iOSのメールを開くとパスワードを求めるポップアップに注意!!(フィッシング) 2015/06/10Pey ニュース コメントを投稿するiPhoneやiPad上でメールを読んでいる時にポップアップが表示され、iCloudに再ログインするように求める内容が表示された場合は注意が必要だ。 セキュリティ研究者のJan Soucek氏はiOSのメールアプリでバグを発見した。バグの内容はメールを開いた時に、攻撃者が遠隔HTMLコードを実行することができるというものだそう。 iCloudのパスワードを求められる このコードを使用すると簡単にiCloudのログインの画面を偽装し、ユーザーを騙してApple IDのアカウント情報を入手できるという。 動画の内容では具体的にはこうだ。メールを受信したので受信したメールを開くとiCloudにパスワードを求められるユーザーがログアウトしてしまっていたのかと勘違いしパスワードを入力するOKをタップすると一瞬Safariが起動する(恐らくこの間に送信)すぐに新たなメールが来て開くと「ありがとう!パスワードは(Pass123)だね!」 iCloud以外のいろんなサイトやサービスもiOSデバイスが再度ログインするように促すことは珍しくないが、このコードはiCloud以外のどんなウェブサイトまたはサービスでも偽装することができるという。SoucekはiOSの8.1.1のバグを見つけたのでAppleとバグレポートを提出すると言った。そして面白いことに彼はAppleにバグを修正する時間を与え、詳細は明かさなかったという。 そして現在ではSoucek氏はそのコードをGitHubに証拠としてアップロードしている。Appleが急いで修正にはいるはずであるが、すでにGitHubに公開されているということは悪用される可能性も十分あるため注意しよう。via:9to5mac The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事PeyiPhoneやiOSとMacやWindowsなどPC全般の事を記事にしています。 最新記事 by Pey (全て見る) 週間Tweaks:ステータスバーの時刻をダブルタップで日付に切り替え「DateTap」など - 2018/02/12 週間Tweaks:iPhoneXでスワイプアップでロック「SwipeUpLockX」やドックをカスタマイズ「Marina」など - 2018/02/05 週間Tweaks:iPhoneXのアプリスイッチャーでスワイプでアプリ終了「EasySwitcherX」など - 2018/01/29