Appleは昨日iOS 9.0.1を正式にリリースした。16日から公開されているiOS 9で発生していたいくつかのバグを修正したバージョンである。
いくらかのユーザーではiOS 8.4.1やそれ以前のiOSデバイスを使用しており、iOS 9は不具合の報告が多いため、iOS 9を避け、iOS 9.0.1へとアップグレードしようと思っているユーザーも多いだろう。
しかし普段からアップデートはiTunesを使用せずにOTAアップデート(設定アプリ内)をしているユーザーで、iOS 9.0.1へアップデートしようとしても、iOS 9への更新画面しか表示されていないユーザーもいくらかいるだろう。
これはiOS 9のアップデートファイルをデバイス内にダウンロードしてしまっていることが原因である。このアップデートを削除することでまた新たに更新を確認することができ、最新バージョンであるiOS 9.0.1をインストールできるようになっている。
ここではiOS 8.4.1やそれ以前のユーザーで、OTAアップデートを行う場合にiOS 9を回避し、iOS 9.0.1のアップデートを取得する方法を簡単に説明する。
iOS 9のファイルを削除してiOS 9.0.1へ
1. iOS 9のアップデートファイルを削除
はじめに述べたとおり、iOS 9へしかアップデート出来ないようになってしまっている場合はiOS 9のアップデートファイルが原因であるため、削除する必要がある。
方法は簡単で設定アプリ内から行うことが出来る。
設定アプリ内の一般、使用状況、ストレージを管理の順で進む。ここにはiOSデバイス内にダウンロードされているもしくはインストールされているファイルやデータの一覧が表示されている。
一覧の中の設定アイコンで表示されている「iOS 9」をタップし、「アップデートを削除」をタップする。
2. 再接続して設定アプリも再起動
上記の手順でアップデートファイルを削除した後はWiFiなどのネットワークを一旦停止させてから再度接続する必要がある。
これらの操作を最も簡単に行う方法はディスプレイの下から上へとスワイプしてコントロールセンターを表示させ、飛行機アイコンの、機内モードをオンにし、数秒待ってから再度機内モードを解除する方法だろう。
そして設定アプリも終了させてから再度起動させる必要がある。
この手順はホームボタンを2回クリックし、設定アプリを上にスワイプして終了させてから再度設定アプリを起動させる。
3. iOS 9.0.1のアップデートを再度確認
上記の手順を終えると再び設定アプリを開き、一般、ソフトウェアアップデートへと進む。iOS 9のアップデートが表示されていたが、上記の手順を行うとiOS 9.0.1が表示されているはずだ。
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