージョン以外へのアップグレードもしくはダウングレードはできますか?また、現在はダウングレードできますか?

iOSのダウングレードやアップグレードは基本的にAppleが署名している時に限り可能である。以下のリンクで現在Appleが署名中であるかどうかを確認することができ、署名中であることが確認できたらダウングレードやアップデートが可能となる。

iOSファームウェア(IPSW)リアルタイム署名ステータス

 

Step1.

ダウングレード/アップグレードしたいバージョンで署名中であるのファームウェアをダウンロードする。

自分のデバイスに対応しているファームウェアのがわからない場合は、以下のリンクを参考。

iPhone, iPad, iPod touchのファームウェアの選び方 

Step2.

iOSデバイスをPCに接続する

Step3.

iTunesを起動し、上部にあるデバイスのアイコンをクリックする

Step4.

WindowsであればShift+クリック、MacであればAlt/Optionを押したまま更新プログラムの確認ボタンをクリックする。

Step5.

ダウンロードしたIPSWファイルを選択する。

Step6.

更新をクリック。するとダウングレードプロセスが開始する。ある程度時間がかかるためしばらく待つ必要がある。ダウングレードが完了すると再起動するのでこれで完了となる。

最終更新日 : 2015/07/26

iTunesでダウングレード/アップグレード/復元しようとするとエラーになります

iTunesでエラーが出来る時はエラーコードを確認し、そのコードによって対処法が変わってくる。

3194エラー

多くのエラーがある中、一番目立つと言っても良いぐらうの3194エラー。このエラーはアップグレードやダウングレードなどをIPSWファイルを使用して直接行う時に起こることが多い。

この場合の原因の多くは署名されていない状態でアップグレードやダウングレードを行なった場合に起こることがおおい。もう一度指定したIPSWファイルが署名中であるかどうかを確認する。

 

もし間違いない場合やIPSWを使用していない場合で3194エラーが表示される場合は以下の手順でhostsファイルを編集し、「gs.apple.com」をコメントアウトすると改善される可能性がある。

以下で紹介する手順は3194エラーの他に、1013エラーや3014エラーでも有効である。

Windowsの場合

Windowsスタートメニューの検索窓(Winキー+R)に「%WinDir%\System32\Drivers\Etc」と入力し、エンターキーを押すとフォルダが表示されるのでその中にあるhostsというファイルを右クリックし、メモ帳などで開く。

もしくはWindowsスタートメニューの検索窓に
「notepad %SystemRoot%/System32/drivers/etc/hosts」と入力し編集を行なう。

編集内容は文字列の中に「gs.apple.com」が含まれるエントリを探し先頭に「#」を入力する。

12.345.67.89      gs.apple.com
のような項目があれば
# 12.345.67.89      gs.apple.com
となるように変更する。

変更したら上書き保存してメモ帳を終了させる。

Macの場合

LaunchPadなどからターミナルを起動し、「sudo nano /etc/hosts」と入力してreturn。パスワードを聞かれるのでコンピュータのサインインの時に使用しているパスワードを入力してreturn。(パスワードを入力している時はテキストが表示されない。)

するとずらずらと文字が表示されるのでその中空「gs.apple.com」が含まれるエントリを探し先頭に「#」を入力する。

 12.345.67.89      gs.apple.com
のような項目があれば
# 12.345.67.89      gs.apple.com
となるように変更する。

最後に保存(「control」+「O」)し、「control」+「X」を押してからターミナルを終了する。

 

Cydiaの使い方がわかりません

v1.1.1.0以降

Cydia 1.1.1.0以降のバージョンの場合は、以前までとはいくつか表示や設定できるものなどが変わっている。

Cydiaを開くと下部にメニューが表示されており、Cydia,ソース,更新情報,インストール済み,検索の5つがある。

Cydiaタブ

Cydiaタブからは現在おすすめされているアプリやテーマ。その他アカウントの管理を行なうことが出来る。

アカウントの管理ではFacebookやGoogleのアカウントでログインすることができ、これまでに購入した脱獄アプリや自分のCydiaアカウントなどを書くにすることが出来る。

