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非脱獄やナイトシフトに非対応デバイスでもf.luxのような目に優しいディスプレイにする方法

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iOS9.3からの新機能でNight Shiftという機能がある。画面の光を柔らかい、暖かい光に変更する機能。その他、多くのユーザーから人気があるPCソフトのf.luxというものがある。このアプリは現代のPCのディスプレイから発するブルーライトをカットし、目に優しい色合いにディスプレイを調整してくれる無料のアプリである。

同じようにJINZ PCなど、ディスプレイに変更を加えるものではなく、メガネを使用して、全てのブルーライトをカットするというものもあるが、f.luxの方が手軽、そして無料ということで人気があるかもしれない。

 

f.luxはWindowsやMacなどのPC用のアプリ、または、脱獄デバイスであれば、脱獄アプリでf.luxが存在するためインストールすることができていた。

しかし残念ながらApp Storeからインストールすることができなかった為、非脱獄ユーザーは常にブルーライトを浴びている状態だった。

ところがGitHubからでf.luxと同じような機能を持つアプリが公開されており、このアプリであれば、非脱獄でもインストールできるということで一部で話題となっている。

必要環境

Gamma Thingyを動作させるには以下の環境が必要になる。

Macが必要となるため、残念ながらWindowsしか持っていないユーザーは今のところ使用することはできない。

 

Gamma Thingy

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Gamma ThingyはThomas Finchという開発者がGitHub上に公開した新たなアプリである。

f.luxを知っているユーザーはわかると思うが、このアプリを使用するとiPhoneのディスプレイのガンマ値を変更することができ、f.luxのように目に優しい色に変更することができる。

慣れていないうちは見にくいと思うことがあるかもしれないが、しばらく使っていると、通常のディスプレイを見た瞬間に眩しいと感じ、このアプリの良さに気づくことができるのではないだろうか。

またGamma Thingyは時刻に合わせて自動的にオンとオフを切り替えるという機能や、色の度合いも自分で調整することが出来る。その他細かな設定については下に記載。

iOS 9デバイスにインストールする方法

先に手順をまとめるとXcode 7を使用し、GitHubのコードをiOS 9デバイスにサイドロードするという流れになる。

具体的な手順は別記事で紹介しているので以下のリンクを参考にしていただきたい。

 

アプリ内の設定

  
Gamma Thingyアプリがホーム画面上に表示されたら一度タップし、いくつかの設定を行える。

時刻に合わせて自動で調整してくれる機能があるので、例えば朝や昼のような明る時間帯は向こうにして、夜だけ有効にする、ということも可能である。

また、時刻による自動調整はバックグラウンドを使用するのでバックグラウンド更新が無効になっている場合は動作しない。

それと、低電力モードがオンになっていても動作しないので気をつけよう。

 

その他のアプリ

GitHub上ではいくつかのオープンソースのコードが公開されているので、使用上の注意などがあれば必ず確認してから使用しよう。

また、Gamma Thingyと似たアプリでGoodNightというものもあるようだ。Gamma Thingyをベースに作られたそうで、さらに細かな設定も行える。

 

 

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