App Admin : iOSアプリを簡単にダウングレードやバージョンを指定してインストールする[脱獄アプリ]

以前にいくつかのメディアが紹介していたiTunesを使ったiOSアプリのダウングレード方法。これらはSoftwareVersionExternalIdentifierのバージョン割当によるものだったが、ダウングレードするには一手間操作が必要であり、素早く出来るものではなかった。

しかしUnlimappsから新たにリリースされたApp Adminを使えば、App Storeからアプリをインストールやアップグレードを行うのと同じ手順で簡単にダウングレードが出来てしまう。

iOSデバイス単体で可能、さらに無料でインストール可能いうこともあり、恐らくかなりの人気となりそうな脱獄アプリだ。

 

App Admin

App Adminをインストールすると、App StoreからインストールしているiOSアプリを過去の任意のバージョンにダウングレードすることができる。

脱獄環境の場合、いくつかのiOSアプリでは、アップグレードした途端に脱獄検知で起動できなくなったり、使いにくくなったりと、どうしても過去のバージョンを使用したいということもあるはずだ。こういった時に非常に便利である。

数週間前にもiOSアプリをダウングレードすることができる方法を脱獄アプリの開発者でもあるHiraku氏が公開していた。しかし公開された方法の場合は、いくつかのソフトウェアが必要となり、少し手間がかかっていたようだ。

App Adminの場合は、そのようなソフトは必要なく、またAppSyncといったものも不要となっている。

 

さらにバージョン1.0r-34からアプリを自動でアップデートするのを防ぐ機能が追加されている。

 

参考動画

 

リポジトリを追加

http://beta.unlimapps.com/

App Adminをインストールするには、Cydiaに上記のリポジトリを追加する必要がある。このリポジトリでは、Youtube++やTwitter++など、多くの便利なTweakが公開されている。

 

使い方

使い方も非常に簡単だ。
App Store内のインストール済みのiOSアプリの「開く」ボタンまたは「アップデート」ボタンをタップすると、これまでのようにアプリが開くのではなく、「Continue」または「Downgrade」を選択することができるようになっている。
Downgradeを選択するとダウングレードが出来、Continueを選択するとそのまま開く（またはアップデートする）ことが出来る。

ここでは例としてTwitterアプリをダウングレードする方法を説明する。

ダウングレードしたいバージョンは右上の+ボタンから直接バージョンを指定も可能だ。 ここでは5.3.2を選択している。

Twitterのバージョン5.3.2では今のようなフラットアイコンではなく、つやのあるアイコンだった時期だったのでアイコンにも変化がある。

 

最新バージョンにしたい時は、これまでと同じようにApp Storeからアップデートすると最新バージョンに更新することが出来る。

ダウングレードした直後に再びアップグレードしようとすると、キャッシュのせいか、アップグレードできないことがある。こういった場合はApp Storeをタスクから終了させてから起動するか、下のバーを10回タップで更新させると反映され、アップグレードが可能になるようだ。

 

情報・バグや互換性

Package	App Admin
Version	1.0r-9
Price	無料
Author	Enea Gjoka
Section	System
Repository	beta.unlimapps.com （http://beta.unlimapps.com/）

• 1.0r-8でパッケージ名をApp ControlからApp Adminに変更。
• 1.0r-34で自動アップデートをブロックする機能が追加された。
• 1.0r-50でApp Store内にTweakボタンが設置されApp Storeアプリに関するTweakリストの表示可能に。（詳細）

現在ベータ版ということなので、不具合があるかもしれないので使用には十分注意していただきたい。また、今後いくつかの機能を追加するとのことだ。App Adminは直感的に使用することもできることもあり、非常に注目されている脱獄アプリだ。

 

このTweakについてどう思いますか？その他バグや互換性などの情報があれば以下のコメント欄よりお聞かせ下さい。