Apple、iOS 9.2の署名を停止、現在iOS 9.2.1のみが署名中。(追記あり)

Appleは本日一部のiOS 9.2の署名を停止した。停止したのは特定のiOSだけとなる異例のこととなった。現在署名中であるファームウェアは iOS 9.2.1と一部のiOS 9.2となる。

iOS 9.2の署名が停止したということは、一部のデバイスでiOS 9.2.1からiOS 9.2へのダウングレードが不可能になったということになる。

現在署名中はiOS 9.2.1と一部のiOS 9.2

追記1:
Appleは先ほどiOS 9.2の署名を停止した。すべてのデバイスで停止されたと思っていたが、確認すると現在署名中であるものはiOS 9.2.1と一部のiOS 9.2となっているようだ。現在(2016/02/05)のところ、iOS 9.2の署名が停止されたデバイスは以下のとおりである。

  • iPhone 4s
  • iPad 2 (Wi-Fi /GSM /CDMA)
  • iPad 3 (CDMA / GSM)

追記2:
(2016/02/05 – 17:18)の時点で全てのデバイスの署名が停止。

先週の26日にはiOS 9.3 betaが開発者向けにリリースされていた。その1週間前の20日にはiOS 9.2.1を正式にリリースしていた。

数ヶ月前にリリースされていたiOS 9は、かなり多くのバグや不具合の報告がされており、その不具合を修正する多くのアップデートを行ってきた。

ダウングレードが不可

署名中であるiOSバージョンのみダウングレードやアップグレードが可能であるため、iOS 9.2へのダウングレードが不可能となる。もちろんそれ以前へのダウングレードも不可能となる。

脱獄ユーザーは

これまでにいくつかの開発者またはハッカーにより、脱獄の噂がされていたが、現在のところiOS 9.0.2以降の脱獄ツールはリリースされておらず、新しいバージョンでは脱獄が不可能となっている。

現在署名中のファームウェアのステータスは以下のページから確認できる。