脱獄アプリでこれまでに多くの位置偽装ができるTweakがリリースされてきた。ユーザーによってはどうしても位置偽装をしたいということもあるはずだ。
ここでは、iOS9で利用可能な位置偽装ができるメジャーなTweakを4つ紹介する。
※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。脱獄していないデバイスでは動作しません。脱獄や脱獄後に関しては以下のリンクを参考にして下さい。
現在位置を偽装するTweak
iOSRoamingGuide
- 無料
- iOS9.0.2に対応
標準のiOSマップアプリ内でピンを立ててiOS全体の位置を偽装するシンプルなTweak。
ピンはマップアプリ上の好きなところで長押ししてピンを立てると位置にラベルが表示される。ラベルをタップし、「设置为假地址」(偽の位置に設定する)をタップすると位置が偽装できる。解除する時は同じようにラベルをタップし、ピンを削除する。
アプリ個別に設定は出来ないが、無料で使いやすく最もシンプルなTweak。
LocationFaker9
- $2.99
- iOS8~iOS9まで対応(iOS9.1も可)
- ホーム画面上にアイコン
LocationFakerアプリ内の地図上の好きなところへ移動、または上部の検索バーに緯度経度を入力して検索し移動できる。好きな位置上で「OFF」ボタンをタップして「ON」に切り替えると位置が偽装できる。
「Add To」をタップすると、位置をお気に入りに登録でき、「Favorites」からお気に入りに登録した位置に瞬時に移動できる。右下の「」ボタンからWhite Listをタップしてホワイトリスト機能が使える。デフォルトではiOS全体を位置偽装するが、除外したいアプリがあれば選択する。
有料ではあるが、ホワイトリスト機能があり、シンプルな上使いやすいTweak。
LocationHandle
- $4.99
- iOS9に対応
- 「iPhoneを探す」にも有効
Facebook、Twitter、iPhoneを探す、などで使用できるiOS9.3.3対応の位置偽装脱獄アプリ。地図上をドラッグして座標を設定できる他、住所検索や緯度経度検索も可能。
単純な位置偽装のNormalモード、位置偽装後に移動も影響するOffsetモード、自動的に座標の周りに位置偽装するAutomaticモード、ゲームなどのアプリ毎に変更するManualモードの4種類の位置偽装を行える。
Protect My Privacy
- 無料
- iOS9に対応
- ホーム画面上にアイコン
ホーム画面上にアプリアイコンをタップして起動、設定する。
Protect My Privacy(以降PMP)は位置偽装がメインではなく、名前の通りプライバシーを守る目的のTweak。その為位置偽装だけでなく、プライバシーに関する細かな設定をアプリ個別に設定ができる。PMPアプリを起動して左上のSettingsから位置偽装する場所を設定する。
初めて起動するアプリがあれば、ネットワークや広告識別子、位置情報など、アプリが要求するものに対して保護するのか許可するのか、または偽装するのか問われる。一度設定したアプリはPMPアプリで後から変更も可能。
無料であるが、多機能であるため設定することが多い。
WalkingDead
- $1.00
- iOS8とiOS9に対応。
- ホーム画面上にアイコン
位置を偽装し、少しずつ移動するような歩行のシミュレートを行える。位置偽装はWalkingDeadアプリ内の地図上の好きなところを長押ししてピンを立てた後に再生ボタンをタップする。歩行シミュレートは、人型のアイコンをタップする。停止する時は一時停止ボタンをタップ。
無料で使えるが、ピンを立てた位置に正しく偽装できていないバグの報告あり。
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