Windows10で画像や文書やウェブページをPDFに変換または保存する方法

Windows8までは、画像や文書、ウェブページをPDFとして保存するにはサードパーティ製のアプリを使用することが多かった。しかしWindows10からは任意のドキュメントをPDFに変換するだけでなく、任意のドキュメントをそのままPDFとして保存することが出来るようになった。さらにWindows10ではMicrosoft EdgeをPDFリーダーとして使用することが出来る。

また、基本的に印刷機能が搭載されているアプリケーションのほとんどでPDFとして保存または変換することができるようになっている。

ここでは、Windows10でサードパーティ製アプリを使用せず、デフォルトの機能のみで画像ファイルをPDFに変換する方法、文書をPDFに変換する方法、そして特定のウェブページをPDFで保存する方法を簡単に説明する。

画像ファイルをPDFに変換

  1. 画像を右クリックし印刷
    右クリックで印刷

    PDFに変換したい画像ファイルを右クリックし、「印刷」メニューをクリックする。

  2. 印刷でMicrosoft-Print-to-PDFを選択
    Microsoft Print to PDFを選択

    画面の印刷ウィンドウが表示されるので、プリンターの部分を「Microsoft Print to PDF」に設定する。必要に応じて用紙サイズなどを設定し、「印刷」ボタンをクリックする。(この操作で実際にプリンターを使用して印刷されるわけでない)

  3. PDFに名前をつけて保存
    PDFとして保存

    印刷ボタンをクリックしたら、「印刷結果を名前をつけて保存」ウィンドウと表示されるので、PDFとして保存したい場所を指定しファイル名を入力して「保存」をクリックして保存する。

  4. 画像をPDFに変換後の確認
    確認

    最後にきちんとPDFとして保存されているかどうかを確認し、ダブルクリックしてMicrosoft EdgeでPDFファイルを表示してみよう。

文書をPDFに変換する

  1. 文書ファイルを右クリックし印刷
    右クリックで印刷

    PDFに変換したいテキストファイルを右クリックし、「印刷」メニューをクリックする。Windowsデフォルトのメモ帳でテキストファイルが関連付けられている場合に印刷メニューが表示されるが、サードパーティ製のアプリで関連付けられている場合でも印刷メニューが表示されるものもある。

  2. PDFに名前をつけて保存
    PDFとして保存

    印刷ボタンをクリックしたら、「印刷結果を名前をつけて保存」ウィンドウと表示されるので、PDFとして保存したい場所を指定し、ファイル名を入力して「保存」をクリックして保存する。

  3. テキストファイルをPDFに変換後の確認
    確認

    最後にきちんとPDFとして保存されているかどうかを確認し、ダブルクリックしてMicrosoft EdgeでPDFファイルを表示してみよう。

特定のウェブページをPDFで保存する

  1. Ctrl+Pキーを押して印刷
    Ctrl+Pで印刷

    PDFで保存したいウェブページを表示し、「Ctrl+P」キーで「印刷」メニューを表示させる。画像の例はMicrosoft Edgeであるが、ほとんどのウェブブラウザはCtrl+Pキーで印刷メニューが表示される。

  2. Microsoft Print to PDFを選択
    Microsoft Print to PDFを選択

    印刷メニューが表示されたら、プリンターの出力先を「Microsoft Print to PDF」に設定し、必要に応じて印刷の向きなどを設定し「印刷」をクリックする。(この操作で実際にプリンターを使用して印刷されるわけでない)

  3. ウェブページをPDFで保存
    PDFとして保存

    印刷ボタンをクリックしたら、「印刷結果を名前をつけて保存」ウィンドウと表示されるので、PDFとして保存したい場所を指定しファイル名を入力して「保存」をクリックして保存する。

  4. ウェブページをPDFで保存した後の確認
    確認

    最後にきちんとPDFとして保存されているかどうかを確認し、ダブルクリックしてMicrosoft EdgeでPDFファイルを表示してみよう。

出典または引用