ついにPanguがiOS 9.2 – 9.3.3向けの脱獄ツールをリリースしましたね!!これでおそらく脱獄が初めてという方も増えたかと思います(僕の友達も脱獄しました)。そこで、脱獄後にしてほしい3項目を挙げておきます!
その1:Terminalでのパスワード変更
CydiaからTerminalをインストールして、mobileとrootのパスワードを変えてあげます。こちらのページを参考にしましょう!
そして、使ったTerminalは消さないでとっておきましょう。これも何かあった時に役立ちます。
ちなみに、僕のオススメのTerminalはNewTermです!
何故変えるのか
脱獄すると、bash(Bourne-Again SHell)というものがインストールされます。パスワードを変える時に使った「pwd」や「su」のことをコマンドといって、bashはこのコマンドをiOSの中枢に伝えるものです。
bashを使うと様々な操作ができます。ファイルを新しく作ったり、削除したり、名前を変えたり、転送したり…などなど。
こんな便利そうなbashですが、あるパッケージをインストールすることでリモートで使えるようになります。OpenSSHというんですが…これが危ない!
OpenSSHの恐怖
なぜなら、最低でもIPアドレスとパスワードさえ知っていれば誰でもログインできてしまうからです。そして、そのパスワードは一律でalpineに設定されています。ちなみに、これはiPhone OS 1.0のコードネーム「Alpine」から来てます。多分。
従って、悪意ある人間からのログインを防ぐために、パスワードを変えておくことが大事なんです!
もちろんOpenSSHをインストールしなければいい話なのですが、他の脱獄アプリを入れたときに一緒にインストールされることがあります。
すると、知らない間ずっとOpenSSHが裏で動き続けていることになります…怖すぎる!!
でも悪い奴じゃない
デメリットしかないわけじゃありません。取り扱いさえ守れば、リンゴループから脱出する足掛かりになったりする心強い味方になります。ここら辺はまた別の記事で書こうかと思います。
その2:Apple File Conduit “2”の導入
元々/var/mobile/Media内しか扱えない仕様になっていますが、Apple File Conduit “2”を導入することで、iFunboxやiMazingといったファイルマネージャーでiOS内の全てのファイル階層を扱うことができます。
iFunboxの使い方はこちら。とても詳しく解説されてあります!
何かと便利になるので、どちらも是非入れておいて欲しいです!
その3:ファイラーの導入
上のだけでは、パソコンからアクセスできるようになったまでです。できればiOS単体でファイル操作ができるようなツールも欲しいところ。あります、Cydia。
現在、ファイラーはiFileとFilza File Managerの二つが主流となっていますが、個人的にはFilzaがオススメ。
なぜなら、BigBossでのiFileの最終アップデートが2012年12月23日なのに対して、Filzaは2016年1月21日と開発状況にかなり差が開いているからです。
また、Filzaは無料版で検索機能を使うことができます。おそらく、こちらの方が使いやすいかなと思います。
終わりに
これだけ入れておけば、満足にトラブルシューティングができると思います。問題が起こってCydiaに入れなくなってからでは遅いので、できるだけ早く打てる手は打っておきましょう。それが人事を尽くすということだ(緑間)。
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