他にはよくある質問やOpenSSHの使い方やルートパスワードの変更、ストレージの確認などもできるようになっているが、全て英語表記である。

ソースタブ

標準ではソースにBigBoss, Cydia/Telesphoreo, ModMyi.com, ZodTTD & MacCitiが登録されている。上記のソース(リポジトリ)から提供されている脱獄アプリが現在インストールすることができるものであり、さらに別のソースを追加することによって別の脱獄アプリをインストールすることも出来る。

Cydiaタブの「その他ソース」で紹介されているソースをタップ後、インストールすることで登録できるが、それ以外のソースを追加したい場合はソースタブを開き右上の編集をタップして追加する。

右上の編集をタップすることで必要のないソース/リポジトリを選択し削除することもできる。これはソースをそのまま左にスワイプすることでも可能である。

登録/編集後は左上に表示されているリフレッシュをタップして更新する必要がある。

ソースタブでは登録したリポジトリやすべてのソースをタップすると、セクション(カテゴリー)に分けて整列されており、テーマを探している場合はテーマに絞って検索することもできる。

さらに表示させたくないセクションがあればセクションページの右上の編集をタップすることで表示と非表示を切り替えることができる。

セクションを制限して検索する場合に注意して置かなければならないのは検索範囲を絞ったとしても常に最新のものや自分のデバイスで使用できるものだけが表示されるわけではない。お使いのデバイスと互換性のないものまで表示されるために、インストールする際は必ず互換性を確認しておく必要がある。

更新情報タブ

更新情報タブでは現在ソースタブで登録されているソース(リポジトリ)の新規や更新があるTweakが新しいものから順に表示されている。

再確認したい場合は左上のリフレッシュをタップして更新する。更新ごとにニューリリースとして日付と時刻と共に表示される。利用可能なアップグレードとして表示されているものがあれば任意でアップグレードを行おう。

インストール済みタブ

インストール済みタブでは自分がインストールした脱獄アプリがすべて表示される。上部に「ユーザー」「上級者向け」「使用順」の3種類を切り替えることができ、ユーザーでは開発者向けのもの以外を表示させることができ、それ以外の2つは全て表示させることが出来る。

使用順を選択すると、インストールした日付まで表示させることが出来るようになっている。

検索タブ

脱獄アプリやTweakなどの名前を知っている場合はこの検索タブに直接脱獄アプリ名を入力することで検索出来るようになっている。

インストール手順

インストールしたい脱獄アプリを更新情報や検索などから見つけ、パッケージの説明などから自分のiOS、デバイスに互換性があるのかを必ず確認する。

有料のものであれば、オレンジ色のバーの「パッケージを購入」とある場所に米ドル表記で価格を確認できる。右上に「インストール」とはじめから書かれている場合は無料もしくはシェアウェアや期限付きでインストールできるものであり、「購入」と書かれていれば有料のものだとわかる。

無料のものであれば互換性を確認後インストールをタップしてインストールを行う。有料のものであれば、CydiaアカウントにGoogleやFacebookでログインし、PayPalやAmazon.comを通じて購入することができる。

また、一度購入したものはアカウントに記録されており、別のデバイスからでもCydiaアカウントにログインするとインストールできるようになっている。購入したものはCydiaのトップページにある「アカウントの管理」から確認でき、そのままインストールも可能となっている。

再インストール/アンインストール手順

すでにインストールしているものをアンインストールするにはApp Storeにあるアプリのように長押しで削除するのではなく、Cydiaアプリを開きアンインストールを行う。

インストールした時と同じように、アンインストールしたいパッケージを表示させ、右上にある変更をタップし、再インストールもしくは削除をタップする。

有料のものを購入しインストールし、削除してしまった場合でも再度購入する必要はなくインストールはできるようになっている。

キュー機能

Cydiaでインストールやアンインストールを行う時に最後に右上の確認ボタンをタップして操作を行うが、ページ内に「キューに追加」という項目がある。

キュー機能を使用することでまとめて操作を行うことができる。例えば5つのTweakをインストールしたい場合や削除したい場合に、1つずつインストールやアンインストールを行う必要がなく、ためておいて最後にまとめてアンインストールやインストールを行うことができる機能である。

1つのキューにインストールと再インストール、アンインストールの全てを含むこともできる。

 

Cydia IDとは何ですか?

