App Storeには様々な便利アプリが眠っています。それは、脱獄アプリさえ凌ぐほどのものも …!
今回紹介するWorkflowというアプリは間違いなくその一つに当たるもの。使いこなせれば強力な武器になること間違いなし!
ということで、足掛かりになりそうな簡単な一例を一つ。
流れを決める
とりあえず、大まかに流れを決めていきます。
今回はアルバムのショートカットを作るということなので、
1)アルバム内の曲を取得する
2)再生する
といった二つの手順を踏めばいいはず。やってみましょう!
プロジェクトの作成
チュートリアル後、右上の+ボタンを押すとできます。
アクションを追加する
次に、右にスワイプしてActions(Suggested)に移動し、左上のActionsでアクション一覧に移動。
Musicを選択。
上のGIFのように、「Find Music」を長押しして持ち上げた後、右に持っていきます。
スクリプト(Workflow)の作成
アルバム内の曲を取得する
「Add Filter」をタップした後、「Artist」を「Album」に変更し、「anything」をショートカットにしたいアルバム名に変更します。
オプション:特定の曲だけ除く
バンプのアルバムには大抵、[Secret Track]といった隠しトラックが入っています。今回使っているjupiterにも入っているのですが、22分中ほぼ無音状態。
これが入っていては、再生しても長らく無音状態になりかねません。
…ならもう外しちゃおう!
左の「Artist」を「Title」、真ん中の「is」を「is not」に、そして右の「anything」を除きたい曲のタイトルに変えます。
Title is not [Secret Track]…って感じですね!
曲を再生する
「Find Music」と同じように、「Play Music」を追加します。「Find Music」の下に配置するのがポイント。
再生時のオプションを決めます。
ここは人それぞれなのですが、僕は
「Shuffle」を「Songs」:曲単位でシャッフル再生
「Repeat」を「None」:リピートなし
にしました。
とりあえず、これで完成です!
実行してみる
では、実際に実行してみましょう!上の三角を押すと実行できます。
曲が再生されたら成功です!お疲れさまでした!!!
作ったスクリプトをホーム画面に追加する
Workflowでは、作ったスクリプトをブックマークという形でホーム画面に追加することができます。
プロジェクト名を変更する
右上の「Done」を押した後、プロジェクトを長押しすると編集モードに入れます。
右から3つ目の鉛筆マークを押すとリネームできるので、アルバム名を入れておきましょう。
アイコンを変更する
次に、ホーム画面に表示されるアイコンを変更します。
リネームしたプロジェクトを選択し、右上の歯車をタップします。
そして、「Name」下の「Icon」をタップした後、「Home Screen」に切り替えて、「Select Photo」でアイコンにしたい画像を決めます。
ホーム画面に追加する
「Add to Home Screen」を選択するとSafariに飛びます。
タブバー真ん中のアクティビティメニューから「ホーム画面に追加」をタップし、右上の「追加」をタップするとホーム画面に追加されます!
初回起動時にアクセスを問われるので、「開く」を選択してください。
オプション:スクリプト起動後にホーム画面に戻る(脱獄)
これだけだと、スクリプトを起動すると画面はWorkflowで止まってしまいます。できれば、スクリプトを起動した後に自動でホーム画面に戻って欲しいところ。
ここはWorkflowにデフォルトで入っているわけではないので、脱獄アプリの「Activator」と連携してやってみます。
追加:「URL」と「Open URLs」
Actions -> Web内の「URL」と「Open URLs」を画像内の順番でスクリプトに配置します。
「URL」の入力欄に、
activator://send/libactivator.system.homebutton
と入力します。
実行してみる
初回実行時、Activatorへのアクセスが問われるので、「Grant Access」を選択してください。
実行後にホーム画面に戻り、アルバムが再生されたら成功です!
何してるの?
上の手順を踏みながら、「え?」となった方々に少し説明をしておきます。
実はActivatorには、URLスキームと呼ばれるものが付いています。activator://から始まる特有のURLにアクセスすることで、Activatorのアクションを実行することができるんです!!
色々とあるのですが、アクションを実行するURLスキームは、
activator://send/[アクションID]
で作ることができます。
アクションIDは、Terminalで
activator listeners
で全てのIDを見ることができます。
つまり、今回はActivatorアクション「ホーム」をURLスキームから実行しているということになります!
終わりに
これはWorkflow活用のほんの一例に過ぎません。Workflowは無限の可能性を秘めているので、どんどん使ってみて下さい!
ちなみに、今回ショートカットにしたjupiter、めっちゃオススメなのでこちらも是非…!木星って、いいですよね…
Image via Workflow: Powerful Automation Made Simple – App Store
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