Appleはいくつかのバグ修正、安定性の向上およびパフォーマンスの改善が含まれるiOS 8.1.3をリリースした。 アップグレードしてもあまり大きな変化は見られないが、脱獄ユーザーにとっては大きなアップデートとなっている。というのもiOS 8.1.3の脱獄は今のところできないからだ。アップデートしてしまうとしばらくは脱獄環境で入られなくなる。 しかし、良いニュースとしてAppleは現在もiOS 8.1.2のファームウェアは署名している状態である。つまりiOS 8.1.3に誤ってアップデートしてしまっても「今なら」ダウングレードができるということだ。 ここではiOS 8.1.3からiOS 8.1.2へのダウングレード方法を簡単に説明しておく。
事前注意
- iOS 8.1.2以外にはダウングレードできない
- AppleがiOS 8.1.2に署名し続けている限りダウングレードできる
- 万が一うまくいかなかった場合のため、バックアップから復元できるようにするため必ずiTunesでバックアップ、もしくはiCloudでバックアップをとっておく。
- Appleはダウングレードはお勧めしないと言っているので自己責任で
署名発行中か確認
以下の方法で、現在使用しているiOSデバイスに対応するiOS 8.1.2ファームウェアが署名されているかどうかを確認する。
iOS 8.1.3からiOS 8.1.2へダウングレードする手順
上記の方法で署名発行中かどうかを確認し、発行中である場合は以下の手順でダウングレードを行う。 Step1.
使用しているiOSデバイスに対応しているiOS 8.1.2のファームウェアをダウンロードする。
iPhone用のiOSファームウェアファイルのダウンロードリンク
iPad用のiOSファームウェアファイルのダウンロードリンク
iPod touch用のiOSファームウェアファイルのダウンロードリンク
自分のデバイスに対応しているファームウェアのがわからない場合は、以下のリンクを参考。
iPhone, iPad, iPod touchのファームウェアの選び方
Step2.
iOSデバイスをPCに接続する
Step3.
iTunesを起動し、上部にあるデバイスのアイコンをクリックする
Step4.
WindowsであればShift+クリック、MacであればAlt/Optionを押したまま更新プログラムの確認ボタンをクリックする。
Step5.
ダウンロードしたIPSWファイルを選択する。
Step6.
更新をクリック。するとダウングレードプロセスが開始する。ある程度時間がかかるためしばらく待つ必要がある。ダウングレードが完了すると再起動するのでこれで完了となる。
初めにも書いている通りダウングレードできる期間はAppleが署名している期間中だけであり、いつ停止になるのかわからないため、もしダウングレードするのであれば早めにやっておこう。
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