Cydia IDとはCydiaアカウントのIDであり、Cydia Account NumberやCydiaアカウントとも呼ばれる。Cydia IDを確認すると購入済みのアイテムなども表示される。有料脱獄アプリの開発者はCydia IDに直接プレゼントすることもなどもできる。

Cydiaのトップページからアカウントの管理を選択し、GoogleやFacebookなどでログインした後にAccount情報が表示される。
Account情報には自分の名前、購入済みアイテムのインストールの下に小さく「#」から始まるCydiaアカウントが表記されている。

 

ホーム画面やロック画面をカスタマイズするにはどうすればいいですか?

ホーム画面上のアイコンやロック画面のデザインの変更は多くの場合、Tweakを使用して簡単にカスタマイズしている。例として以下のようなものがある。

ホーム画面のカスタマイズ

  • WinterBoard
  • DreamBoard
  • Springtomize
  • SBHTML
  • iWidgets
  • IconOmatic

ロック画面のカスタマイズ

  • BerryC8
  • CleanLock
  • GroovyLock
  • LockHTML4
  • LockInfo 8
  • SubtleLock

他にもかなり多くの脱獄アプリ、TweakをCydiaからインストールすることができる。この中でも一番人気があるのはWinterBoardである。

WinterBoardは他のTweakなどと違い、アイコンだけでなくiOSデバイス上の色んな所をカスタマイズできる。WinterBoardをインストールした後、WinterBoard用のテーマをCydiaからインストールすると様々なアイコンやデザインに一括で変更してくれる。

週間WinterBoard

 

CydiaからインストールしたTweakやテーマはどうやってバックアップまたは復元するのですか?

ここではCydiaでインストールしたTweakやテーマなどをバックアップし、復元する手順を簡単にいくつか説明する。

注意:

iOS 6からiOS 7やiOS 7からiOS 8などにアップグレードやダウングレードした後、そのままバックアップしたものを復元すると非互換のためにデバイス内で問題を引き起こす可能性があるので特にアップグレードやダウングレードした場合は手動での再インストールをお勧めする。

AppInfoと手動での再インストール

最も簡単で確実な方法はCydiaを開きインストール済みのタブ(上級者向けもしくは使用順)に表記されているものとソースタブに表記されているものをメモもしくはスクリーンショットなどで保存する。

またこれらの作業をAppInfoを使用するとさらに簡単に行うことが出来る。CydiaからAppInfoをインストールし、PackagesタブのActionからリストとして自分宛てにメールで送信し、保存しておくことが出来る。

AptBackupでバックアップ&再インストール

別の簡単な方法で、AptBackupを使うと自動的にパッケージのバックアップリストを作成することが出来る。AptBackupはCydiaから無料でインストールすることが出来る。

AptBackupをインストールした後、ホーム画面上にあるAptBackupを開き、「Backup」をタップしてバックアップを行なう。バックアップすると/var/mobile/Library/Preferencesに、aptbackup_cydiasources.tgzとaptbackup_dpkg-packages.txtとaptbackup_openssh.tgzの3つが確認できる。

バックアップしたファイルはiTunesで同期してもバックアップしたものが保存されるので復元やアップグレード後、再度AptBackupをインストールし、Restoreをタップすると復元が可能である。

PkgBackupでバックアップ&再インストール

より完全なバックアップを行なう方法でPkgBackupを使用する方法がある。これはCydiaから$9.99で購入することができる。これは隠しファイルなどもバックアップ対象になっており、自動バックアップやバックアップのスケジュールなども行なうことが出来る。

さらにクラウド対応となっている。(Dropbox、GoogleDrive、SkyDrive、SugarSync、Box、FTPなど)

ターミナルを使用する

SSH、ターミナルコマンドの使い方を軽く知っているとコマンドでバックアップリストを作成することが出来る。

バックアップリストの作成手順

  1. CydiaからAPT 0.6 TransitionalとMobileTerminalをインストールする
  2. ターミナルを開き「dpkg –get-selections> installed-apps.txt」と入力する
  3. /var/mobileにインストール済みのパッケージリスト(installed-apps.txt)が作成される
  4. SSHなどでinstalled-apps.txtをPC上などにバックアップしておく

