ChromeでYoutube動画を再生中に最小化すると動画が停止してしまう問題

近頃、PC上のGoogle ChromeでYouTubeで動画を再生中に、ウィンドウを最小化すると動画の再生がが一時停止してしまうという報告がいくつかあるようだ。

環境によって微妙に症状は異なるが、問題が発生するタイミングはウィンドウを最小化したときに起こっている。

いくつかの情報を元に、この問題を一時的ではあるが回避する方法があるようなのでかんたんに紹介する。

症状:最小化すると停止する

Chromeで最小化すると動画が停止する

報告されている問題は、PC上でウェブブラウザGoogle ChromeでYouTube動画を再生中に、最小化ボタンなどをクリックしてウィンドウを最小化した瞬間に動画の再生が停止してしまうという問題。停止した後に、再度ウィンドウを表示させると、停止した位置から再生が開始されるのではなく、一番はじめから再生が始まってしまうという。(数秒間停止後に再生されるというパターンの報告もあり)

EdgeやFirefoxなど、Chrome以外の他のブラウザでは同様の問題が発生しないため、この問題はGoogle Chromeの問題であるようだ。

似たような他の症状

似たような症状で、最小化した瞬間に画面が真っ暗になってしまう、動画プレイヤーがクラッシュしてしまうという報告もある。この問題については別記事にて紹介したので参考にしていただきたい。

Microsoft Edgeでも同じようにYouTube動画を再生中に最小化すると停止してしまう場合は、設定を見直すと解決する可能性もある。こちらに関しても別記事にて説明しているので参考にしていただきたい。

一時的な解決法

ChromeのVer
バージョン: 61
  1. chrome-flags-disable-accelerated-video-decode
    「chrome://flags/」を開く

    Google Chromeのアドレスバーに「chrome://flags/#disable-accelerated-video-decode」と入力して開く。

  2. Hardware-accelerated video decodeを無効にする
    項目をオフ

    chrome://flagsのページの「Hardware-accelerated video decode」の項目を無効にする。

  3. クリックして再起動
    ブラウザを再起動

    「今すぐ再起動」アラートが表示されるので、クリックしてブラウザを再起動して適用する。

    以上の手順で一時的ではあるが問題がしたとの報告がある。また、すでにこの問題はGoogleに報告済みであるため、修正されるのを待つしかなさそうだ。

参考・情報