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iTunesをダウングレードする方法 (Mac)

iTunesは現在のiOSデバイスを所有しているユーザーにとっては必ずと言って良いほど必要なものである。しかしこのiTunesはバージョンによって不具合を生じたり、ユーザーにとって使いにくいものだったりすることがある。

 

ここでは、ユーザーが好きなiTunesのバージョンにダウングレードするために、iTunesをダウングレードする方法を説明しておく。また、ここで紹介する方法は現在古いiTunesを使用していて、最新バージョン以外の新しいバージョンのiTunesに移行するときにも使用できる手順である。

 

WindowsでiTunesのダウングレードする方法は以下のリンクを参考

iTunesをダウングレードする方法 (Windows)

 

1.事前にバックアップ

\ユーザ\名前\ミュージック\iTunes

にあるiTunes Library.itlはiTunes にはどのような曲があるかなど、iTunesライブラリに関する情報や、ユーザーが作成したプレイリストなどのデータを含むファイルであり、バージョンが違っている場合、読み込まないことがあるので、デスクトップに移したりするなどのバックアップしておこう。

 

その他、MacではTime Machineというバックアップすることが出来るソフトがもともと入っているのでバックアップしていることを確認しておいたほうが良いだろう。

 

2.Pacifistと旧iTunesをダウンロード

ダウングレードをするのに非常に便利なソフトPacifistというものがある。以下のリンクから最新バージョンのPacifistをダウンロード、インストールし、ダウングレードしたいバージョンのiTunesもダウンロードしておく。

Pacifistダウンロードリンク

iTunesのダウンロードリンク

Pacifistはシェアウェアとなっており、無料で使用する場合は15秒ほどのカウントダウンが開始された後に使用できるようになる。

 

3.PacifistにiTunes.pkgをドロップ

Pacifistのインストールが終わったらダウンロードした旧iTunesのパッケージファイルをPacifistにドロップする。

 

しばらく読み込みが始まり、読み込みが終わると下のリストにContents of Install iTunesと表示されるので選択してから左上にあるInstallボタンをクリックする。

途中ポップアップですでにあるファイルなどという表示がされるが、Don’t ask againにチェックを入れた後、Replaceを押してインストールを進めよう。

 

4.iTunes Library.itlを書き換える

最後の作業で、iTunes Library.itlを書き換える必要がある。これは新しいiTunesによって作られたiTunes Library.itlを古いiTunesで読み込むとエラーが出ることがあるからだ。これを解決するために古いiTunes Libraryに書き換える作業を行う。

iTunes Library.itlを移動させる

手順1でのバックアップを行なっている場合はそのまま削除しても構わないが、バックアップを行なっていない場合は、\ユーザ\名前\ミュージック\iTunesにあるiTunes Library.itlをデスクトップなどに移動させておく。

古い.itlファイルをiTunesフォルダに複製

Previous iTunes Librariesフォルダの中にあるiTunes Library (日付).itlというファイルを複製し、\ユーザ\名前\ミュージック\iTunesフォルダの中に配置する。

.itlファイルの名前を変更

iTunesフォルダに複製したファイルをiTunes Library.itlという名前に変更する。

完成

綴りが間違っていないことを確認しておくこと。

 

これで手順は終了だ。一度iTunesを起動しバージョンを確認しておこう。