バックアップリストから再インストール

  1. SSH接続で脱獄したiPhoneにアクセスし/var/mobile/にinstalled-apps.txtを配置し、ターミナルで以下の順に入力する
  2. su
  3. alpine
  4. dpkg –set-selections < installed-apps.txt
  5. apt-get dselect-upgrade

関連項目

脱獄デバイスをアップグレードし、Cydiaパッケージを再インストールする手順を教えて下さい。

どのリポジトリを追加しても安全なのですか?またはどのように追加するのですか?

通常Cydiaに複数のソース(リポジトリ)を追加しなければならないわけではなく、推奨されているわけでもない。殆どのものが標準のリポジトリである以下のものに含まれている。

  • BigBoss(拡張機能に特化したTweakやいくつかのテーマ)
  • ModMyi(多くのテーマやいくつかのTweak)
  • ZodTTD/MacCiti(多くのテーマやゲームなど)

さらに他のソースを追加したい場合はCydiaを開きソースタブから右上の編集ボタンをタップし、URLを入力することで追加できるようになっている。

海賊版を配布しているソースも存在するため、気をつけなければならない。もし海賊版のソースだとわかった場合はすぐにソースと海賊版のソースからインストールしたものをアンインストールしておこう。

海賊版のリポジトリからインストールしたものは不安定である場合や問題を引き起こすものが多くなっており非常に危険なものである。

 

間違ってCydiaを削除してしまった場合、もう一度Cydiaを表示させるにはどうすれば良いですか?

ホーム画面上にある脱獄アプリをApp Storeと同じように削除することができるCyDeleteをインストールしておくと、Cydiaまで削除することができてしまう。

なんらかのアクシデントでCydiaを削除してしまった場合の対処法として主に以下の3通りの方法がある。

1.再脱獄する

最も簡単な方法は再脱獄である。現在脱獄できる環境(デバイスやツールがあるか)が揃っている場合は再度脱獄ツールを使用して脱獄するという方法がある。

脱獄ツールによってそのまま脱獄プロセスができるものもあるが、そうでない場合は一度入獄してから再度脱獄手順をすすめる。上に書いた通り入獄する前に現在脱獄できる環境にあるかどうかを必ず確認しよう。

2.iFileでdebファイルをインストールする

再脱獄しない方法で、iFileを使用する方法がある。iFileがインストールされているデバイスでSafariを開き、以下のリンクをタップしインストールする。(タップで開かない場合はコピーしてSafariのURL入力欄にペースト)

http://apt.saurik.com/debs/cydia_1.1.9_iphoneos-arm.deb

タップするとiFileで開くことができるのでiFileで開きインストールする。インストールした後は再起動を行なう。

また、PCからiFunboxなどのファイルマネージャを使用し以下のディレクトリに上記のファイルを配置してから再起動でも可能。

/var/root/Media/Cydia/AutoInstall/

3.コマンドでインストール

再脱獄ができない状態でiFileもない場合はコマンド入力でインストールすることが出来る。これにはOpenSSHとAPT 0.7を予めインストールしておく必要がある。その他PCなど外部からアクセスするのでそのためのツール(WinSCPなど)が必要になる。

PCからデバイスにSSH接続し、以下のコマンドを入力する。

  1. apt-get install cydia (入力後エンター)
  2. su mobile -c uicache (入力後エンター)

 これらの操作はデバイスのMobileTerminalが入っていれば同様に操作できる。

 

Cydiaで赤い文字のエラーが表示されますが、どのように対処すれば良いですか?

Cydiaでリフレッシュするときやインストールする時など、いくつかの場面で赤や黄色い文字でエラーが表示されることがある。

エラーの数は多く内容によって対処方法が変わってくる。多くの場合はネットワーク環境の問題であるか、一時的な問題である為に時間をおくと改善されているということがある。

その他いくつか発見できたエラーの一覧は以下のリンクを参考に。

Cydiaで発生するエラーリスト

 

クレジットカードが無くてもCydiaからTweakやテーマを購入することはできますか?

