iOS10.3.1の脱獄に成功しているPanguのデモの画像が公開される

中国のミニブログサイトである微博にて、PanguがAppleの最新のファームウェアであるiOS10.3.1の脱獄に成功している画像が公開された。

詳細な内容はわからないが、画像自体は本物である可能性が高い。

iOS10.3.1の脱獄に成功

iOSのセキュリティに深く関わっていると知られているMin Zheng氏Weiboにて投稿された画像である。画像はPanguが自ら投稿したわけではないが、Min Zheng氏がカンファレンスに参加していることを考えると脱獄に成功しているのは本物である可能性が高い。

今回のカンファレンスは、上海のメルセデス・ベンツ・アリーナで行われており、「Janus」と呼ばれているようだ。

上の画像は、会場の前にてチケットを手に持っている様子。

 

脱獄についての詳細は不明だが、画像を見る限りiPhone7がサポートされていることは確実であるようだ。iPhone7はmach_portalでの脱獄で不安定であったため、iPhone7向けのツールが新たに登場するのは嬉しい情報だ。

その他の噂や情報

今回のPanguに関してのいくつかの噂や情報をツイートしているアカウントが注目されている。現段階では以下のような噂がツイートされている。

  • このPanguによる脱獄はiOS10.3またはiOS10.3.1のみサポートされている。(Tweet)
  • すべての64bitデバイスがサポートされる。(Tweet)
  • 完全脱獄である(Tweet)
  • 「PP assistantに協力を求めており、合意した場合は1週間以内に10.3-10.3.1の脱獄をリリースする」と大胆な発言(Tweet)

このTwitterのアカウントが誰なのか具体的な情報や正しい情報であるかどうかがわからないため、フェイクである可能性、または噂の段階であると考えておいたほうが良いだろう。

情報が正しければ、すでに脱獄しているユーザーはそのまま待機し、iOS10.3.1のSHSH2を保存、脱獄していないユーザーはiOS10.3.1で待機するのが良さそうだ。

情報・参考