iOS11標準機能のパスワードマネージャの使い方――追加や削除や編集など

iOS10までは、Safari上でパスワードを自動で入力することができていたが、iOS11からはサードパーティを含む各アプリ内でもパスワードを管理できる機能が追加された。

この機能が使えるアプリは、この機能に対応したアプリだけとなっているので注意が必要だが、対応するアプリが増えていくとサードパーティ製のパスワードマネージャは必要ではなくなるかもしれない。

ここでは、iOS11から導入されたパスワードマネージャの使い方を簡単に説明する。

アプリやウェブサイトのパスワードを保存

  1. iOS11の設定アプリを開く
    設定アプリを開く

    ホーム画面上にある設定アプリを開く。どこにあるかわからない場合はホーム画面上を下にスワイプしてSpotlight検索で「設定」と入力して開くことができる。

  2. アカウントとパスワードを選択
    アカウントとパスワード

    下にスクロールし、「アカウントとパスワード」の項目をタップして開く。

  3. AppとWebサイトのパスワードを選択
    AppとWebサイトのパスワード

    AppとWebサイトのパスワード」の項目をタップして開く。(Touch IDまたはパスワード認証)

  4. パスワードを追加を選択
    パスワードを追加

    現在保存されているアプリまたはウェブサイトのパスワードの一覧が表示されるので、最下部までスクロールし、「パスワードを追加」を選択する。

  5. パスワードとユーザ名を入力して完了
    各項目を入力して保存

    以下の3つの項目をそれぞれ入力して右上の「完了」をタップして保存する。

    Webサイト:例) example.com
    ユーザ名例) xxxxxx@gmail.com
    パスワード例) xxxxxxxx

アプリまたはウェブサイトでパスワードの自動入力

  1. Twitterアプリでログイン
    アプリまたはウェブサイトを開く

    パスワードを自動入力するためにアプリまたはウェブサイトを開く。例としてTwitterアプリでログインを選択する。(アプリの場合は対応しているものである必要がある。)

  2. 入力欄をタップしてキーボードを表示
    入力欄を選択

    ユーザ名やメールアドレスまたはパスワード入力欄をタップしてキーボードを表示させる。

  3. ログイン候補をタップ
    候補を選択

    キーボードの上部に、ウェブサイトまたはアプリに一致するパスワードやユーザ名の候補が表示されるので、候補をタップする。

    2つ以上候補がある場合は左右にスワイプして切り替えることができる。(候補は英語キーボードに切り替えると表示される)

    また、右の鍵アイコンをタップするとその他の候補から選択することができる。

  4. 自動入力後はログインボタンをタップ
    自動入力後にログイン

    候補を選択すると、ユーザ名やパスワード入力欄が自動的に入力されるので、あとはログインボタンをタップするとログインすることができる。

登録済みの情報を編集または削除

  1. iOS11の設定アプリを開く
    設定アプリを開く

    ホーム画面上にある設定アプリを開く。どこにあるかわからない場合はホーム画面上を下にスワイプしてSpotlight検索で「設定」と入力して開くことができる。

  2. アカウントとパスワードを選択
    アカウントとパスワード

    下にスクロールし、「アカウントとパスワード」の項目をタップして開く。

  3. AppとWebサイトのパスワードを選択
    AppとWebサイトのパスワード

    AppとWebサイトのパスワード」の項目をタップして開く。(Touch IDまたはパスワード認証)

  4. パスワードを編集したい場合
    編集したい場合

    現在保存されているアプリまたはウェブサイトのパスワードの一覧が表示されるので、編集したいウェブサイトをタップする。次に、右上の編集ボタンをタップしてから編集する。

  5. 保存済みのパスワードやユーザ名を削除
    削除したい場合

    現在保存されているアプリまたはウェブサイトのパスワードの一覧から削除したいウェブサイトの項目を左にスワイプして削除することができる。