Chromeを使ってインターネット接続のトラブルシューティングを行う方法

ネットワーク接続の問題を特定するのは難しい問題ではあるが、Google Chromeを使用している場合、ブラウザから徹底したネットワーク診断とトラブルシューティングを行うことが出来る。

実際に使用するのはChromeの拡張機能である「Chrome接続診断」というもので、Chromeウェブストアから簡単にインストールすることが出来る。

ここでは、このChrome接続診断を使用して、高速で簡単にネットワーク診断とトラブルシューティングを行う方法を簡単に説明する。

Chrome接続診断

Chrome 接続診断

Chrome接続診断はGoogleから提供されているもので、Chromeウェブストアからインストールすることが出来る。診断テストには以下のものが含まれている。

  • ローカルネットワーク接続の可用性
  • Wi-Fiネットワーク信号強度(ChromeOSのみ)
  • デフォルトゲートウェイに到達可能かどうか(ChromeOSのみ)
  • DNSサーバーの可用性と遅延
  • DNSキャッシュポイズニング/スプーフィング
  • HTTP Captive Portalまたはファイアーウォールによるインターネットトラフィックのブロック
  • Googleのウェブサイトへのネットワークパフォーマンスと時間
  • Googleハングアウトサービスの可用性

Chrome接続診断を使用する

  1. Chrome接続診断をインストール
    Chrome接続診断をインストール

    Google Chromeを起動し、こちらのリンクからChromeウェブストアで「Chrome接続診断」をインストールする。

  2. Chrome接続診断を起動
    Chrome接続診断を起動

    Chromeのアドレスバーに「chrome://apps」と入力してエンターを押し、「Chrome 接続診断」をクリックして起動する。

    アプリケーションページが2ページ以上ある場合は、最後のページに追加されている。

  3. Chrome接続診断アプリで診断開始
    診断開始

    Chrome接続診断アプリを起動すると自動的にテストが実行されるのでしばらく待つ。

  4. Chrome接続診断アプリで診断結果を確認
    診断結果を確認

    ネットワーク接続に問題がない場合は、「ネットワーク接続は正常に動作しているようです。」というメッセージが表示される。もし、何らかの問題が特定されていればその内容もここに表示される。

    それぞれ合格したテスト項目がその下にも表示されているので確認することも出来る。また、上部にある設定アイコンをクリックして、テストを再実行することや、合格したテストを非表示にすることも出来る。