iOS 8.4が署名停止へ。脱獄ユーザーはアップグレードは危険。

Appleは本日iPhone, iPad, iPod touch用のiOS 8.4の署名を停止した。現在署名中であるファームウェアはiOS 8.4.1のみとなる。

iOS 8.4では脱獄が可能だが、iOS 8.4.1ではセキュリティホールを塞がれているため脱獄が不可能となっている。

MacでTaiGを使ってiOS 8.1.3やiOS 8.3、iOS 8.4を脱獄する方法

WindowsでTaiG 2を使ってiOS 8.1.3からiOS 8.4を脱獄する方法

現在署名中はiOS 8.4.1のみ

Appleは先ほどiOS 8.4の署名を停止した。iOS 8.4ではミュージックアプリの刷新やその他いくつかの修正が含まれたものだった。

iOS 8.4.1ではそのミュージックアプリに関するいくつかのバグを改善したバージョンである。

 

署名が停止されると、これまで行うことができたiOS 8.4.1からiOS 8.4へのダウングレードが不可能となる。

アップグレードはもちろん復元を行うと自動的にiOS 8.4.1となる。

 

脱獄ユーザーは上記のことから脱獄状態をキープするのであれば、復元やアップグレードをしては行けない状況となっている。

また、昨日お伝えした通り、PangチームがiOS 8.4.1用の脱獄ツールを持っているということがわかっており、期待は高まっているが公開するかどうかはわかっていない。

しかし新たにiOS 9が登場した時に、iOS 8.4.1またはiOS 9用の脱獄ツールは早い段階で公開されるのではないかと考えられる。

 

また、以下のページからAppleの署名状況をリアルタイムで確認できる。

iOSファームウェア(IPSW)リアルタイム署名ステータス