AppleはWWDC 2015基調講演でiOS 9を発表し、その後開発者向けにiOS 9 betaをリリースした。iOS 9には多くの機能や改善が含まれている。
watchOS 2からwatchOS 1.01にダウングレードすることはできないが、iOS 9 betaからiOS 8.3へダウングレードは現在可能である。
iOS 9 betaを実機で確認してiOS 8.3に戻したいというデベロッパーは以下の方法でダウングレードが可能だ。もちろんこれまでどおり、Appleが署名している期間中であるものへのダウングレードのみが可能である。
事前注意
- 現在iOS 8.3へのみダウングレードができ、それ以前のバージョンへのダウングレードはできない
- ダウングレードはAppleがiOS 8.3に署名し続けている限りダウングレードできる
署名発行中か確認
以下のページで、現在使用しているiOSデバイスに対応するiOS 8.3ファームウェアが署名されているかどうかを確認する。(署名の項目が「○」になっていれば署名中)
iOS 9 betaからiOS 8.3へダウングレードする手順
Step1.
お使いのコンピュータにiOSデバイスを接続し、iTunesを起動する
Step2.
設定 > iCloud > 「iPhoneを探す」をオフにする
Step3.
デバイスをDUFモードにする。12秒間ホーム+スリープボタンを押したままにし、12秒後にホームボタンは維持したままスリープボタンだけを離す。DFUモードに入ると、iTunesはその旨を示す通知が表示されるのでOKをクリックする。
Step4.
「iPhoneを復元」をクリックする。
すると復元プロセスが開始する。ある程度時間がかかるためしばらく待つ必要がある。ダウングレードが完了すると再起動するのでこれで完了となる。
初めにも書いている通りダウングレードできる期間はAppleが署名している期間中だけであり、いつ停止になるのかわからないため、もしダウングレードするのであれば早めにやっておこう。またこちらのページで現在署名中であるかどうかを確認可能だ。
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