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TaiGを使ってiOS 8.2 beta1とbeta2を脱獄する方法

TaiGチームはWindows用に彼らの脱獄ツールTaigの新バージョンをiOS 8.2 beta1とiOS 8.2 beta 2用にリリースした。

また、同様に脱獄ツール「PP」でもiOS 8.2 beta 2で脱獄することが出来る。しかしPPでの脱獄はMacユーザーのみということになっており、WindowsではこのTaig 1.3.0を使用して脱獄できる

 

※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。脱獄していないデバイスでは動作しません。

 

開発者でさらにIPSWを持っている人のみ可能

PPでの脱獄も同じことが言えるが初めに書いた通り、Taigでの脱獄はiOS 8.2 beta 1もしくはbeta 2のみ対応している。今回のTaigのバージョンでは以下のユーザーのみ使用可能となっている。

通常beta版のファームウェアはApple Developer Programsに登録している開発者のみがダウンロードできる

なのでApple Developer Programsへ登録した後iOS 8.2 beta 1か2のファームウェアを用意しなければならないが、現在の最新iOS 8.2 betaは1でも2でもなくiOS 8.2 beta 5となっており、困ったことに以前まで公開されていたiOS 8.2 beta 1と2はすでにダウンロードできなくなっているのである。

つまり現在はApple Developer Programsへ登録している開発者もiOS 8.2 beta 1と2をダウンロードすることができない。ということなので、ファームウェアをバックアップしたりして手元にある人はiOS 8.2 beta 1/2インストールすることが出来る。

対応デバイス

iOS 8.2 beta 2では以下のデバイスと互換性がある

脱獄前の注意事項

脱獄手順

Step1 :
脱獄ツールTiagの最新バージョンをこちらのリンクからzipファイルをお使いのPC上にダウンロードし解凍する。

Step2 :
USBケーブルを使ってデバイスをPCに接続する

Step3 :
設定 > Touch ID & パスコードからパスコードを無効にする

Step4 :
設定 > iCloud > iPhoneを探すをオフにする

Step5 :
Taigアプリを管理者として起動する。(exeファイルを右クリックし「管理者として実行」を選択)

Step6 :
Taigはデバイスを検出するのに少しだけ時間がかかるので検出を待つ。

Step7 :

正しいファームウェアバージョンが表示されていることを確認した後、下側のチェックボックスをオフにする

Step8 :
緑色のJailbreakをクリックする。サークル上のプログレスバーが表示されプロセスの進行を確認することが出来る。(ちょうど30%でストップしてしまう場合はUSBポートを変更して再度行う)

Step9 :

脱獄プロセスが完了すると自動的にデバイスが再起動し、ホーム画面上にCydiaアイコンが表示されていれば完了

 

実際にiPhone 4S (iOS 8.2 beta 2)で挑戦してみたところ難なくCydiaをインストールすることができた。もちろんiOS 8.2ということなので互換性のないTweakが多いだろう。

脱獄を行ったらかならずiPhoneやiPad, iPod touchのrootパスワードを変更しておこう。