PreferenceTag3 : 設定アプリ内の並びやフォルダ分け個別にロックなど使いやすく変更 [脱獄アプリ]

iOSデバイスの設定アプリ内を大幅に使いやすくカスタマイズできるTweak「PreferenceTag3」のご紹介。

 

多くのアプリをインストールしていると、設定アプリ内の項目もそれに伴い増えていくため、手間がかかるが、PreferenceTagを使用すればフォルダやタグに分けることが出来てすっきり表示させることが出来る。

 

※本記事は脱獄(Jailbreak)iOSデバイス向けの記事です。脱獄していないデバイスでは動作しません。脱獄や脱獄後に関しては以下のリンクを参考にして下さい。

脱獄Q&A : 脱獄(JailBreak)とは?よくある質問や脱獄後の質問など

PreferenceTag3 (iOS 9)

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PreferenceTagをインストールすると、設定アプリ内のセル(各項目)の並びや、たくさんあるセルを任意の名前で作成したフォルダにまとめ、設定アプリ内をすっきり表示することが出来る。

その他、任意のセルを無効にしたり、パスワードでロックすることも出来る。また、セルの設定は設定アプリを開いた画面だけでなく、設定>一般>アクセシビリティといったように設定アプリ内であればほぼ全てのセルの変更を行える。

PreferenceTagをインストールし、設定アプリを開くとチュートリアルの動画の再生が始まる。

この脱獄アプリが出来ること

  • 各セルを有効/無効に
  • 各セルにパスコードロックで保護
  • MacのFinderのように各セルを色でわかりやすくタグ付け
  • カスタムフォルダの作成
  • 任意のセルを非表示
  • セルの並び替え
  • 設定アプリに3D Touchを追加

これらの説明については以下で簡単に説明する。

パッケージ情報

PackagePreferenceTag3
Version1.0-2
Price$1.99
AuthorGabriele Filipponi
SectionTweaks
RepositoryBigBoss

iOS 9のiPhoneとiPodに互換性。iPadは未対応。

まずはPreferenceTagのパスコード設定

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設定>ギアアイコン(またはセル以外を左にスワイプ)

まず初めにPreferenceTagだけで使用するパスコードの設定を行う。

設定アプリを開き、右上のギアアイコンまたは設定アプリ内のセル以外の部分(項目がない何もない部分)を左にスワイプする。するとPreferenceTagのメニューが表示されるので、上から2番目にある「Passcode」ボタンをタップして4桁のPreferenceTag専用のパスコードを設定する。

ここで設定したパスコードはセルの無効/有効を切り替えるときや、セルをロックする時などに使用する。

また、セル上以外の部分を左にスワイプすると表示されるPreferenceTagメニューの「Passcode」からパスワードを変更することも可能。

 

各セルを有効/無効に

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任意のセル上を左にスワイプ>Disable

PreferenceTagのパスコード設定ができている場合は任意のセル(項目)を無効にすることが出来る。これはセルが非表示になるというわけではなく、項目がグレーアウトし単純に操作できなくするものである。

方法は無効にしたいセル上で左にスワイプする。するとセルの個別設定メニューが表示される。セルの個別設定メニューはPreferenceTagの設定よりも少し幅が小さいのでわかりやすくなっている。

個別設定メニューが開いたら「Disable」をタップし、予め設定しておいたパスコードを入力してセルの操作を無効にすることができる。無効に設定すると、画像のようにグレーアウトして操作することができなくなる。

 

一度Disableをタップして無効にしたセルは同じ手順でセル上を左にスワイプして「Enable」をタップしてパスコード入力するとグレーアウトが解除され再び操作可能になる。

また、セル上以外の部分を左にスワイプすると表示されるPreferenceTagメニューの「Disabled」から無効にしたセルの変更を行うことも出来る。

各セルにパスコードロックで保護

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任意のセル上を左にスワイプ>Passcode

予め設定しておいたパスコードで任意のセル操作をロックすることが出来る。方法は任意のセル上で左にスワイプし個別設定メニューを表示させる。その後「Passcode」をタップし、設定していたパスコードを入力する。

するとセルをタップまたは、セル上のボタン操作を行うとパスコード入力を求められ、入力すると操作できるようになる。もちろん設定アプリ内のセルであればほぼ全てのセルでロックをかけることができる。

 

MacのFinderのように各セルを色でわかりやすくタグ付け

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設定アプリ>「設定」をタップ>タグ分けしたリストが表示される

PreferenceTagはタグ付け機能も存在する。これはMacで採用されているものに近いもので、任意のものに色付きのタグを設定することで、その色が含まれるタグ別に表示してくれるというもの。

