COUNTA関数の使い方

[Excel]エクセルで空白以外のセルを数える方法[COUNTA関数]

Excelでデータを集計するときに、列や行にある空白以外のセルを数えたい時がある。「COUNTA」関数を使えば数値の合計ではなく、空白以外の何かが入っているかどうかをカウントすることができる。

ここでは、エクセルのCOUNTA関数を使って、範囲内の空白以外のセルをカウントする方法をかんたんに紹介する。

対象となるExcelのバージョン
Excel 2016 Excel 2013 Excel 2010 Excel 2007

 

COUNTA関数の使用例

COUNTA関数
途中の2つの空白は無視してカウントする

画像1では、果物または野菜をAの列に表示し、Bの列には、赤い果物/野菜の場合は「●」と入力している。

COUNTA関数では、空白以外の何かが入っていればカウントする関数となっているため、空白とテキストや数字のセルが混合している列の空白以外を数えたいときに便利な関数である。

エラー文までカウントするので注意!

COUNTA関数はエラーもカウントする
エラーもカウントしてしまうので注意

COUNTA関数の特徴として以下のようにカウントする。

  • 数値がゼロであってもカウント
  • エラー文がある場合もカウント
  • スペースもカウント
  • 数式の結果が空である場合は空なのでカウントされない

COUNTA関数の書式

COUNTA(値1, [値2], ...)

COUNTAの次に()内にカウントしたい範囲(値1)を入力する。さらに範囲を追加する場合はカンマ区切りで値2以降に追加する。

COUNTA関数の実践

  1. COUNTA用のデータを用意
    データの準備

    空白を含む、カウントしたいデータを用意する。ここでは果物野菜の列と、赤色の列を用意し、COUNTA関数を入力する合計B9のセルを準備した。

  2. COUNTA関数
    関数の入力

    B2からB7までの空白以外をカウントするCOUNTA関数をB9に入力する。

    =COUNTA(B2:B7)

    エンターキーを押し結果が問題なく「4」と表示される。

参考