オンライン決済サービスである「PayPal」は多くのユーザーに利用されているが、脱獄しているデバイスの場合、起動することができなくなっている。これはどうやら、PayPalアプリが脱獄しているデバイスでは起動できないように対策しているからのようだ。
PayPal以外にも多くのゲームなどのアプリで、脱獄対策を施されているが、さらにその対策を回避してしまうTweakがいくつも存在する。
PayPalに関して言えば、以前に「PalFix」というTweakが存在したが、現在はリポジトリ「http://limneos.net/repo/」を追加してもパッケージが表示されずインストールできなくなっている。
パッケージ自体は存在するので、ダウンロードすること自体はできるが、取り下げているので問題があるのかもしれない。
そこで新たにBigBossからリリースされたのが「PalBreak」というTweakだ。これをインストールすると、起動できなかったPayPalが起動できるようになる。
※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。脱獄していないデバイスでは動作しません。脱獄や脱獄後に関しては以下のリンクを参考にして下さい。
PalBreak
通常、脱獄したデバイスではPayPalアプリを起動することが出来ない。具体的には、上記の画像左の用にPayPalのスプラッシュ画面は表示されるものの、この画面から進まずにクラッシュしてホーム画面に戻ってしまう。
以前にもあったPalFixがインストールできなくなっているので、新しくBigBossからリリースされている「PalBreak」をインストールしてみるとPalFix同様、問題なくPayPalアプリを起動することが出来る。
これでいつでもPayPalを起動して、取引履歴を確認することが可能だ。オンラインで購入することが多いユーザーはPayPalアプリをインストールしている事が多いだろう。そういうこともあって、PalFixがインストールできなくなってもすぐに新たな開発者が対策してくれたようだ。
また、その他の脱獄対策回避・脱獄検知回避のTweakは以下のページでまとめているので参考にしていただきたい。
パッケージ情報
Package | PalBreak |
Version | v1.0 |
Price | 無料 |
Author | sharedRoutine & Poomsmart |
Section | Tweaks |
Repository | BigBoss |
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