iPhoneやiPad, iPod touchユーザーの多くがバッテリーの消費の早さについて不満を感じている。
iOS 8のアップデートではバッテリーの使用状況を確認でき、どのアプリが最もバッテリー消費に影響を与えているのかを確認できるようになった。しかしこれらの機能は実際にバッテリーの消耗を直接的に抑えることにはつながっていない機能である。
iOS 9の新たな特徴でWWDCで詳しく説明されなかったもの
低電力モード
AppleによるとiOS 9では新たに低電力モードというオプションが追加されている。
iOS 9は、iOSの基盤がさらに強固なものになり、バッテリーを最適化することで典型的なユーザのバッテリー駆動時間を1時間伸ばすことができるのに加え**、バッテリー駆動時間をさらに長くするための低電力モードなどが改良されました。
低電力モードではパフォーマンスやネットワークアクセスや壁紙のアニメーションなどが無効になり、約3時間分のバッテリー寿命をのばすことができるという。
省電力モードを使用して3時間のバッテリー寿命を伸ばすためにはiOSデバイスの設定アプリから設定を行わなければいけない。さらに細かな情報によると、壁紙のアニメーションのほか、アプリのバックグラウンド更新やメールの自動取得が停止するようになるようだ。
設定アプリから有効に
iOS 9の設定アプリを開くと「バッテリー」という項目が追加されており、タップすると「低電力モード」という項目がある。(設定 > バッテリー > 低電力モード)
ここを有効にすることで上記のようなバッテリーに影響をあたえるようなものを極力停止してくれるわけである。
また、省電力(低電力)モードを使用すると通常緑色のバッテリーが黄色に変化するとのこと。
その他、GadgetHacksによると、通知に関係なくiPhoneがうつ伏せにテーブルなどに置かれているときはディスプレイが消灯するという機能もあるようだ。これは周囲の光センサーと近接センサーを使用するとのことだ。
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