クレジットカードがない場合でもVプリカ(ネット専用Visaプリペイドカード)などを使用してPayPal経由で購入することが出来る。

Vプリカはコンビニなどでも簡単に購入が可能である。詳しくはこちらのリンクを参考に。

その後PayPalのアカウントも作成し、CydiaからPayPalで購入し、Vプリカで支払うという流れで可能である。

 

WinterBordはどうやって使うのですか?

WinterBoardはCydiaからインストールすることができ、WinterBoardとは別にテーマファイルが必要になる。

テーマにはアイコンだけでなく様々なものまでインストールできるものがあり、Cydiaから好みのものを探し出してインストールする。

Cydia > ソース > 全てのソース > テーマからセクションで検索することもできるが、新しいデバイスに互換性のあるものを検索するのであれば、更新情報などから新しいものから順に探したほうが良いだろう。

両方インストールした後、設定アプリからWinterBoardの設定へと進み、Select Themesをタップしインストールしたテーマをタップしてチェックを付けた後リスプリング(再起動)を行なうと適用される仕組みになっている。

テーマによってiPhone 6やiPhone 6 Plusに対応していないものや、一部だけ対応しているもの、別途「IconBundles」のインストールが必要となるものもある。IconBundlesが必要であるテーマの場合はインストールする前に説明として記載されていることがほとんどなので確認しておこう。

 

CydiaのTweakはどのiOSデバイスにも対応しているのですか?

Cydiaで公開されているものはTweakに限らず全てのものは全iOSに対応しているわけではない。必ずインストールする前に互換性があるかどうかを確認しておく必要がある。

また自分のデバイスと互換性があるのかどうかを確認するには殆どの場合が説明の部分に書いてあることが多く、書いていない場合はむやみにインストールするのは控えたほうが良いだろう。

互換性があるものであってもバグが残っていることもあるので以下のページを参考にしたりいくつかのサイトを参考にしながら確認しよう。

iOS 7.1.xでのTweakの互換性リスト

iOS 8.0-8.1.2でのTweakの互換性リスト

 

Cydiaにあるものは全て無料ですか?

Cydiaで公開されているものには無料の物もあれば有料の物もある。パッケージの詳細画面の右上に「購入」と記載されている場合は有料である。価格についてはオレンジ色のバーに$表記で書かれているのを確認できるはずだ。

殆どの場合が$1.00~$5.00で販売されており、まれに$9.99ほどのアプリも存在し、感覚的にはApp Storeと似たような価格帯である。購入する場合は必ず互換性を確認してからに購入しよう。

関連項目

クレジットカードが無くてもCydiaからTweakやテーマを購入することはできますか?

 

Cydiaには標準で以下のリポジトリが含まれている。

  • BigBoss (http://apt.thebigboss.org/repofiles/cydia/)
    • 最大ともいえるデフォルトのリポジトリで多くのTweakがある
  • Cydia/Telesphoreo (http://apt.saurik.com/)
    • 脱獄のための重要な開発ツールを含むリポジトリ
  • ModMyi.com (http://apt.modmyi.com/)
    • 多くのテーマやアドオンやTweakがある。
  • ZodTTD & MacCiti (http://cydia.zodttd.com/repo/cydia)
    • 多くのテーマやアドオンやゲームなどが含まれている

上記のデフォルトのリポジトリ以外に以下のものは比較的多くのユーザーが追加しているソースである。

  • rpetrich repo (http://rpetri.ch/repo)
  • Exile.90’s Beta Repo (http://exile90software.com/cydia/beta)
  • CP Digital Darkroom (http://repo.cpdigitaldarkroom.com)

その他以下のリンクからいくつかのリポジトリを確認できる。

Cydia用のリポジトリ : 人気リポジトリやおすすめマイナーリポジトリ一覧

 

