iPhoneの通知をWindows10のデスクトップ上で取得する方法 [要脱獄] 2016/06/22Pey Tips コメントを投稿するiPhoneはメールや電話以外にアプリの通知もあるが、これらのすべての通知はもちろんiPhone上でしか確認できなかった。iPhoneを常に近くに置いておけばほとんどの通知に気づくことができるかもしれないが、そうでなければ気づかないことがある。例えばかばんの中にiPhoneを入れたままの時に限って電話がかかってくる服のポケットにiPhoneを入れたままの時にメッセージを受信などなど。ここで紹介する方法を行うと、これらのケースを防ぐことが出来るかもしれないので是非試してほしい。 もくじ簡単な説明事前注意手順1. iPhoneの通知をWindowsのデスクトップ上に通知Growl for WindowsをダウンロードGrowl for Windowsをインストール脱獄デバイスにGrowlNotifierをインストールGrowl for Windowsを起動Securityの設定GrowlNotifierでAdd serverで設定通知テスト手順2. 通知をトースト通知しアクションセンターにも表示GrowlToToastをダウンロードDisplaysフォルダー内に「GrowlToToast」フォルダーを作成「GrowlToToast」フォルダー内にダウンロードしたファイルを挿入DisplaysタブでGrowlToToastの設定その他出典または引用 簡単な説明 ここでの手順を行うとiPhoneの通知をWindows10のデスクトップ上にも通知することができる。以下の手順全てを行うことで、上の画像のようにトースト通知、アクションセンターにも表示させることが出来る。通知できるのはiPhoneで受信できる通知の多くのものであるが、全てではない。例として以下の様なものをPC上に通知できる。メールメッセージ不在着信アラーム/タイマーゲーム、アプリの通知やおしらせなど事前注意Windows10のみ対応脱獄済みのiPhoneが必要全てのアプリやサービスに対応していないPCとiOSデバイスが同じWiFi上で接続している場合のみ有効ここでの手順を行うためには上記のような条件や注意点がある。また、手順の中で3つのソフトをダウンロード、インストールする必要がある。Growl for WindowsGrowlNotifierGrowlToToast1つ目は「Growl for Windows」。 これはWindowsにインストールするものでデスクトップ上にポップアップ通知してくれる便利な通知システム。Mac版も用意されている。2つ目は「GrowlNotifier」。 これは脱獄アプリなのでiPhone上にCydiaを通じてインストールする。GrowlNotifierをインストールすると、iPhoneで受信した通知をGrowlがインストールされているPCにプッシュ通知することができる。3つ目は「GrowlToToast」。 こちらはGrowl for Windows用のアドオンのようなもので、通常の通知をWindows10のトースト通知に対応させてアクションセンターにも表示させることが出来る。 手順1. iPhoneの通知をデスクトップに通知Growl for WindowsをダウンロードまずこちらのページからGrowl for Windowsをダウンロードする。 アクセスすると右上の緑色のダウンロードリンク「Download Growl」からGrowl for Windows(GrowlInstaller.exe)をダウンロードできる。ファイルはわかりやすい場所に保存する。Growl for Windowsをインストール先ほどダウンロードしたGrowl for Windows(GrowlInstaller.exe)をダブルクリックしてGrowlをPC上にインストールする。脱獄デバイスにGrowlNotifierをインストール脱獄済のiPhoneでCydiaを開き、「GrowlNotifier」を検索し、インストールする。インストール後はSpringBoardを再起動(リスプリング)する。Growl for Windowsを起動GrowlがPCにインストールできたら起動させる。ファイアーウォールでブロックされていると表示された場合は「アクセスを許可する」をクリックする。Growlを起動するとウィンドウが表示されるわけではない。Windowsのタスクバーの右下にGrowlのアイコンが表示されているのでダブルクリックして、Growlの設定ウィンドウを表示させる。Securityの設定Growlの設定画面を開き、Securityタブを開く。「Allow network notifications」にチェックを入れる。「+」ボタンを押してパスワードを設定するGrowlNotifierでAdd serverで設定iPhoneの設定を開き、脱獄アプリGrowlNotifierの設定を開く。Add serverをタップしてAddressとPasswordを入力する。PasswordはStep4で設定したものを入力する。AddressはIPv4アドレスを入力する。(詳細)通知テスト設定ができたらiPhone上から通知テストを行うことができる。iPhone上で設定したネットワーク画面の右上に「Test」ボタンがあるのでタップする。問題なく通知が出来た場合はiPhone上には「GrowlNotifier」の通知のポップアップが表示され、Windowsのデスクトップ上にはテスト通知のポップアップが表示される。通知だけに関して言うと、ここまでの手順で十分だが、Windows10風のトースト通知やアクションセンターにも表示したい場合は以下の手順を行う。手順2. トースト通知とアクションセンターにも対応左:デフォルト 右:トースト通知以下の手順を行うと、通知をトースト通知に変更し、さらにアクションセンターにも表示させることが出来る。 GrowlToToastをダウンロードこちらのページにアクセスし、GrowlToToastの最新バージョンをダウンロードする。本記事執筆時点ではv0.2a3となっている。DownloadsにあるGrowlToToast-v0.2a3.zipをクリックしてダウンロードする。Displaysフォルダー内に「GrowlToToast」フォルダーを作成C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Growl\2.0.0.0\にある「Displays」フォルダー内で右クリックし、新規フォルダーを作成し名前を「GrowlToToast」としてフォルダーを作成する。(スタートメニューを開き「%LocalAppData%\Growl\2.0.0.0\Displays」をペーストで素早くアクセス可)「GrowlToToast」フォルダー内にダウンロードしたファイルを挿入Step1でダウンロードしたGrowlToToast-v0.2a3.zipを展開し、中にあった複数のフォルダーやファイルをまとめて、先ほど作成したGrowlToToastフォルダー内にドロップする。その後、一度Growlを再起動する。(Windows上のタスクバーのGrowlを右クリックして終了し、再びGrowlを起動。)DisplaysタブでGrowlToToastの設定WindowsのタスクバーにあるGrowlアイコンをダブルクリックして設定を開く。「Displays」タブを開く左にある「GrowlToToast」をクリック右パネルの「Ignore~」と「Show~」と「Keep~」の3つにチェックを入れる。右下にある「Set as Default」をクリックその他IPv4アドレスの調べ方Windowsスタートメニューで「ネットワークと共有センター」を検索してネットワークと共有センターを開く。「アクティブなネットワークの表示」の項目にある「接続」の右にあるネットワークをクリックする。(イーサネット等)「詳細」ボタンをクリックするIPv4 アドレスに表示されている「192.168」から始まるアドレスがIPv4アドレス 出典または引用https://www.reddit.com/r/jailbreak/comments/4ncvo4/tutorial_how_to_get_iphone_notifications_into/https://github.com/Elusive138/GrowlToToasthttps://www.reddit.com/r/jailbreak/comments/337pli/tutorial_how_to_setup_push_notifications_using/ The following two tabs change content below.この記事を書いた人最新の記事PeyiPhoneやiOSとMacやWindowsなどPC全般の事を記事にしています。 最新記事 by Pey (全て見る) 週間Tweaks:ステータスバーの時刻をダブルタップで日付に切り替え「DateTap」など - 2018/02/12 週間Tweaks:iPhoneXでスワイプアップでロック「SwipeUpLockX」やドックをカスタマイズ「Marina」など - 2018/02/05 週間Tweaks:iPhoneXのアプリスイッチャーでスワイプでアプリ終了「EasySwitcherX」など - 2018/01/29