Chromeのダウンロード履歴にあるURL(リンク)をまとめてエクスポートする方法

Google Chromeでインターネット上からファイルをダウンロードした時に、ダウンロードに失敗することがたまにある。この場合、ダウンロードリンクがあるページを開いたままの場合はもう一度クリックすればダウンロードが再度開始されるが、ページを閉じた状態やダウンロードリンクの場所がわからなくなった場合は、Chromeのダウンロードページ[Ctrl+J]からリンクを確認することができる。

1つや2つの場合であれば問題ないが、Chromeのダウンロードページに表示されている、過去のダウンロードリンクをまとめてエクスポートまたは確認したい場合は少し手間がかかる。

superuser.comにて、これらの操作を簡単にできる方法が回答されているのでここでかんたんに紹介しておく。

Chromeで過去のダウンロードリンクをエクスポート

  1. ダウンロードページにアクセス
    ダウンロードページにアクセスする

    Google Chromeを開き、Windowsの場合[Ctrl+J]、Macの場合[⌘+⇧+J]を押してダウンロードページを開く。

  2. Chromeのコンソールを開く
    コンソールを開く

    Windowsの場合は[Ctrl+Shift+F]で、Macの場合[⌘+⌥+J]でChromeのConsoleを開く。

  3. コンソールにコードをペースト
    コードを貼り付ける

    以下のコードをConsoleに貼り付けてエンターを押す。

    ditems = document.querySelector("downloads-manager").shadowRoot.querySelector("iron-list").querySelectorAll("downloads-item");
    
    var div = document.createElement('div');
    
    [].forEach.call(ditems, function (el) {
     var br = document.createElement('br');
     var hr = document.createElement('hr');
     div.appendChild(el.shadowRoot.querySelector("#url"));
     div.appendChild(br);
     div.appendChild(hr);
    
    });
     document.body.innerHTML=""
     document.body.appendChild(div);
     document.head.style.innerHTML="";
  4. Chromeのダウンロードリンクを保存
    ページを保存

    ダウンロードページが変換され、ダウンロードリンクだけが表示される。後は、[Ctrl+S]または[⌘+s]で保存することでダウンロードリンクがHTMLファイルで保存できる。

    保存されたHTMLをウェブブラウザで開くと、ダウンロードリンクの一覧が表示され、リンクをクリックすると直接ダウンロードすることができる。

参考・情報