おすすめのTweakは使う用途によって全く異なった方向になるが、その中でも多くのユーザーが共通して利用している脱獄アプリには以下の様なものがある。

  • Activator
    • 特定のジェスチャーを行なうと任意のアクションを行なうことが出来る。(例 : 音楽再生中にボリュームアップ長押しで次の曲を再生など
  • Action Menu
    • コピーペーストを拡張。お気に入りを登録することができいつでも長押しで呼び出すことが出来る。
  • App Info
    • 脱獄アプリやApp Storeアプリを含むデバイス上にインストールされているものやデータを確認できる。
  • iCleaner Pro
    • iOSデバイス内にたまったゴミ・キャッシュなどを掃除したり、デーモン操作を行なうことが出来る。
  • iFile
    • ファイルマネージャ/ファイラーアプリ。iOSデバイス内部を閲覧や編集や削除、ファイルの追加などを行なうことが出来る。
  • Springtomize 3
    • iOSデバイス全体を拡張することができる。アイコンの配列の調整や特定の要素を非表示など。
  • VirtualHome 8
    • Touch IDを指紋認証や片手モード以外の用途で使用できる。シングルタップでホームボタンと同じ動作にさせたり、ダブルタップでマルチタスクなど。
  • WinterBoard
    • アイコンやステータスバー、壁紙やロック画面などの様々なテーマを適用してくれる脱獄アプリ。デザイン変更の代表格ともいえる。

上記の他、数えきれないほどのTweakが存在する。当サイトやいくつかのウェブサイト上で紹介している記事を参考に自分が必要としているものを探しだそう。

カテゴリー : 脱獄アプリ

 

iTunesがiPhoneを認識しないのですがどうすれば認識しますか?

USBケーブルに接続したがPC,iTunesで認識しなくなることがまれに起こる。認識しない場合の解決方法として以下の手順を試して欲しい。

①PCを再起動

WindowsやMacに限らずまずはPCを再起動させることで解決することがある。

②iTunesをアップデートする

iOSデバイスをアップデートした後に認識しなくなった場合などは、iTunesとの互換性の問題で起こることがあるため、バージョンを確認して最新バージョンにアップデートする。

③iOSデバイスがPCを「信頼」しているかを確認

iPhone, iPadまたはiPod touchをPCに接続した場合「このコンピュータを信頼しますか」などのメッセージが表示されている場合は「信頼する」をタップする

④USBケーブルを確認する

非正規版のライトニングケーブルなどではiOSデバイスを認識しない事がある。その他埃が詰まっていたり、ケーブル自体が損傷してしまっていないかどうかを確認する。

⑤iTunesや関係するコンポーネントを再インストール(Windows)

最終的にはiTunesの再インストールで認識するようになることが多い。

Windowsの場合はスタートメニューからコントロールパネルを開き、プログラムのアンインストールを選択し、以下のプログラムをアンインストールする。

  1. iTunes
  2. Apple Software Update
  3. Apple Mobile Device Support
  4. Bonjour
  5. Apple Application Support

アンインストールを行なった後コンピュータを再起動させた後にiTunesの最新バージョンをインストールする。

 

iFunboxやiFileでどのような事ができますか?

iFunboxやiFileを使用することで脱獄アプリ(debファイル)をCydiaを使用せずにインストールやiOSデバイスのシステム内の編集や削除などを行えたりバックアップや共有したりできるようになる。

例えばiOS 8の場合のアプリのデータなどはvar/mobile/Containers/Data/Applications/などにあるため、これらのデータを保存することができたり、

/System/Library/Audio/UISoundsの中の音楽ファイルを編集することでアラーム音などを変更することもできる。

しかしこれらのものがあればiOSデバイスのシステム内にアクセスできるというわけではなく、アクセスするために「Apple File Conduit “2”」(旧afc2add)をCydiaからインストールしておく必要がある。(TaiG 2の場合はTaiG AFC2)

var/などが見当たらないという場合はApple File Conduitなどがインストールされていない場合がほとんどである。また、脱獄ツールTaiGで脱獄している場合はApple File Counduitは必要がない。

 

iFunboxの基本的な使い方。iPhoneやiPad、iPod touch用のファイルマネージャ

 

SHSHとは何ですか?

