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HideMeX : iOSの色んな所を非表示・無効・カスタマイズ出来るTweak [脱獄アプリ]

すでに多くの脱獄ユーザーが利用しているだろうHideMe。iOS 7の時からリリースされており、iOS 8用にもアップデートされていた。そして今回iOS 9にも対応したHideMeXが登場している。

名前の通り非表示系のTweakであるが、非表示だけではなくいくつかの機能を無効にしたり、色を変更したり、いくつかの変更を行うことが出来る便利なTweakだ。

 

※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。脱獄していないデバイスでは動作しません。脱獄や脱獄後に関しては以下のリンクを参考にして下さい。

脱獄Q&A : 脱獄(JailBreak)とは?よくある質問や脱獄後の質問など

 

HideMeX

HideMeXをインストールすると、アイコンのラベルやバッジはもちろん、ロック画面上のものやステータスバー、コントロールセンターなど、あらゆる要素を非表示に出来る。また、非表示にできるだけでなく、アプリスイッチャーの色を変更したり、ぼかしの度合いを調整したりもでき、かなり多くの部分をカスタマイズできる。

名前の通りほとんどが非表示にする機能なので、デザインをすっきりさせたい時には欠かせないTweakだ。新規購入者の場合は$2.99となっており、HideMe 7または8を既に購入しているユーザーは$1.50でアップグレード可能だ。

主な特徴

HideMeXでは主に以下部分を非表示、またはカスタマイズできる。

  1. Alerts ・・・ アラートに関するカスタマイズ
  2. Animations ・・・ アニメーションのカスタマイズ
  3. AppSwitcher ・・・ アプリスイッチャーをカスタマイズ
  4. Control Center ・・・ コントロールセンターのカスタマイズ
  5. Dock ・・・ ドックのカスタマイズ
  6. Folders ・・・ フォルダーのカスタマイズ
  7. Force Touch ・・・ Force Touchのカスタマイズ
  8. HomeScreen ・・・ ホーム画面上のカスタマイズ
  9. Icons ・・・ アイコンのカスタマイズ
  10. Lock Screen ・・・ ロック画面のカスタマイズ
  11. Notification Center ・・・ 通知センターのカスタマイズ
  12. Status Bar ・・・ ステータスバーのカスタマイズ

また、これまでにはなかった設定をバックアップする機能も搭載されている。

 

1. Alerts

iOS上にポップアップするアラートや、その他各アラートを非表示にすることが出来る。非表示に出来るのは以下の項目。

 

2. Animations

アニメーションに関する設定。ここではアニメーションのスピードなどを変更できるようだ。

「アニメーション中のタッチを許可」を有効にすると、通常であればアニメーションが停止するまではタッチできないことがあるが、アニメーション中である場合もタッチに反応するというものである。例えばホームボタンを2回押した時など、アプリスイッチャーのカードが表示されるまでに軽いアニメーションが再生されるが、再生が完了(停止)してしまうまでにタッチができるということらしい。

 

3. AppSwitcher

AppSwitcherではアプリスイッチャー内の動作やインターフェイスを変更できる。

 

4. Control Center

コントロールセンターに関する設定を行う。色んな所を非表示に出来るほか、無効にできるものなど、様々変更することができる。

 

5. Dock

ドックの変更は現在ぼかしのスタイルの変更のみとなっている。ぼかしのスタイルは以下のような種類から選択可能。

 

6. Folders

フォルダーに関するカスタマイズ。フォルダの中にフォルダを設定することが出来たり、ピンチインで閉じたりできる機能もある。

フォルダは互いの上に入れ子にすることはできないが、フォルダの中に入っているアイコン同士でさらにフォルダを作成することが出来る。

 

7. Force Touch

Force Touchに関する項目。ここでは主に3D Touchのクイックアクションメニューのカスタマイズを行える。

 

8. HomeScreen

ここではホーム画面上の設定を行える。スポットライトを無効やページドットの非表示などいくつかカスタマイズができる。

 

9. Icons

アプリアイコンの非表示や、アイコンの外観をカスタマイズできる。

 

10. Lock Screen

続いてロック画面のカスタマイズ。ここではつまみの非表示の他、日付や時計のカスタマイズや、パスコード入力画面のカスタマイズも行える。

 

11. Notification Center

次に通知センターのカスタマイズ。通知センター内の境界線やテキストなどをカスタマイズできる。

 

12. Status Bar

最後のステータスバーのカスタマイズ。これまでのようにステータスバー上に表示するアイコンなどはもちろん、iOS 9から登場した「◯◯に戻る」ボタンを非表示にすることもできる。

時間のフォーマットは以下のとおりに入力でき、カスタマイズすると上にあるAM/PMの設定は上書きされる。いくつかのカスタムテキストを入力することができるが、全ての文字が上手く動作するわけではないので注意。

フォーマット説明

 

Time Machine

HideMeXは、かなり多くの設定があるため、設定を記憶しておきたいことがある。そういう時のためバックアップ機能が搭載されている。

Time MachineのAutoatic Backupsを有効にしておくと、1日1回のバックアップをとってくれるようだ。また、右上の「+」ボタンをタップすると手動でバックアップすることもできる。さらにバックアップしたファイルは日付や時刻と共に表示されるが、バックアップ項目をタップすると名前を変更や削除することもできる。

ちなみにバックアップファイルの場所は/var/mobile/Library/HideMeX/の中にある。

 

日本語化

必要があればCydiaに下記のソースを追加していただくとHideMeXの設定の日本語ファイルをインストールできる。翻訳をミスしている可能性も十分あるのですべて自己責任でお願いする。

https://i-bitzedge.com/repo/

 

情報・バグや互換性

Package HideMeX
Version 1.0.5
Price 新規 : $2.99
HideMe7/8購入者 : $1.50
Author CP Digital Darkroom
Section Tweaks
Repository BigBoss

HideMeはiOS 7の頃から登場したが、徐々に機能も増えてきており、Springtomizeの用に幅広くカスタマイズできるようになったので、redditでも想像以上に人気が出ているようだ。リリースされたばかりで、若干不安定な部分はあるが、おそらくほとんどが今後のアップデートで改善されるだろう。

このTweakについてどう思いますか?その他バグや互換性などの情報があれば以下のコメント欄よりお聞かせ下さい。