設定アプリ内の最上部にある「設定」をタップすると、タグの一覧が小さなウィンドウで表示される。任意のタグをタップすると、予めそのタグに設定しておいたセルが表示される。

画像の例の場合、iCaughtU Pro、Activator、VirtualHome、HideMeXに赤(red)のタグを設定した。タグを設定した後に、設定アプリ内の最上部にある「設定」をタップして表示されるタグリストの中から「red」をタップすると、先ほど登録した4つのセルが表示される。

 

タグの設定方法

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任意のセルをスワイプ>Tag

任意のセルにタグを設定するには、任意のセル上を左にスワイプして個別設定メニューを表示させる。その後「Tag」をタップし、任意のタグをタップして追加する。

タグは複数選択することができるので自由に設定しよう。また、個別設定メニューではなく、PreferenceTagメニューにある「Tags」をタップして、色や名前を自分で作成して追加することもできる。

 

フォルダに分けてすっきり表示

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設定>Cydia(任意のフォルダ)

PreferenceTagは任意のセルをまとめて1つのフォルダに格納することが出来る。例えば、Cydiaでインストールした脱獄アプリのセルをCydiaというフォルダにまとめることができ、設定アプリ内をすっきりさせることができる。

 

フォルダへセルを挿入と削除

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PreferenceTagにはデフォルトで幾つかのフォルダが作成されている。設定アプリ内の最下部にフォルダがまとめて表示されているので、任意のフォルダを選択する。

設定していなければ、セルは1つも入っていないので、右上の「Edit」ボタンをタップして、「Add」を選択し、セルを追加する作業を行う。Addをタップすると、挿入するセルを選択できるようになるので、1つ以上のセルを選択して右上の「Done」をタップして完了させる。

また、Addではなく、Sortでフォルダ内のセルの並び替えRemoveを選択するとセルを削除することができる。

 

フォルダの作成と設定

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セル以外を左にスワイプして表示させるPreferenceTagメニューからフォルダの編集を行える。PreferenceTagメニューの「Folders」を選択すると、これまでに作成されたデフォルトのフォルダを含む全てのフォルダが表示され、個別に編集ができる。

Foldersを選択すると、小さなウィンドウが表示されるので、左右にスワイプすることで、現在作成されているフォルダを確認できる。

 

フォルダの削除

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作成したフォルダは、上にスワイプするとフォルダを削除することができる。また、一番右にある、Createをタップすると新規フォルダを作成することができ、Resetをタップするとフォルダを初期化することができる。

 

フォルダ名とアイコンの設定

PreferenceTag3

任意のフォルダの「Personalize」をタップすると、フォルダに関する2つの設定を行うことができる。

1つ目は、フォルダアイコンの設定。アイコンを上下にスワイプすると、好みのアイコンを設定することができる。

2つ目は、フォルダ名の設定。右にスワイプすると上部のフォルダ名に赤い枠がフォーカスされる。その赤い枠をタップすると、キーボードが表示されるので任意のフォルダ名に変更することができる。

 

任意のセルを非表示

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非表示にしたいセルを左にスワイプして「Hide」を選択するとそのセルを非表示にすることが出来る。恐らく使わないだろう、というセルがあればHideで登録しておくと良いだろう。

 

非表示にしたセルを元に戻す

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一度非表示にしたセルは、セルがない部分を左にすると表示されるPreferenceTagメニュー内の「Hidden」で確認できる。

単純にオンとオフのスイッチで無効/有効を切り替え可能だ。

 

セルの並び替え

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セルの位置を調整するには、位置調整したいセルを左にスワイプし、「Position」をタップして小さなウィンドウ上で調整することが出来る。

これもまた、セル以外の部分を左にスワイプすると表示されるPreferenceTagメニューから位置をリセットすることもできる。

 

まとめ

PreferenceTagは、設定アプリ内のセル(各項目)の並びや、たくさんあるセルを任意の名前で作成したフォルダにまとめ、設定アプリ内をすっきり表示することが出来るTweak。

任意のセルを無効にしたり、パスワードでロックすることもでき、セルの設定は設定アプリを開いた画面だけでなく、設定>一般>アクセシビリティといったように設定アプリ内であればほぼ全てのセルの変更を行えるとても便利なTweakだ。

 

慣れるまではわかりにくいと感じるかもしれないが、セルを個別に設定するメニュー、設定した項目を管理するPreferenceTagメニューの2つがあることを頭に入れておくとわかりやすいかもしれない。

まだ少し不安定なところはあるが、好きなように変更できるのはとても便利で、今後に期待したいTweakだ。