SHSHとは専門用語であるが、一般的にSHSH blobsもしくはECID SHSHを略したもので正式には「Signature HaSH」から由来している。読み方は日本では一部で「シュシュ」と読まれることがあるが、海外のユーザーやメディアでは「エス・エイチ・エス・エイチ(ブロブス)」と読んでいる。

SHSHブロブは、iOSの復元やアップデートをAppleのデジタル署名プロトコルの一部のデータの小片である。

一般的に、ユーザーが自分のiOSデバイス(iPhone, iPad, iPod touchおよびApple TV)にインストールできるものは最新バージョンのiOSのみであるが、とあるiOSのJailbreakデベロッパーが最新バージョン以外のiOSのSHSHを取得できないものかと考え、Appleに署名されていないバージョンのiOSをインストールすることが出来るように署名システムを開発した。
そのツールにはiFaithやTinyUmbrella,Redsn0wなどがある。

しかし現在の新しいデバイスでは仕様が変わっており、たとえSHSHを取得できたとしても最新バージョン以外のiOSをインストールすることができない。A4デバイスもしくはそれ以前のデバイスである必要がある。

 

DFUモードとは何ですか?どうすればDFUモードにできますか?

リカバリーモードというモードも存在し、Appleが公表しているがDFUモードはまた違ったものである。

リカバリーモード(support.apple.com)

DFU(Device Firmware Upgrade)モードはAppleが公式に公表していない方法で、全てのデバイスですべての状態から復元することが出来る。

手動でDFUモードにすることができ、脱獄デバイスのiOSのバージョンをアップグレードする場合はDFUモードで行なったほうが問題が起こることなくアップグレードできるとも言われている。

iPhone, iPad, iPod touchでDFUモードに入る

  1. USBケーブルでコンピュータにデバイスを接続する
  2. デバイスの電源をオフにする
  3. 3秒間電源ボタンを押したままにする
  4. 10秒間ホームと電源ボタンを押し続ける
  5. 電源ボタンだけを放しホームボタンを押し続ける
  6. 約15秒後に、iTunesが「リカバリモードのデバイスを見つけました」という内容のアラートが表示されればDFUモードである

iPhone, iPad, iPod touchでDFUモードを終了させる

  1. Appleロゴが表示されるまでホームと電源ボタンを押し続ける

Apple TVでDFUモードに入る

  1. microUSBケーブルを使用して、コンピュータにデバイスを接続する
  2. リモコンで6-7秒間同時に「Menu」と「下」のボタンを押し、強制的に再起動させる
  3. 再起動するとリモコンで「Menu」と「再生/一時停止」ボタンを押し続ける。iTunesがリカバリーモードのApple Tvを発見したというアラートが表示されればDFUモードである。

Apple TVでDFUモードを終了させる

  1. 「Menu」と「下」ボタンを押し続け、Apple TVは再起動させる

 

iTunesのどこにIPSW(ファームウェア)を格納していますか?

iTunesがIPSWファイルを保存する場所はOSによって場所が変わっている。

Windows XPの場合

C:\Documents and Settings\<ユーザー>\Application Data\Apple Computer\iTunes\iPhone Software Updates\

Windows Vista/Windows 7の場合

C:\ユーザー\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Apple Computer\iTunes\iPhone Software Updates\

Macの場合

 ~/Library/iTunes/iPhone Software Updates

 

IPSW(ファームウェア)ファイルを認識しないのはなぜですか?

ダウンロードしたIPSWなどは拡張子が.ipswとなっているが、Internet Explorer(IE)でダウンロードすると.zipになってしまう場合がある

お使いのブラウザがInternet Explorerである場合はダウンロードしたファイルの拡張子がipswではなく、zipの場合はファイルを右クリックし、ipswをzipに直接書き換えると使用できるようになる。

また、ipswやzipの両方が表示されていない場合はPCのフォルダーオプション設定で拡張子を表示させるようにしておく必要がある。

Windows XPではマイコンピュータやマイドキュメントのツールからフォルダオプションを開くことができ、VistaやWindows 7ではコントロールパネルからデスクトップのカスタマイズへと進むとフォルダーオプションを選択できる。

フォルダーオプションを開き、表示タブから「登録されている拡張子は表示しない」という項目のチェックを外してOKボタンをクリックする。