PUBG起動時にBattleEye Launcherでエラーが出てプレイできない問題と一時的な解決法[ReShade]

いくつかの報告によると、SteamのゲームであるPUBG「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」をプレイしようとすると起動ができないという問題があるようだ。
実際にはBattlEye Launcherでエラーメッセージが表示されるようになる。

この問題で共通しているのはPUBGに「ReShade」を適用してプレイしているプレイヤーであることがわかっている。以前にも何度か同じような問題が報告され、すぐに修正されていたが、また現在もランチャーが起動しないという問題が発生している。

Battle Eye Launcherでエラー

PUBGdeBattlEye Launcherのエラー

Starting BattlEye Service...
Launching game...
Note: File blocks can be ignored if they don't cause problems with the game.
[INFO] Blocked loading of file: "C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\PUBG\TslGame\Binaries\Win64\dxgi.dll"
[INFO] Blocked loading of file: "C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\PUBG\TslGame\Binaries\Win64\dxgi.dll"

SteamでPUBGを起動しようとすると、いつものように画面が起動せずに上記のようなエラーメッセージが表示され、起動できない状態が続いている。

これは以前にも紹介した「ReShade」を導入しているユーザーで発生している問題のようだ。以前にも同じような問題が発生していたが、報告後に修正されReShade導入済みのPCでもプレイできるようになっていた。しかし、また同じような問題が発生しておりプレイできなくなっているようだ。

一時的な回避法

この問題を完全に解決するには運営側となるだろう。ReShadeを使ってのプレイは公式Twitterにより認められているため、おそらくしばらくすると修正されるはずだが、すぐにでもプレイしたい場合は、一時的な回避法でプレイできるようだ。

エラーの内容を見る限り、dxgi.dllをブロックしているということなので、dxgi.dllを一時的に読み込ませないようにするだけでプレイできるようだ。

  1. TslGameがあるフォルダーを開く
    TslGameがあるフォルダーを開く

    ファイルエクスプローラーで以下のフォルダーを開く。(デフォルトの場合)
    C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\PUBG\TslGame\Binaries\Win64

  2. 一時的にdxgi.dllの名前を変更
    一時的にdxgi.dllの名前を変更

    Win64フォルダー内に、「dxgi.dll」というファイルがあるが、ReShadeを読み込ませないように、一時的に「dxgi.dll」から「dxgi.dll.bak」などのようにファイル名を変更する。

  3. デスクトップからPUBGを起動
    PUBGを起動後に再度終了

    名前を変更後、SteamからPUBGを起動し問題なくPUBGが起動するかどうかを確認する。もし問題なく起動できたのであれば、一旦PUBGを終了させる。

  4. 「dxgi.dll.bak」の名前を再度「dxgi.dll」に戻す
    もとに戻してプレイ

    「dxgi.dll.bak」の名前を再度「dxgi.dll」に戻してサイドPUBGを起動する

    Twitterなどで検索し、同時間帯で自分だけがこのエラーが発生しているのであれば以上の方法で解決することが多いはずだ。

    上記の手順を試しても解決しない場合は、公式による問題の改善が必要になるかもしれない。それまではStep2で説明した手順のように、名前を変更して運営が修正してくれるまでReShade無しでプレイするしかないかもしれない。

更新履歴

  • step3、step4の記述を一部修正 (2017/09/28)