Appleは今月10日に開発者向けにiOS 9.1 betaを、その翌日にはiOS 9.1 Public Betaをリリースしていた。多くのことは明かされていないがiOS 9.1では新たな絵文字が追加されると言われている。
そして16日(日本時間で17日)にはiOS 9が正式にリリースされた。iOS 8.4.1からのアップデートにより、多くの機能の改善や新たなUIに変更されている。
iOS 9.1 Public Betaを使用しているユーザーももちろんiOS 9へとバージョンを変更することができる。前回の記事ではiOS 9からiOS 8.4.1へのダウングレード方法を説明したが、ここではiOS 9.1 Public BetaからiOS 9へのダウングレード方法を簡単に説明する。
事前注意
- AppleがiOS 9に署名し続けている限りダウングレードでき、新たなバージョンの場合はそのままiOSをアップデートする
- 万が一うまくいかなかった場合のため、バックアップから復元できるようにするため必ずiTunes、iCloudの両方でバックアップをっておく。
- Appleはダウングレードは勧めていないため、行う場合は自己責任で
追記:2015/10/01にiOS 8.4.1とiOS 9.0の署名は停止しました。
iOS 9.1 Public BetaからiOS 9へダウングレードする手順
ここで紹介する方法は復元を行い、自動的に一般公開されている最新バージョンのiOSに変更するものである。現在の場合はiOS 9にバージョンが変更されるが、新たなバージョンが一般公開された場合はその新たなバージョンにアップグレードすることになる。
Step1.
iTunesやiCloudでiPhoneやiPad, iPod touchのバックアップをとる。iTunesでバックアップを取ったものはダウングレード後の復元時にバージョンが違っていると使用できないことがあるので必ずiCloudでもバックアップをとっておこう。
Step2.
iOSの設定アプリ>iCloud>iPhoneを探すの順で進み、「iPhoneを探す」をオフにしておく。
Step3.
PCでiTunesを起動させる
Step4.
iPhone、iPad、またはiPod touchの電源ボタンを長押しして電源を切る。
Step5.
iPhone, iPad, iPod touchのホームボタンを押したままUSBケーブルでPCに接続する。
デバイスにはケーブルとiTunesのアイコンが表示される。
Step6.
デバイスが間違っていないか確認し、「iPhoneを復元」ボタンをクリックする。
Step7.
「工場出荷時の設定に戻してもよろしいですか?」とポップアップ表示されるので、「復元と更新」をクリックする
Step8.
更新をクリック。すると更新プロセスが開始する。ある程度時間がかかるためしばらく待つ必要がある。更新が完了すると再起動するのでこれで完了となる。
また、iOS 9からiOS 8.4.1へダウングレードしたい場合は以下のリンクを参考にしていただきたい。
- 週間Tweaks:ステータスバーの時刻をダブルタップで日付に切り替え「DateTap」など - 2018/02/12
- 週間Tweaks:iPhoneXでスワイプアップでロック「SwipeUpLockX」やドックをカスタマイズ「Marina」など - 2018/02/05
- 週間Tweaks:iPhoneXのアプリスイッチャーでスワイプでアプリ終了「EasySwitcherX」など - 2018/01/29